■ 全日空、8・9月の燃油サーチャージを値上げします
全日空(NH)は、8月1日から9月30日発券分までの国際航空券について、燃油サーチャージを値上げすることを発表しました。
これは、改定基準となる直近2ヶ月のシンガポールケロシン市場価格の平均が、1バレルあたり91.71米ドルと90ドル以上となり改定に至りました。 現在国土交通省に申請中。 片道1区間あたりの燃油サーチャージ額は、ハワイをのぞく北米・欧州・中東方面が1万4000円(現1万500円)、ハワイ・インドが8500円(現6000円)、タイ・シンガポール・マレーシアが6500円(現4500円)、ベトナム・サイパンが4000円(現3000円)、香港・台湾・中国が3500円(現2500円)、韓国が1000円(現500円)になります。 なお、日本航空(JL)もすでに燃油サーチャージ額を国土交通省に申請しており、7月1日から9月30日発券分までは現行通り据え置くと決定。 これにより、8月、9月の繁忙期にNHはJLよりも高い燃油サーチャージ額を設定することとなります。 NHでは、2009年10月1日発券分から設定期間をそれまでの3ヶ月間から2ヶ月間に変更。 燃油サーチャージ額の改定期間を短くすることで燃油価格の動向を早期に反映し、燃油サーチャージとの乖離による消費者の不信感を解消するねらいがありました。
■ 京成スカイライナー 来月、7月17日(土)から新路線で開業します
新型スカイライナーは、最高時速160kmで新しいアクセスルートを走行し日暮里駅から空港第2ビル駅までを36分で結びます。
これにより現行ルート経由の51分運行から15分の短縮が実現し、速達性が大幅に向上します。 全車両禁煙、料金2、400円に変更されます(特急料金+乗車運賃)。 7月16日までは、現行の1,920円で乗車できます(1号車と8号車は、喫煙車両)。
京成船橋駅からは、CITY LINERとして運行し全車両禁煙です。
詳しくは、http://www.keisei.co.jp/keisei/tetudou/skyliner/jp/index.html をご覧下さい。
■ 2010年FIFAサッカーワールドカップ・南アフリカ大会開催に伴う注意喚起
FIFAサッカーワールドカップ南アフリカ大会は,6月11日から7月11日まで開催されます。
外務省 渡航情報詳細は、http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C175 をご覧下さい。
世界的なスポーツ・イベントで注目されているだけあり、現地では慎重な行動を呼びかけています。
○南アフリカ 特に都市中心部における治安の悪さと凶悪犯罪の発生状況は深刻です。 期間中は、外国人観戦者を狙った犯罪の増加が見込まれるほか、南アフリカ大会を狙ったテロ計画があるとの報道もあり。 この期間に南アフリカに渡航・滞在される方特に大会観戦を予定されている方は、再度、以下の諸点に留意しつつ、犯罪やテロなど不測の事態に巻き込まれないよう十分な安全対策を講じてください。
○観戦チケットは必ず正規の方法で入手し、だふ屋など偽チケット売人から買わないよう注意してください。 チケットの引換えに際しては安全な引換所を選ぶとともに、引換所への移動の際には、常に周囲に注意してください。
○日中であっても,単独の行動は避け,現地の事情を知る人との行動を心掛けるとともに、移動は近距でも車を利用してください。特に、夜間は,極力外出を避け、グループでレストランに行く場合も必ず車を利用するとともに、乗降時には強盗等の被害に遭わないよう常に周囲に注意してください。 ツアー旅行者で、市内観光を希望される方は、必ず,添乗員等のツアー関係者に安全な移動方法等を確認してください。
○ワールドカップが開催される6月から7月は、南半球に位置する南アフリカでは冬ですので、特に夜間行われる試合の観戦には防寒具が必要です。 また、南アフリカの医療費は高額であり,施設の整った病院で治療を受ける際には事前に海外旅行保険
証書(又は保険カード)の提示を求められることがありますので、日本出発前に十分な補償内容の海外旅行保険に加入されることをお勧めします。
■ スカイチームにベトナム航空(VN)が正式加盟-7月にはデルタ航空(DL)とコードシェア運航します
ベトナム航空(VN)は6月10日、スカイチームに正式加盟しました。 この加盟で、スカイチームに20都市の新たな就航地が加わることになります。 VNは7月以降、アライアンスパートナーであるデルタ航空(DL)の成田発着便とコードシェアを開始。コードシェアの対象はベトナム/米国間で、成田での途中降機や成田/ベトナム間は対象外です。 アジア系航空会社の加盟は中国南方航空(CZ)、大韓航空(KE)に続いて3社目で、今後は中国南方航空(MU)が2011年半ばに加盟する予定です。
スカイチーム ホームページ → http://jp.skyteam.com/
■ (査証情報) 中国 (大阪領事館) 査証申請時の旅券残存期間の変更します
30日滞在可能な一次査証申請時の旅券残存期間が 4ケ月以上から6ケ月以上に変更されました。 旅券残存期間を再度ご確認ください。 無査証入国が可能な国(日本旅券の場合)でも、入出国時に6ケ月以上の旅券残存期間を求められる場合があります。 旅券有効残存期間が1年以下の場合には旅券の更新が可能です。 海外出張の際には旅券有効残存期間をご自身でご確認ください。
■ デルタ航空、関空/シアトル線に就航-4日には北京、アジアへの玄関口になります
デルタ航空(DL)は6月7日、関空/シアトル線のデイリー運航を開始しました。 大阪(関西空港)発は6月8日からで、ユナイテッド航空(UA)のサンフランシスコ線に続く2本目の北米線となります。 DLは6月4日には北京/シアトル線の運航を開始しました。 シアトル発着では成田線も運航しており、「DLはシアトルをアジアへのゲートウェイとして展開しており、太平洋岸北西部の経済成長と旅行の機会を継続的に創出できる」とアピールしてます。
■ クイーン・メリー2、来春大阪に初寄港します
キュナード・ラインはクイーン・メリー2(QM2)の2011年のワールドクルーズで、 大阪に寄港することを決めました。 大阪への寄港はQM2としては初めてのことで、寄港日は3月11日は当初予定していた横浜寄港を大阪に変更したもの。 3月12日に予定する
長崎寄港に変更はありません。 QM2の2011年のワールドクルーズは102日間で地球を一周します。 1月4日にニューヨークを出港し、日本では大阪と長崎に寄港。
■ ペルー、7月01日よりクスコ発マチュピチュ行の列車運行再開します
「ペルー公共交通整備機構」(OSITRAN)によりますと、今年 2010年2月に発生いたしました水害の影響により、クスコ(Okm地点)~マチュピチュ村(110Km地点)のレールの復旧工事は、最終的に6月30日までには100%完了するとの報道がありました。
これにより、2010年7月01日より、クスコ発(Poroy駅)~マチュピチュ村行き列車の運行が再開される予定です。
■ エア・アジアX(D7)、羽田線就航を申請しました
マレーシアの低コスト航空会社(LCC)のエア・アジアX(D7)が6月9日までに、羽田/クアラルンプール線の就航を国土交通省に 申請したことがわかりました。 認可がおりれば、羽田の国際線定期便では初めてのLCCとなり注目されてます。 マレーシアには深夜早朝時間帯で1枠が配分されています。 エア・アジアXは今冬の就航を目指しており、機材はA330型を使用する計画。 エア・アジアXは、アジア大手LCCとして知られるエア・アジアの子会社として06年に設立。 国際線の中長距離線を格安運賃で運航しており、中国、インド、オーストラリア、中東などに就航しています。 設立当初から日本市場への参入を模索しており、08年には建設中だった茨城空港を経営トップが視察したほか、新千歳、中部、福岡なども参入の候補地に挙げていました。 また、今年初めには成田へも乗り入れを打診していた経緯があります。
■ メキシコ 外交・公用目的で査証不要になりました
外交・公用旅券所持者が出張などの短期滞在でメキシコを訪問する際には査証は不要となりました。 詳細は渡航者本人から 大使館に事前確認いただきますようお願いいたします。
○在日メキシコ合衆国大使館 http://www.sre.gob.mx/japon/
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-15-1
電話番号
(大使館)03-3581-1131
(領事部) 03-3580-2961 FAX 03-3581-4058
開館時間:9:00~17:00 月曜日から金曜日。
■ タックスフリー情報のiPhoneアプリ、日本語版を公開しました
グローバル・ブルー・ホールディングス(旧グローバル・リファンド)はこのほど、iPhoneとiPod Touchに対応したアプリケーション「i-Shop」の日本語版を公開しました。 これは最寄りのタックスフリーショップのリスト表示やショップ検索、ショップまでのナビゲーション、開催中のキャンペーンやセールス情報の確認などができるもので注目を浴びています。 アップルのApp Storeから無料でダウンロード可能。 現在は韓国、シンガポール、イギリス、スペイン、オランダ、ドイツ、デンマークの7ヶ国で使用可能です。
言語は日本語のほか、英語と中国語、インドネシア語に対応しています。
■ タイ 例年に比べデング熱が流行中です
日本では馴染みのない名前の感染症ですが、マラリアと同様にアジアや太平洋諸島など熱帯亜熱帯地域に広く分布するウイルスによって引き起こされる感染症です。デング熱は流行する地域全体で年間約1億人の患者が発生しており、昨年は広い地域で爆発的な流行が頻発しました。マラリアと異なり、デング熱を媒介する蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ)は空き缶などに溜まった水や竹の切り株に溜まった水でも発生するために都会で流行することも多く、ある意味ではマラリアよりも感染する危険性は高いと言えます。
1 感染源
デング熱ウイルス(フラビウイルス属で1~4型まである)を保有している蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカなど)に吸血されることにより感染します。
2 症状
3~15日、通常5~6日の潜伏期(蚊に刺されてからウイルスが体内で増えるまでの期間)を経て、突然の発熱ではじまる。熱は38~40℃程度で5~7日間持続し、激しい頭痛、関節痛、筋肉痛、発疹を伴います。この発疹は風疹と同じような小さな紅斑で、痒みや痛みはありません。また、軽い皮下出血が足腿部、腋下、手のひらに発熱期の最後や解熱後に現れます。
3 治療方法
一般に対症療法だけで特効薬はありませんが、特別な治療を行わなくても軽症で済むケ-スが多く、死亡率は1%以下であるといわれています。しかし、最近の傾向として、まれにデング出血熱という重症な疾患になる場合が多くなってきております。
4 予防方法
予防接種も、マラリアに対するクロロキンなどのような予防薬もありませんので、蚊に刺されないようにすることが唯一の予防法です。短期間の滞在であれば、防虫スプレ-や蚊取り線香あるいは厚手の服の着用(長袖、長ズボン)である程度は予防できます。電気蚊取器は電力事情が悪い外国(流行地域は全て良くない)では停電などのために使用不能になる場合が多いのでお勧めしません。やはり昔ながらの蚊取り線香が一番です。長期の滞在であれば、思い切って蚊帳を購入することをお勧めします。
■ 春秋航空、茨城/上海間の就航を表明
中国の格安航空会社(LCC)、春秋航空(9S)が茨城空港への就航を表明しました。 9Sでは、茨城/上海浦東間を7月末から2ヶ月プログラムチャーターとして運航し、その後定期便化をめざします。 機材は、総座席数180席のエアバスA320型機を使用する計画で、運航便数は週3便程度の見込み。 運航スケジュールは国土交通省や防衛省、百里基地などとの調整後に決定。
■ 中国 日本からの粉ミルクの持ち込み禁止になりました
(在上海日本国総領事館緊急一斉通報より)
上海出入境検験検疫局は、5月31日付けで以下の「日本の粉ミルクの持ち込み禁止についての通知」を出しましたので、お知らせいたします。 詳細は上海出入境検験検疫局のホームページ(http://www.shciq.gov.cn/templates/detail.jsp?id=12477)をご確認ください。「日本の粉ミルクの持ち込み禁止についての通知」 2010年4月7日、日本で口蹄疫が発生しました。我が国への口蹄疫の侵入を防止し、畜産業の安全と人体の健康を保護するため、国家質量検疫総局と農業部は、2010年4月30日に第45号共同公告を公布し、郵送或いは旅行者が携帯して日本の偶蹄類及びその産品を持ち込むことを禁止しました。禁止された産品が発見された場合、日本へ返送するか廃棄処分されます。出入境検験検疫局は国家質検総局の要求に従い、エックス線による検査、検疫犬及び現場での抽出検査等により、日本から入国する旅行者の携帯品、郵送物の検査を実施いたします。
粉ミルクは偶蹄類の産品であり、口蹄疫を蔓延させる危険があるため、日本の粉ミルクを携帯或いは郵送で持ち込まないよう注意してください。
■ 香港政観、「サマー・スペクタキュラー」開催、ドラゴンボートの祭典も開催中です
香港政府観光局(HKTB)は6月11日から8月31日かけて、「香港サマー・スペクタキュラー」を開催。期間中に開催される多数のイベントに焦点をあてて紹介するほか、ホテルやレストラン、ショッピングモールでの限定特典などを提供。HKTBでは2010年、「Festive Hong Kong 2010」をテーマにプロモーションを展開しており、サマー・スペクタキュラーもこの一環です。 イベントでは、「ランカイフォン・ビール&フード・フェスティバル」や「サマーポップ-ライブin香港」、「アジアユースオーケストラコンサート2010」、「香港インターナショナル・ティー・フェア2010」、「チャイニーズ・オペラ フェスティバル2010」などが開催されます。HKTBでは、香港のビジターセンターで、一部のイベントのチケットを先着順で無料配布します。 初めて「香港ドラゴンボート・カーニバル」も開催します、日本からも3チームが参加する「香港国際ドラゴンボート・レース」のほか、ビールや軽食、ライブ演奏などが楽しめます。 このほか、特典では10ヶ所の主要ショッピングモールで無料ギフトなどを提供。 130軒以上のレストランでも、1杯注文すると2杯目を無料にする特典などを付けます。さらに、65軒のホテルなどで2泊3日の特別宿泊パッケージが提供されます。
■ エジプト航空、関空/カイロ線が好調、6 月から週4 便の運航になりました
エジプト航空(MS)は6 月1 日、大阪(関西空港)/カイロ線を週3 便から4 便へ増便しました。 夏スケジュールから夜便に変更したことで朝カイロに到着するため、ヨーロッパへの乗継利便が向上してます。 エジプトへのレジャー需要を維持しながらヨーロッパへの乗継需要が伸びていることで今回の増便になりました。 MS では増便にあわせてキャンペーンレートの提案など旅行会社と協力しながらさらなる需要の取り込みを強化。 2010 年4 月からの搭乗率は平均85%程度で、現在はヨーロッパへの乗継需要が全体の30%を占めます。 関空から直行便がないヨーロッパの地域が人気で、中欧やスイス、イギリス、スペインなどのほか、
エールフランス(AF)が運航しているがフランスへの乗継需要も高い。 また、パッケージツアーだけでなく航空券だけの利用も多いそうです。 MS 大阪支店では、夜便への変更がヨーロッパ需要の取り込みに奏功したととらえており、2011 年3 月にはさらに 1 便増便し週5 便体制になる計画。
【運航スケジュール】
関空-カイロ MS963 21:45-08:00+1(火・金) *ルクソール経由
23:25-07:00+1(木・日)
カイロ-関空 MS962 00:01-17:30 (火・水・金・日)
■ シンガポール航空、チャンギ空港発で新サービス、カウンター立ち寄り不要になりました
シンガポール航空(SQ)はこのほど、チャンギ国際空港発の各路線で、新しい搭乗手続きサービスを開始。 SQ ウェブサイト上でチェックインを済ませ、搭乗券を印刷して空港に向かうと、受託手荷物のない旅客はチェックインカウンターに向かわずに保安検査場に直行できるようになりました。 保安検査場の2 次元バーコード・スキャナーに、印刷した搭乗券をかざせば手続きが完了。 これまではオンラインチェック済みで受託手荷物がなくても、カウンターに立ち寄る必要がありました。 なお、SQ では旅客の約25%がインターネット・チェックインを利用しており、そのうち30%以上が自分で搭乗券を印刷しているといいます。
■ アジア・太平洋地域、渡航先人気で日本が1 位-マスターカード調査による消費者マーケット情報です
マスターカードの調査で、アジア・太平洋地域の消費者に最も人気のある渡航先が日本となりました。 2009 年10 月の調査でも同様の結果が出ており、今回は回答者の24%が日本を選んだ。 2 位以下は、オーストラリアが20%、中国が20%、香港が17%、米国が17%。 さらに、同地域の消費者のうち58%が海外旅行を「とても重要」または「重要」と回答。 また、海外旅行を目的に貯蓄している消費者の割合が最も高かったのは香港で50%。 ついでニュージーランドが45%、フィリピンが43%。 さらに、今後半年間で海外旅行に消費をする予定と答えた回答者が多かったのは、香港が56%、シンガポールが48%、ニュージーランドが40%でした。 一方、旅行をする予定のある日本人回答者に人気の高かった方面は、1 位が米国(34%)、2 位が韓国(18%)、3 位が
香港(15%)、オーストラリアと台湾(14%)、中国とイタリア(13%)、 タイ(12%)、フランス(10%)、シンガポール(6%)。
■ 外務省/海外安全情報
カメル-ンに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T073
タンザニア:邦人の恐喝(短時間誘拐)被害の多発に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C174
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。