2010年6月29日火曜日

エモック・ニュース 2010/06/28 配信

■ バンコク 伊勢丹、6月24日に営業再開しました


反政府デモの影響で4月3日から営業を見合わせていたバンコク伊勢丹が、6月24日に営業を再開しました。 デモ終了後の建物の安全が確認。 日系百貨店の営業再開は在タイ邦人の間で明るい話題として受け止められています。
詳しくは伊勢丹バンコク → http://www.isetan.com/icm2/html/com/jp/bangkok/



■ 関空連絡橋、割引期間を延長 2011年3月31日まで

NEXCO西日本は、2009年4月29日から実施している関西国際空港連絡橋(道路)の移管特別割引の期間を、当初予定していた2010年6月30日から、2011年3月31日まで延長すると発表しました。 「関西国際空港連絡橋(道路)の移管特別割引」は、ETC利用車で料金所をETC無線通信により通行した場合に適用されますが、適用を受けることができるのは朝夕各1回のみとなります。

割引率は通勤割引で最大50%、深夜割引で最大30%、普通車ならば通常800円が、通勤割引で400円に、深夜割引で550円になります。 ETCマイレージサービスの適用もあり、利用金額50円につきNEXCO西日本のマイレージポイントが1ポイント付与されます。 NEXCO西日本では2011年3月31日までの延長としていますが、高速道路料金の割引制度が見直された場合は、期限前に終了することがあると説明しています。



■成田でボディスキャナー開始へ-国交省、7月5日から実証実験

国土交通省は7月5日から9月10日の期間、成田国際空港でボディスキャナーの実証実験をおこなう。これは3月13日に東京で開催されたアジア太平洋地域航空保安大臣会合における共同宣言をうけてのもの。ボディスキャナーは服の下を透視する機械で、航空機内に持込が禁止される物質の中で、金属探知機では探知できない化学物質などを発見するための対策として、各国で導入が進められている。

設置場所は第1旅客ターミナル南ウイング出発ロビー4階の保安検査場入り口付近で、入り口手前に区画を設定する。実験はボディスキャナー5機種に対し、7月5日から9日、7月20日から24日、8月2日から6日、23日から27日、9月6日から10日の全5回で実施する。対象は空港を利用する日本人旅客で、主旨を理解した任意の旅客の協力で実験し、協力者の反応や検査の流れのスムーズさなどを評価する。

実験は航空保安検査のためのものではないため、協力者は別に通常の検査を受ける必要があるが、協力した旅客を調査担当者が保安検査場に優先的に案内することで、スムーズな検査の流れを確保するという。

また、懸念されている個人プライバシー保護への配慮については、画像の顔をぼかして本人が特定できないようにする、画像分析者は被験者と同性の調査員にする、被験者が見えないところで分析する、画像は保存せず破棄する、などの配慮をするという。また、国土交通省では実験会場の手前に説明用スペースを確保し、実験の主旨を十分理解してもらったうえで協力してもらえるよう配慮するという。

なお、保安検査場の閑散時間帯において、模擬の爆発物や凶器などをつかった検知能力実験も同時に実施する。



■ クイーン・メリー2、広島に初寄港します

クルーズバケーションによると、キュナード・ラインの客船クイーン・メリー2(QM2)が、2012年のワールドクルーズで広島に初寄港すると発表。 QM2 は2009年の日本初寄港から4年連続で日本に寄港しており、2012年は広島のほか、2011年に続いて2度目の大阪、2010年から3年連続となる長崎への寄港を予定。 日程は1月10日に母校であるイギリスのサウサンプトンを出港、カナリア諸島やケープタウン、オーストラリア、日本、東南アジアン、ドバイ、スエズ運河、地中海を航行してサウサンプトンに戻る109日間。区間クルーズは日本発着はないものの、シドニー発着のオーストラリア周遊など6本を設定。 さらにQM2のみならず、クイーン・エリザベス(QE)も2012年にワールドクルーズを実施します。 QM2とQEが同日にサウサンプトンから出港し、同日に帰着するワールドクルーズは初めてのこと。 QEは出港後、ニューヨーク、カリブ、パナマ運河、メキシコ、南太平洋、オセアニア、香港、インド、中東、地中海などをめぐる。区間クルーズも5本設定。 両客船とも、予約は本年7月15日から開始します。



■ 全日空、羽田発の国際線を追加発表

全日空(NH)は10月31日、羽田発着のロサンゼルス、ホノルル、シンガポール、バンコク線の運航を開始することを決定。すでに発表済みの台北(松山)線と、現在チャーター便として運航するソウル(金浦)、北京、上海(虹橋)、香港線も定期便化します。香港線は深夜便から昼間便に変更します。 これにより、NHが運航する羽田発着の国際線は9路線となり、1日の運航便数は、ソウル線の増便とあわせて1週間あたり98便となります。 航空券の販売開始日は7月1日を予定してます。

【NH 羽田国際線運航スケジュール】

ロサンゼルス線(機材:ボーイングB777-200ER型機 座席数:223席 ビジネスクラス70席

、プレミアムエコノミー36席、エコノミークラス117席)

(2010年10月31日~11月7日、2011年3月14日~3月26日)

NH1006便 羽田 00時05分発/ロサンゼルス 17時55分着※前日

NH1005便 ロサンゼルス 00時55分発/羽田 05時00分着※翌日

(2010年11月8日~2011年3月13日)

NH1006便 羽田 00時05分発/ロサンゼルス 16時55分着※前日

NH1005便 ロサンゼルス 00時10分発/羽田 05時15分着※翌日

ホノルル線(機材:ボーイング767-300ER型機 座席数:214席 ビジネスクラス35席、エコノミークラス179席)

NH1062便 羽田 00時30分発/ホノルル 12時40分着※前日

NH1061便 ホノルル 18時15分発/羽田 22時30分着※翌日

シンガポール線(機材:ボーイング767-300ER型機 座席数:214席 ビジネスクラス35席、エコノミークラス179席)

NH151便 羽田 23時30分発/シンガポール 06時20分着※翌日

NH152便 シンガポール 22時00分発/羽田 06時00分着※翌日

バンコク線(機材:ボーイング767-300ER型機 座席数:214席 ビジネスクラス35席、エコノミークラス179席)

NH173 羽田 00時30分発/バンコク 06時00分着

NH174 バンコク 22時40分発/羽田 06時30分着※翌日

台北(松山)線(機材:ボーイング767-300ER型機 座席数:214席 ビジネスクラス35席、エコノミークラス179席)

14往復/週(運航スケジュールは調整中)

詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。



■ 有給休暇取得、最多は30代、最少は50代-平均消化日数は1.4日増加

エクスペディア・ジャパンが実施した「有給休暇の取得実態に関する調査」によると、日本人の有給休暇の平均給付日数は16.6日(前年:14.9日)で、平均消化日数は9.3日(同:7.9日)と増加し、平均取得率は56.0%で前年よりも3ポイント改善。 年代別では30代が平均9.9日と最も多く、40代が9.8日と続く。20代は9.1日で、最も少なかったのが50代の8.6日でした。 休暇が取れない理由は「仕事が忙しい」(44.8%)、「病気や急用などのために休暇を残しておきたい」(39.7%)で1位、2位となりました。 ただし、「休暇をとると上司や同僚に迷惑がかかるから」(27.6%)、「上司や同僚があまり休暇をとっておらず、とりづらい雰囲気だから」(23.9%)が続いており、周囲に休暇取得をする人が少ないことで休暇取得を遠慮する傾向があることがうかがえます。 「同僚が休むと自分に負担がかかり迷惑がかかると感じている」人は55.9%となったことから、エクスペディア・ジャパンでは仕事の分担化の必要性が高いと評してます。 また、有給休暇を取得して実行したいことは「1泊以上の国内旅行」(53.9%)と最も多く、「近場(アジアなど)の海外旅行」(24.4%)、「遠出(欧州やアメリカなど)の海外旅行」(20.7%)と続きました。 欧米の主要国と比較すると、取得率93.0%と最も高いフランスは平均給付日数が37.4日、平均取得日数が34.7日。 日本以外の調査対象国の中で平均給付日数が最も少なかったアメリカでも、平均給付日数は日本とほぼ同じ16.9日ですが、平均日数は14日で平均取得率は83%。 同調査は5月18日から5月19日まで、20歳以上59歳以下の有職者を対象に実施し、有効回答数は516人。 その他、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、カナダ、オーストラリアでも同様の調査を実施しました。



■ メキシコ 銀行でのドル現金両替などを規制します

メキシコ大蔵公債省は6月16日、「信用機関法第115条に関する一般規則を改定・追加する決議」を官報公示しました。

同決議は犯罪組織などの資金洗浄取り締まりが目的で、銀行でのドル現金両替などに規制を設けるものです。 外国人旅行者が銀行で両替する際、パスポートと滞在許可証(入国カードの半券など)の提示が必要になります。 また1ヵ月に累計で1,500ドルを超す両替は認められなくなります。 適用は規制内容によって異なりますが、早いものでは6月21日から規制します。



■メキシコ、メキシコシティ国際空港(第2ターミナル)でのご注意

在メキシコ日本国大使館より、メキシコシティ国際空港で発生したトラブルに関し、注意喚起が出されておりますので、以下にご案内いたします。

メキシコシティ国際空港(第2ターミナル)において、セキュリティ・チェックを受ける際、同所を警戒している警察官らにさらなる検査を理由に別室に連れて行かれ、遠回しに金員を要求される事案が2件発生しています。

1件は「大使館に連絡する」旨を強く要求したところ、何も取られずに解放されていますが、もう1件は飛行機に乗り遅れることを避けたかった被害者が、現金を渡しています。

テロ防止のため空港や警備当局の取調べに対して協力する必要はありますが自らに非が無く、明らかに因縁を付けている又は金員をたかっていると判断される場合には「自分には非はない、日本大使館に連絡したい」と強く要求し、携帯電話でその場から当館に連絡してください。

また、これら案件に対して、当館から関係当局に申し入れを行う予定です。

よって、潜在的被害を把握したいと思いますので、もし同様の被害(未遂を含む)を受けている方がいらっしゃいましたら当館領事班までご連絡ください。

※お問い合わせ先: 在メキシコ日本国大使館領事班

 電話: (55)5211-0028

 対応時間: 平日 09:15~13:30 / 15:00~18:30



■ ハリー・ポッター映画の世界、ユニバーサル・オーランド・リゾートに開園しました

オーランド観光局によると、ユニバーサル・オーランド・リゾート内に「『ハリー・ポッター』映画の世界」がオープン。 200億米ドル(約1兆8162億円)以上を投じて建設したもので、アイランズ・オブ・アドベンチャー内に、ホグワーツ魔法魔術学校やホグズミード村など、ハリー・ポッターの世界を再現した。各種アトラクションに加え、作品中で登場した食べ物が楽しめるレストランや、グッズが購入できる店もあります。 最新情報は、 http://www.universalorlando.com/home/harrypotter.aspx# (英文)をご覧下さい。


■ 大韓航空、燃油サーチャージ据え置き-アシアナ航空は値上げします

大韓航空(KE)は7月1日から9月30日までの発券分について、燃油サーチャージを据え置くと発表。 日本発韓国行きは片道500円で、福岡発釜山行きのみ400円。 一方、アシアナ航空(OZ)は8月1日から9月30日までの発券分について値上げを決定しました。日本発韓国行きは一律1000円。 OZではこれまで、インド行きの燃油サーチャージをベトナムとカンボジア、フィリピン以外の東南アジアと同額に設定してましたが、今回から個別に設定することとしました。

【KE燃油サーチャージ※2010年4月1日~9月30日発券分 (路線/燃油サーチャージ額)】

福岡発釜山/400円 その他日本発韓国/500円 中国、モンゴル、香港、マカオ、台湾、極東ロシア/2000円

フィリピン、ベトナム、カンボジア、グアム/3000円 その他東南アジア/4000円 南アジア、ウズベキスタン、

ハワイ/6000円 欧州、アフリカ、中東、北米、南西太平洋/1万円 南米/1万3000円

【OZ燃油サーチャージ※2010年8月1日~9月30日発券分 (路線/新燃油サーチャージ額/旧燃油サーチャージ額)】

韓国/1000円/500円 中国、香港、台湾/3500円/2500円 サイパン、ベトナム、カンボジア、フィリピン、

CIS/4000円/3000円 その他東南アジア/6500円/4500円 インド/8500円/4500円 北米、欧州、

オセアニア/1万4000円/1万500円



■ 全日空、国内線、国際線で機内サービスを拡充します

全日空(NH)は7月1日、メニューの中から好きなものを選べるサービス「ANA My Choice」に新たなメニューを導入するとともに、 一部メニューの提供路線や時間を拡大します。 国際線では、ホノルルを除く欧米路線ビジネスクラスの機内食をプレミアムエコノミーとエコノミークラスでも提供。 7月1日にウェブサイトで事前予約を開始し、7月3日出発便からアップグレードできるようになります。 料金は8000円で、食事2食とビジネスクラスの飲み物1杯が含まれます。 また、成田/ホノルル線では、限定の軽食メニューを用意し、1000円で提供します。 国内線では、スターバックスハウスブレンドを300円で提供するほか、プロペラ機材での運航便もANA My Choiceを利用することができるようになりました。 このほか、空港ラウンジの利用時間も拡大。 これまでは時間帯を限定していましたが、7月1日から成田、羽田両ラウンジを終日利用できるようにします。 なお、国際線の一部路線で提供を開始したタッチパネル式スクリーンのミールオーダー機能について、操作性や利便性が損なわれたとして一時休止していますが、早期の再開をめざしてます。 詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。



■ ウィーン/オーストリア ストリート フェスティバル開催されます

8月14日、街中を巻き込むダンスイベント「ストリート フェスティバル」が開催され、ウィーンのリンク大通りがダンスフロアに変わります。 当日13:00、オペラ座前をスタートするパレードは、市庁舎前広場へ向かいます。 約20の移動ステージでは、ウィーンの最新シーンを代表するDJやミュージシャンがディスコ、レゲエ、テクノ、トランス、ヒップホップなどのサウンドで街を盛り上げます。

昨年は、当初強い雨に見舞われながらも、1万人の人々が街中に出現した巨大ダンスフロアを楽しみました。

詳しくは、http://www.streetfestival.at/ をご覧下さい



■スカイチーム、中国東方航空との合意書調印、アジアの加盟社拡大へ意欲

スカイチームは6月22日、加盟航空会社の最高経営責任者や会長がニューヨークに集結し、中国東方航空(MU)の加盟に向けたプロセスを正式に開始する合意書に調印した。6月10日にはベトナム航空(VN)が正式加盟しており、この2社の加盟により1日の運航便が10%増加することになる。現在、アジアでは大韓航空(OZ)と中国南方航空(CZ)が加盟しており、MUが今後、正式加盟するとアジア系航空会社は4社になる。スカイチームではさらにアジア系航空会社を迎え入れる方針で、スカイチームのマネジングディレクターであるマリ・ジョセフ・マレ氏は「アジア地域のお客様のための航空連合」として成長させていくと語った。

また、スカイチームは今年の創立10周年を機に、アライアンスの成長戦略に沿った新しいメンバーシップ・プログラムを導入。従来の「アソシエイトメンバー」資格をなくし、メンバーシップを統一したことで、アソシエイトメンバーであったエア・ヨーロッパ(UX)、ケニア航空(KQ)、タロム航空(RO)も正式メンバーとなった。これにより、スカイチームは2000年の創立以来、加盟航空会社が約3倍の13社に増加。運航フライト数は約2倍の1日1万3000便以上、就航都市数は約2倍となる169ヶ国898都市に拡大した。

■ 外務省/海外安全情報

レソト:南アフリカからの陸路による入出国時の注意
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C188

レバノンに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T076

カンボジア:タイとの国境地帯(オッドーミエンチェイ州)におけるカンボジア,タイ両国軍の衝突(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C186

イラク:バグダッドほかイラク各地における爆弾テロの発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C184

イエメン:アデン市における治安機関襲撃事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C185

ペルーに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T075



● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。