■ エティハド航空、ソウルへ就航を発表しました
エティハド航空(EY)は12月12日、仁川/アブダビ線に就航すると発表。 EYにとっては65都市目の就航地で、3クラス構成のエアバスA330-200型機で毎日運航する計画。 同型機は、EYウェブサイトによると座席数200席(ファースト10席、ビジネス26席、エコノミー164席)と216席(ファースト12席、ビジネス24席、エコノミー180席)の2通りの座席配列。 EYによると、現在アラブ首長国連邦(UAE)には5000人以上の韓国人が住んでおり、UAE内の原子炉の建設と運営などのビジネスも進んでいるというマーケットリサーチ。 EYではソウルへの就航により、アブダビ以遠の湾岸諸国やヨーロッパなどへの乗り継ぎ需要も取り込んでいく考えです。
【EY ソウル/アブダビ線運航スケジュール】
EY876便 アブダビ 22時45分発/ソウル(仁川) 12時05分着(月、水、金、日曜日の運航)
EY872便 アブダビ 10時30分発/ソウル(仁川) 23時50分着(火、木、土曜日の運航)
EY875便 ソウル(仁川)17時40分発/アブダビ 23時20分着(月、火、木、土曜日の運航)
EY873便 ソウル(仁川)01時10分発/アブダビ 06時50分着(火、木、土曜日の運航)
■ 春秋航空、茨城/上海間を週3便で運航します
春秋航空(9S)は7月21日、国土交通省から運航許可を受け、7月28日にプログラムチャーターとして運航を開始します。 全て旅行会社のパッケージツアーとして販売。 日本ではすでにジェイティビー(JTB)、近畿日本ツーリスト(KNT)、エイチ・アイ・エス(HIS)が販売を開始してます。 運航期間は7月28日から8月31日までの約1ヶ月間で、自衛隊との共用空港であるため乗り入れることができない8月2日、23日、30日は成田空港へ着陸。 9Sは9月以降もプログラムチャーターとして申請する予定で、将来的には定期便運航をめざしています。
【9S 茨城/上海間スケジュール】
茨城 13時55分発/上海(浦東) 15時55分着
上海(浦東) 8時55分発/茨城 12時55分着
■ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とアメリカン航空(AA)、イベリア航空(IB)の3社-大西洋路線で共同事業展開へ
ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)とアメリカン航空(AA)、イベリア航空(IB)の3社(いずれも ワンワールド アライアンス参加航空会社)は、大西洋路線に関する共同事業について、米国運輸省(DOT)から最終承認を取得したと発表。 すでに欧州委員会からも承認を得ており、米国、メキシコ、カナダとEU、スイス、ノルウェーの間を結ぶフライトで共同事業を展開します。 EUと米国の国内線、以遠のフライトに関するコードシェア契約を拡大し、提供可能な就航都市の選択肢を大幅に拡大。 共同事業により、1社では採算の取れない路線も運航できるようになり、3社の路線網は105ヶ国の433都市に1日5178便を運航するのが最大のメリット。マイレージプログラムのマイル獲得や使用する機会、上級会員特典が広がり、航空ラウンジを継続的に相互利用できるなどのメリットもあると言います。
■ 日本航空とフィンエアー、コードシェアを拡大します
日本航空(JL)とフィンエアー(AY)は8月1日、コードシェア提携を拡大。 AYが運航するヘルシンキ発着の欧州域内線で新たに コードシェアを実施します。 7月21日から予約の受け付けを開始、今回対象となる路線は、ヨーテボリ、ベルリン、ハンブルグ、 デュッセルドルフ、ミュンヘン、ワルシャワ、ブリュッセルの7路線です。
詳しくは、http://press.jal.co.jp/ja/release/201007/001583.html をご覧下さい。
■ 日本航空、デリー国際空港ターミナル3へ移転します
日本航空(JL)は7月30日から、インドのデリー・インディラ・ガンディー国際空港の利用ターミナルを現在のターミナル2からターミナル3へと移転します。 これは、7月28日から国際線全社がターミナル3へ移転することに合わせてのもの。 8月27日からは国内線航空会社のうちキングフィッシャー航空(IT)、ジェットエアウェイズ(9W)、インディアン航空(IC)、JetLite(S2)がターミナル3に移転する予定で、これによりインド国内線との乗り継ぎの利便性が向上します。 なお、JLのチェックインは保安検査場に近い専用アイランドで実施します。 ラウンジは、8月中旬にオープンするキングフィッシャー航空(IT)のラウンジを利用する予定で、それまでは共有ラウンジを使用します。 利用者はラウンジが利用可能のJALグローバルクラブ会員などと同行者1名まで。
詳しくは、http://press.jal.co.jp/ja/release/201007/001586.html
または、 http://www.jal.co.jp/inter/airport/asia/del/del_00.html をご覧下さい。
■ 香港、8月01日より、香港入国時のタバコ持込免税範囲を変更します
2010年8月01日より、香港入国時に免税で持ち込み可能なタバコの数量が、以下のように変更となります。 改正後のタバコ持込免税範囲(8/01~) 18歳以上の旅行者に対し (1)タバコ19本※従来(~7/31)は60本まで (2)葉巻1本(または総グラム数25グラム以下の葉巻)※従来(~7/31)は葉巻15本まで (3)その他のタバコ25グラム※従来(~7/31)は75グラムまで 以上(1)~(3)のいずれか1種類のみになります。 アルコール類に関しては、アルコール分30%以上のお酒1本(1リットル)までと、8月以降も従来通り変更はありません。 タバコの持ち込みに関しては、従来よりかなり厳しくなりました。香港へご旅行予定の愛煙家の方は、くれぐれもご注意ください。
■ カンタス航空、シドニーに国内線乗り継ぎ用の新施設を開設します
カンタス航空(QF)はこのほど、シドニー空港に国内線への乗り継ぎ施設を新たに開設します。 新施設は従来の施設より50%拡大し、追加のチェックインカウンター6ヶ所と手荷物カウンター1ヶ所を増設。 乗継便の搭乗券を保持し、最終目的地までのタグが手荷物に付いている旅客は、エキスプレス手荷物カウンターを利用でき、乗り継ぎ時間を短縮できます。 さらに、プレミアムクラスとエコノミークラス用のチェックインカウンターを設けており、待合室の座席数も増加します。 なお、新施設は従来と同じく空港の到着階にあり、乗り継ぎ旅客の手順は変わらないという説明です。
■ チャイナエアライン、成田/高雄線を新規開設します
チャイナエアライン(CI)は10月31日から、成田/高雄線に週3便で新規就航すると発表。 ネットワークの拡充と台湾南部への 需要喚起がねらい。 高雄は台湾工業の中心都市で日系企業も数多く進出しており、ビジネス需要を取り込むとともに、南部の ビーチリゾートへのレジャー需要にも注力していきます。 使用機材はエアバスA330-300型機で、ビジネスクラス36席、エコノミー クラス277席の計313席。
【CI 成田/高雄線運航スケジュール(月、木、日曜日に運航)】
CI103 成田 19時35分発/高雄 23時00分着
CI102 高雄 14時00分発/成田 18時15分着
■ <猛暑>ロシアで干ばつや山火事 17地域で非常事態宣言を発表
ロシア全土で記録的な猛暑が続き、干ばつや山火事の被害が拡大しています。 水難事故による死者は先週だけで230人を超えました。 地元メディアなどによると、モスクワでは17日に気温が35度に達し、同日としては過去130年の観測史上、最高を記録しました。 市民のなかには、暑さに耐えかねて公園の噴水に飛び込む人も。 国内では1000万ヘクタールの耕地が干ばつにより壊滅し、穀物価格の高騰が懸念されています。 山火事の被害も2万6000ヘクタールに及び、政府は国内17の地域で非常事態を宣言した。 毎日新聞より
■ ドイツ バイエルン州 禁煙法の強化されました
8月1日より、バイエルン州の禁煙法(Nichtraucherschutzgesetz)が厳格化されることになりました。 これにより、公共施設、青少年施設、成人教育施設、医療関連施設、学生寮、文化・余暇・スポーツ施設等、飲食店、空港等がほぼ例外なく禁煙となり、違反者には罰金が科せられます。
詳しくは、 バイエルン州環境保険省のウェブサイト http://www.stmug.bayern.de/gesundheit/index.htm をご覧下さい。
■ スカイマーク、神戸/茨城線運航を10月から再開します
スカイマーク(BC)は、10月1日から神戸/茨城線の運航を再開する方針を発表。 茨城県によると、7月20日にBC社長の西久保慎一氏が茨城県庁に来訪し、橋本昌知事に再開の旨を伝えました。 BCは自衛隊百里基地から航空祭によるダイヤの変更を求められたことなどから定期便の安定運航に支障が出ると判断し、9月1日からの運休を決定しました。
■ カンタス航空、西オーストラリアへのアクセス増加します
カンタス航空(QF)は国内線の新規就航や増便を実施し、西オーストラリア州への座席供給量を拡大する方針です。 鉄鋼やエネルギー関連の企業のビジネス需要の増加を受けた理由です。 7月からパース/パラバドゥー線を、9月からカラーサ/ブリスベン線をそれぞれ増便し、9月にはポートヘッドランド/メルボルン路線に就航する計画。 パース/パラバドゥー線は火曜・水曜・木曜の午前発の計3便増便し、週24便の運航。 カラーサ/ブリスベン線は現在火曜日のみの運航が、水曜日を追加し週2便に増便。ポートヘッドランド/メルボルン路線は、B737-800型機で毎週火曜日に週1便運航。 QFではポートヘッドランド/メルボルン路線の新規就航を記念し、9月7日から12月7日の間の同路線の片道航空券を249米ドルで提供します。購入期限は7月31日まで。
■ ドイツ、「ノイシュヴァンシュタイン城」へのシャトルバス一時運行停止します
7月19日(月)時点の情報によりますと、先週末に発生した崖崩れの影響を受け「ノイシュヴァンシュタイン城」へのシャトルバスは一時運行停止となりました。 このため同城へのアクセスは、馬車もしくは徒歩となるとのことです。
情報提供:旅行業界 最新情報 トラベルビジョンニュースより
■ 外務省/海外安全情報
フィリピン:デング熱の流行
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C219
中国:豪雨による水害の拡大について(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C220
エルサルバドル:豪雨による被害の発生(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C221
タイに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T091
タイ:非常事態宣言対象地域の一部解除
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C217
パプアニューギニア:ポートモレスビー空港利用に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C218
アルゼンチンに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T088
パナマに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T089
バングラデシュに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T090
イラン:シスタン・バルチスタン州における自爆テロ事件の発生に伴う注意喚
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C215
メキシコ:チワワ州フアレス市における自動車爆弾事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C216
ジンバブエに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T087
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
2010年7月27日火曜日
2010年7月21日水曜日
エモック・ニュース 2010/07/20 配信
■ デルタ航空、羽田路線のスケジュール発表しました
デルタ航空(DL)は羽田/デトロイト線、羽田/ロサンゼルス線の運航スケジュールを発表。 デトロイト以遠、ロサンゼルス以遠の乗継需要も見込んでのスケジュール設定となり、デトロイトからは全米106都市へ、ロサンゼルスからは全米21都市へ乗継が可能という内容です。 新路線は2011年1月末から順次運航を開始する予定で、現在政府認可申請中。航空券は7月18日からDLのウェブサイトや予約センター、旅行会社を通じて販売を開始する予定。 DLは年3億米ドル、総額10億米ドルかけて機内および地上での顧客サービスの向上をはかる投資計画をしています。 2013年半ばをめどに、太平洋と大西洋横断路線の90機のビジネスクラスに完全に水平なフラットベッドシートを導入し、全てのワイドボディ機材のエコノミークラスにオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを設置する予定で、これは羽田路線も対象機材です。
【DL 羽田/デトロイト線運航スケジュール(毎日運航)】
DL628便 羽田 06時55分発/デトロイト 04時50分着(1月30日~)
DL627便 デトロイト 19時30分発/羽田 23時00分着※翌日(1月29日~)
【DL 羽田/ロサンゼルス線運航スケジュール(毎日運航)】
DL636便 羽田 01時00分発/ロサンゼルス 18時40分着※前日(1月31日~)
DL635便 ロサンゼルス 12時10分発/羽田 05時00分着※翌日(1月29日~)
■ ヒースロー空港、ターミナル5を拡張計画を発表しました
ロンドン・ヒースロー空港はターミナル5(T5)を拡張し、2011年初夏に新エリア「T5C」をオープンします。 T5はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のフライトを集約するターミナルで、T5CがオープンするとBAのフライトの95%が直接ターミナルと接続します。 なお、T5は2008年3月にオープンしており、2010年6月末で利用者数が5000万人を超えました。 T5オープンにより、ヒースロー空港の定刻出発率は50%から80%に改善されたと言われます。
■ ロサンゼルス観光局、LA旅行が当たるサマーキャンペーンを実施します
ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港(LACVB)は9月15日まで、ロサンゼルス旅行やユニバーサルスタジオグッズなどが当たる、「レッド・カーペット・サマー・キャンペーン」を実施。 これは、7月1日に日本語ウェブサイトをリニューアルしたことを記念して展開するもの。アメリカン航空(AA)の往復航空券とホテル・アンジェリーノの宿泊、ユニバーサルスタジオハリウッドの入場券を組み合わせたロサンゼルス旅行や、ユニバーサルスタジオハリウッドのグッズが抽選で当たります。応募は、ウェブサイト上で受け付け。 詳しくは http://discoverlosangeles.com/jp/campaign/redcarpet-cp.jsp
■ 7月からマレーシア、「出入国カード」変更になりました
既に新カードの使用は開始されており、これまでの旧カードは使用不可となり、現地で書き直しし提出してます。 尚、この新カードはマレーシア行きのフライト内でも無料配布されてます。 従来EDカードに組み込まれていた税関申告書は別の用紙となり、申告が必要な方のみ記入・提出することになりました。
■海外で注意すべき感染症について、 夏休みに海外へ渡航される皆様へ
(外務省 海外安全情報より抜粋 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C211 )
夏休みの期間には,多くの方が海外へ渡航されることと思いますが,海外滞在中に感染症にかかることなく,安全で快適に旅行し無事に帰国するため、 現在、海外で注意すべき感染症及びその予防対策について以下のとおりお知らせいたします。 感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。 渡航先や渡航先での行動内容によって異なりますが、最も感染する可能性が高い感染症は、食べ物や水を介した消 化器系の感染症です。 また、動物や蚊・ダニなどが媒介する感染症は、日本では発生は少ないものの海外で流行している地域もあり注意が必要です。 その他、WHOが排除又は根絶を目指している麻疹(はしか)、ポリオは、日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていないものの、諸外国では未だに流行しています。 海外渡航を予定されている方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって相談しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。 また,日本の空港や港の検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢等,具合が悪い場合にはお気軽に検疫所係官にご相談ください。 感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から1週間以上),帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,飲食状況、渡航先での行動、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えてください。
1.蚊やダニなどが媒介する感染症 渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって,感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが,世界的に蚊が
媒介する感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニヤ熱などに注意
が必要です。
(1)マラリア 毎年世界中で約2億5,000万人以上の患者,80万人以上の死亡者がいると報告されています。
○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布 ○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊(ハマダラカ)に刺された際に感染します。
媒介蚊であるハマダラカは夕方から夜間に出没する傾向があります。 ○主な症状:マラリア原虫の種類により10日~30日の潜伏期ののち,悪寒,発熱,顔面紅潮,呼吸切迫,結膜充血,
嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し死亡する危険があります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。夜間の屋外での飲食時や外出時に蚊に
刺されないよう注意してください。2週間以上流行地に滞在し,野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防
内服を行うことをお勧めします。
(2)デング熱,デング出血熱 世界中で25億人が感染するリスクがあり,毎年約5,000万人の患者が発生していると考えられています。 日本では,海外で感染して帰国される方が毎年約100人報告されています。2010年に入ってからも,既に51人の
患者が確認されており,インドネシアでの感染事例が増加傾向となっていますので注意が必要です。 2010年,インドネシアのバリ島からの帰国者において,合計20人の感染が確認されています。 ○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。 ○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカなど)に刺された際に感染します。
媒介蚊は日中,都市部の建物内外に出没します。 ○主な症状:突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。デング熱患者の一部は重症化して,出血傾向がみられ
るデング出血熱となることがあります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
日中蚊に刺されないように注意してください。
(3)チクングニヤ熱
アフリカ,東南アジア,南アジアの国々で流行しており,2006年にはインドで約140万人の感染者が報告されています。 日本では,2009年,海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断された事例が,インドネシアからの5人,マレー
シアからの2人,インドからの1人,タイからの1人,ミャンマーから1人の,合計10人が確認されています。
2010年もインドネシアからの輸入症例が確認されています。 ○発生地域:東南アジア(マレーシア,タイ,インドネシア,シンガポールなど),インド,パキスタン,インド洋島嶼国
(スリランカやモルディブなど),マダガスカル。2007年にはイタリアで流行。 ○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染します。 ○主な症状:2~12日(通常4日~8日)の潜伏期ののち,突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。
関節痛は急性症状消失後も数か月続くことが多い。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
建物内外で蚊に刺されないように注意してください。
4)ウエストナイル熱・脳炎 ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは,鳥と蚊の間で維持されている感染症です。
北米地域で毎年数千人の感染者が報告されています。 ○発生地域:アフリカ,欧州南部,中東。近年では北米地域,中南米にも拡大しています。 ○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染します。媒介する蚊は多種類に及びます。 ○主な症状:2~14日(通常1日~6日)の潜伏期のち,発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,背部痛,皮疹など。
感染者の一部は重症化し脳炎を起し,まれに死亡することもあります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
特に日没後の屋外で蚊に刺されないように注意してください。 ○米国全土での流行は,例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり,年末まで報告が続くのが特徴です。
2010年はミシシッピー州で脳炎患者が報告されています。
5)クリミア・コンゴ出血熱 クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の熱性出血性感染症です。このウイルスは,ヒツジなどの家畜とダニの間で
維持されています。死亡率の高い感染症で,北半球では,4月から6月に流行します。特に,最近トルコでクリミア・
コンゴ出血熱の報告が増加しています。 ○発生地域:中国西部,東南アジア,中央アジア,中東,東ヨーロッパ,アフリカ。 ○感染経路:ダニに咬まれたり,感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触して感染する。 ○主な症状:発熱,関節痛,発疹,紫斑(出血),意識障害など。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。また,家畜などにむやみに触れない。
6)リフトバレー熱 リフトバレー熱ウイルスが原因の感染症で,蚊に刺されることにより,人及び家畜(ヒツジ,ヤギ,ウシ,ラクダなど)が
感染します。人の場合は,蚊に刺されて感染することがほとんどですが,感染動物の血液等に触れることによっても
感染することもあります。主にサハラ砂漠以南のアフリカの国々で流行しており,2010年に入ってからは,南アフリカ
共和国での流行も確認されています。 ○発生地域:アフリカ(サハラ砂漠以南),サウジアラビア,イエメン
○感染経路:蚊に刺された際や感染動物の血液や組織などとの接触により感染します。 ○主な症状:突然の発熱,頭痛,筋肉痛及び関節痛など。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。
○2010年7月9日,南アフリカ国立感染症研究所は227例の感染,25例の死亡が確認された旨発表しています。
2.動物から感染する感染症 動物から感染する感染症のうち、現在、日本での発生はありませんが、海外で発生し、人に重篤な症状を起こす感染症について紹介します。また、野生動物はどのような病原体を持っているかわからないことが多く、重篤な感染症の病原体を持っている可能性もあり、海外でむやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触れることはやめましょう。
(1) 鳥インフルエンザ(H5N1)
高病原性H5N1亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ(H5N1)は,東南アジアを中心に
家きん(ニワトリ,アヒルなど)で発生しています。鳥インフルエンザは,感染した家きんの解体調理,飼育小屋などの
閉鎖的な空間において飼育されている家きんとの接触,家きんの臓器,体液,糞などと濃厚に接触することによって
人が感染することがあります。人が感染した場合には,重篤な症状となることが多く,世界保健機関(WHO)によると,
2003年11月から2010年7月5日までに世界15か国で500人の発症者(うち死亡者296人)が報告されています。 ○発生地域:東南アジアを中心に,中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など ○感染要因:感染した家きんや臓器,体液,糞などとの濃厚な接触 ○主な症状:1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち,発熱,呼吸器症状,下痢,多臓器不全等 ○感染予防:家きんとの接触を避け、むやみに触らない。ニワトリ、アヒルなどが売られている市場や養鶏場にむやみに
近寄らない。手洗いやうがいの実施(特に発生国では徹底する)。 ○2010年に入り,エジプト,ベトナム,インドネシア,カンボジア及び中国で人への感染が確認されています
2)狂犬病 狂犬病は,狂犬病ウイルスによる感染症です。人は感染動物(アジアでは主として犬)に咬まれることよって唾液から
ウイルスに感染し,長い潜伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く,ほぼ100%死亡します。 世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。感染動物に咬まれても,直ちに狂犬病ワクチンを接種することにより発症を防げます。 日本では,2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し,死亡した事例が2例報告されています。 狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら,すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、できるだけ早く現地の医療機関を受診し、傷口の消毒や狂犬病ワクチンの接種を受けましょう。 帰国時には検疫所に申し出て指示を受けてください。
○発生地域:世界のほとんどの地域。 特にアジア,アフリカ(発生がない地域は英国・北欧・豪州・台湾・ハワイ・グアム)。
○感染要因:動物(特に犬が多いですが,ネコ,アライグマ,キツネ,スカンク,コウモリ等からの感染も見られます。) からの咬傷など。アジアでの発生はないが,アメリカ大陸ではコウモリの狂犬病の流行がみられ,狂犬病ウイルスに感染したコウモリに咬まれて死亡する事例も報告されています。
○主な症状:通常、1~3か月の潜伏期間の後,発熱,咬まれた場所の知覚異常,恐水,恐風症状などの特徴的な症状の他に、神経症状(不安発作、嚥下困難、けいれん)が見られます。
○感染予防:犬,猫,野生動物等との接触を避ける。もしも犬等から咬傷を受けた場合は,速やかに医療機関を受診し、消毒、 暴露後予防ワクチンの接種などを受けてください。
○2008年11月以降,インドネシアのバリ島で狂犬病に感染した犬が確認され,発病した犬に噛まれた住民が狂犬病で
死亡しています。バリ島での狂犬病流行は継続しており、現在も死亡者が確認されています。
○2010年2月,米国ニューヨーク市保健衛生局の発表では,セントラルパーク内で狂犬病のアライグマが確認されています。 現在アライグマに狂犬病ワクチンを接種することで、他の動物への感染拡大による人への感染のリスクを減らそうとしています。
(3)エボラ出血熱 主にアフリカで流行している急性熱性疾患の感染症であり,現在まで,アフリカ西部のコートジボワールとアフリカの中央部で発生しています。2000年から2001年にはウガンダで,2001年から2002年にはガボンとコンゴ共和国の国境地帯での流行が報告されています。これらの地域では,毎年のように流行が発生しています。
○発生地域:アフリカ(中央部~西部)
○感染要因:ウイルスの自然宿主はコウモリです。感染したサルなどの血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性はあります。エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。
○主な症状:2~21日の潜伏期ののち発熱・頭痛・下痢・筋肉痛・吐血・下血など。 インフルエンザ・チフス・赤痢等と似た症状を示します。
○感染予防:流行地への旅行を避ける。 野生動物との接触に注意する。コウモリが生息する可能性のある洞窟には立ち入らないよう注意する。
(4)マールブルグ病 マールブルグ病はエボラ出血熱とともにウイルス性出血熱を特徴とする感染症であり、近年はケニア・ジンバブエ・コンゴ民主共和国・アンゴラなどで発生しています。 オランダや米国からの旅行者がウガンダで洞窟に入り、帰国後に
マールブルグ病を発症した事例や死亡した事例が報告されています。 大きな流行になる場合もありますので御注意ください。
○発生地域:サハラ以南のアフリカ
○感染経路:ウイルスの自然宿主はコウモリです。洞窟内ではコウモリから排泄されたウイルスが原因となり,経気道感染することがあります。 また、感染したサルなどの血液・分泌物・排泄物・唾液などとの接触により感染する例もあります。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い院内感染など)。
○主な症状:3~10日の潜伏期ののち初期には発熱・頭痛・悪寒・下痢・筋肉痛など。 その後体表に斑状発疹・嘔吐・腹痛・下痢・出血傾向。
○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。コウモリが生息する可能性のある洞窟には立ち入らないよう注意する。
3.諸外国での感染に注意すべき感染症 WHOは,麻疹については「麻疹排除計画」により,ポリオについては「ポリオ根絶計画」により,感染者の減少に取り組んでおります。 日本においては、麻疹は2010年1月以降6月16日までに240人の患者が報告されております。 ポリオについては30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが、今後流行地からの輸入症例に留意する必要があります。
(1)麻疹(はしか) 世界中で年間164,000人以上の麻疹による死者がいると推計され、主に東アジア・南アジアの国々から報告されています(WHOによる2008年時点の推計)。 また2010年現在、南アフリカ共和国では2009年1月から2010年6月29日までに16,594人に上る麻疹患者が報告されています。 東部及び南部アフリカ地域では、主にマラウイ・モザンビーク・ザンビアでの流行が報告され、2010年6月中旬までに700人以上の死亡例が確認されています。
○発生地域:南北アメリカ大陸(2002年に排除宣言)及び大韓民国(2006年に排除宣言)を除く全世界で発生。 特に予防接種率の低い国に多い。
○感染経路:空気感染,飛沫感染,接触感染。
○主な症状:発熱・咳・鼻水・目の充血・目やになどが2~3日続いた後、 39℃以上の高熱と全身に発疹が出ます。 肺炎・中耳炎・脳炎が起こる場合もあります。
○感染予防:麻疹ワクチンの予防接種が有効。 日本では1歳になったらすぐに1回目の麻疹風疹混合ワクチンの接種を受け、 小学校入学前1年間の間に2回目のワクチンを受けます。 2008~2012年度の5年間は、2回目の接種を受けていない人を対象に 中学1年生と高校3年生相当年齢の人の予防接種を追加実施しています。
○感染経路:経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが,口から体内に入ります)。
○主な症状:感染した人の90~95%は症状が出ずに経過するが,典型的な麻痺型ポリオの場合,かぜのような症状が1~10日続いて,手足に非対称性の弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)が起こります。
○感染予防:ポリオワクチンの予防接種が有効です。食事の前に手洗いを十分に行うこと。 WHOでは患者発生のある国に渡航する場合には、ポリオの予防接種を受けていても出発前に追加の接種を勧めています。
(2)ポリオ 2009年には,世界で1,604人の患者が報告されました(WHO世界ポリオ根絶計画事務局による集計)。
日本では30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが、ポリオ流行地で感染し帰国後に発症する事例(輸入症例)に留意する必要があります。
○発生地域:流行している国は、アフガニスタン・インド・ナイジェリア・パキスタンの4か国ですが、周辺国でも輸入例の発生が報告されています。2010年にはタジキスタンで大規模なポリオ流行が報告されています。
4.その他注意すべき感染症 上記のほかにも動物・水・食べ物等を通じて感染する病気が多く存在します。 特に食べ物や水を介した感染症としてA型肝炎・コレラ・赤痢・腸チフスなどは、途上国など公衆衛生の整備などが不十分な地域で感染することが
多い感染症です。このような地域では,生水,氷,サラダ,生鮮魚介類等の十分に加熱されていない物の飲食は
避けましょう。詳細は厚生労働省ホームページを参照ください。
5.海外の感染症に関する情報の入手 出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手しておくことが大切です。厚生労働省検疫所及び
外務省では、ホームページで各国の感染症や安全に関する情報を提供しています。また、空港や港の検疫所において
も、リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので、積極的にご活用下さい。
■全日空、羽田に「ニンテンドーゾーン」再導入-夏の家族旅行ターゲットに
全日空(NH)は7月17日から9月30日まで、羽田空港第2旅客ターミナルで「ANAでDS」キャンペーンを実施する。これは、任天堂のニンテンドーDSシリーズを利用したネットワークサービス「ニンテンドーゾーン」を導入するもので、DLシリーズを持っている旅客に無料でコンテンツを配信する。5月にも実施し、家族連れを中心に好評であったという。
今回はミニゲームやポケモンジェットライブラリーなどのオリジナルコンテンツを提供。特に夏の家族旅行に出かける旅客をターゲットに、搭乗までの待ち時間に利用してもらうねらいだ。例えば、「DS版ANA航空検定」は空港や飛行機に関するクイズに挑戦することができる内容となっている。
■エアライン満足度SQが2年連続1位。2位にEKが急上昇。TNが3位
リクルートの旅行カンパニーに設置されたエイビーロード・リサーチ・センターがまとめた「エアライン満足度調査2010」によると、シンガポール航空(SQ)が昨年に続き2年連続で総合満足度1位となった。航空機の機材・設備、客室乗務員の接客サービス、空港内の航空会社職員の接客サービス、機内食の計5部門で1位を獲得した。2位には機内エンターテインメント部門で1位、航空機の機材・設備で2位だったエミレーツ航空(EK)が前年の14位から急浮上した。また、3位のエア・タヒチ・ヌイ(TN)も前年の15位から大きくランクアップした。
対象40社の平均満足度ポイントは航空機の機材・設備や機内エンターテインメントといった設備投資関連で昨年より改善した。一方、乗客サービスや機内食といったソフト面では満足度にあまり変化が見られなかった。また、各部門の上位10社の満足度レベルが向上し、下位との格差が拡大傾向にあることがわかった。
さらに、予備調査から、航空利用者は飛行時間が5時間未満の短距離路線を想定した場合では価格重視派が8割以上に上る一方で、飛行時間が9時間以上の長距離路線では7割近くの人がサービスを重視すると回答。飛行時間が長くなるにつれてプレミアムエコノミークラスなどへの追加料金の許容額も上がる傾向がうかがえた。
調査は10年5月21~26日に18歳以上の09年の海外渡航経験者5986人を対象にインターネット上で実施した。調査回収数は4751人、回収率は79.4%。
■ 四国の主要観光地。2年ぶりに入込客増~“竜馬”効果が顕著
国土交通省四国運輸局がまとめた四国の主要観光地の09年度の入込状況は、前年比8.6%増の1637万1536人で、2年ぶりに増加した。調査した60地点のうち45地点で前年度を上回っており、ドラマの舞台や戦国時代に関係のある観光地での大幅増が目立った。
高知県では、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送が1月から始まった効果で、坂本龍馬記念館の入館者数が前年比83.5%増と大幅に伸びた。「土佐・龍馬であい博」が開かれている桂浜公園では、駐車場の利用台数が33.4%増。このほか、龍馬歴史館は31.9%増、高知城は21.1%増と軒並み増えた。“龍馬”効果は愛媛県にも波及。坂之上の雲ミュージアムの入館者数が75.7%増となった。
愛媛県ではこのほか、戦国ブームやしまなみ海道の10周年記念の関連行事でも観光客を集めた。宇和島市立伊達博物館は、創立35周年の特別展「戦国武将伝」が人気を集め、入館者数が108.2%増。しまなみ海道沿いに立地する大三島美術館は、春・秋の特別展が好評で入館者が105.1%増となった。このほか、しまなみ海道レンタサイクルの利用者数が31.7%増、村上水軍博物館の入館者が20.4%増となるなど好調ぶりが目立った。
また、徳島県では、09年9月~10年3月まで放送されたNHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」の効果で、うみがめ博物館の入館者数が91.2%増となった。
■ 三井アウトレットパーク滋賀竜王が開業しました
滋賀県竜王町に7月8日、三井アウトレットパーク滋賀竜王がオープン。 京阪神や中京、北陸圏の広範な商圏を想定しているほか訪日外国人観光客も誘致し、年間400万人の来場者数を見込みます。 同施設は名神高速道の竜王インターから約500メートルという好立地。 三井不動産グループが試算した車で90分圏内の人口は1千万人に達します。 これは同グループのアウトレットパークの中でも最大の商圏人口。 施設も大きく、敷地面積は約18万平方メートルで、物販と飲食を合わせて165店舗。 国内初出店となるブランドは25あり注目を集めてます。 約1700人の雇用も創出、総投資額は100億円、同グループでは年間230-260億円の売上を予想。 他のアウトレットパークと比較して「滞在型」をうたうのも特徴です。 公園や散歩道を設けたほか、飲食店では近江牛をはじめ地元産品を扱う店舗などが多数出店しています。 5千台を収容する駐車場は無料で、来場者は長時間の滞在でも駐車料金を気にしなくていいのがファミリー層に好評です。 同グループでは「観光のついでに来場」というパターンも想定、観光バスの立ち寄りも積極的に受け入れます。 添乗員やバス運転手の無料休憩室も設置、バスでの立ち寄りは要予約。 インバウンド向けでは、館内の案内標記を4カ国語で行っているほか、中国の銀聯カード決済も可能。 三井アウトレットパーク滋賀竜王の営業時間は10-20時(飲食は11-21時)。 詳しくは http://www.31op.com/shiga/
■ コンチネンタル航空、燃油サーチャージを値上げします
コンチネンタル航空(CO)は8月1日発券分から、日本発国際線の燃油サーチャージを値上げします。 これにより、太平洋
路線は現行の1万500円から1万4000円に、中南米路線は1万1500円から1万5000円。 COでは全日空(NH)と同様に改定期間を2ヶ月間に設定しています。
■ [成田スカイアクセス]7月17日開業しました
京成電鉄「成田スカイアクセス」線が、17日に開業。 最高速度160km/h、日暮里~成田空港間を36分でつなぎます。 在来線では北越急行ほくほく線と並び国内で最速。 成田スカイアクセスは全長51.4mの新ルート、京成上野駅を起点に京成本線~北総線
(北総鉄道)~北総線(千葉ニュータウン鉄道)~アクセス線(成田高速鉄道)~成田高速鉄道線を通過し、成田空港(空港第2ビル)を結びます。
上野〜京成高砂間は京成本線で共有し、京成本線より5.2km短く、車両スピードも速い「成田スカイアクセス」は、このいくつかの 路線をつないだ愛称で、日暮里の先にある京成高砂駅から成田空港駅までの愛称。 全席指定で、開業当日17日の上野駅始発(午前6時30分)「スカイライナー1号」は満席。 当日の指定席も少なく出足は好調です。
■ キャセイパシフィック航空、機内でブロードバンド接続が可能になります
キャセイパシフィック航空(CX)によると、CXと香港ドラゴン航空(KA)の機内でブロードバンド接続を可能にする計画を発表。
すでに、パナソニック・アビオニクス・コーポレーションとブロードバンド接続を提供する覚書に調印してます。 現在、最終的な契約条項については交渉している段階ですが、これにより乗客が所有する電子機器や機内の座席スクリーンを通じてブロードバンド接続できるようになります。 CXやCXのパートナーのウェブサイト、電子商取引、航空会社指定の広告、有料視聴で提供する特別イベントの生中継の閲覧も可能になります。 具体的には、eXConnectブロードバンドサービスのインターネット接続や音声、データを通信できるほか、エアロモバイルによるeXPhoneのサービスで携帯電話やスマートフォン、ブラックベリーの使用が可能。 さらに、iPodやiPhone、iPadあてのコンテンツのストリーム配信も対応します。 サービスの開始は認可取得後となり、2012年初めを予定しています。
■ エアライン満足度、シンガポール航空(SQ)が2年連続総合1位、日系は全日空(NH)が4位に入りました
リクルートの旅行カンパニーに設置されたエイビーロード・リサーチ・センターがまとめた「エアライン満足度調査2010」によりますと、シンガポール航空(SQ)が昨年に続き2年連続で総合満足度1位となりました。 航空機の機材・設備、客室乗務員の接客サービス、空港内の航空会社職員の接客サービス、機内食の計5部門で1位、総合満足度を含め5冠を獲得。 日本人からの支持の高さを示しました。 総合満足度の2位以下を見ると、2位はエミレーツ航空(EK、前年14位)3位はエア・タヒチ・ヌイ(TN、前年15位)で、4位にNHと同率でニュージーランド航空(NZ、前年10位)で、上位にランクインしたエアラインは前年よりも大きくポイントを上げています。 対象40社の平均満足度ポイントは航空機の機材・設備や機内エンターテインメントといった設備投資関連で昨年より改善してます。 一方、乗客サービスや機内食といったソフト面では満足度にあまり変化が見られませんでした。 また、各部門の上位10社の満足度レベルが向上し、下位との格差が拡大傾向にあることがわかりました。 さらに、予備調査から、航空利用者は飛行時間が5時間未満の短距離路線を想定した場合では価格重視派が8割以上に上る一方で、飛行時間が9時間以上の長距離路線では7割近くの人がサービスを重視するとの回答がありました。 飛行時間が長くなるにつれてプレミアムエコノミークラスなどへの追加料金の許容額も上がる傾向がうかがえました。
■ グアム解放記念日(7月21日)
7月21日はグアム解放記念日です。 1944年、日本の占領下にあったグアム島が、米国によって取り戻された日を記念して、7月21日は、グアム解放記念日と定められました。 今年の7月21日も、ハガニア地区マリン・コアドライブ沿いで、解放記念パレードが行なわれ、華やかな祭車が行進します。 沿道には、様々な出店やローカルがバーベキューする姿がみられ、大変賑やかです。
詳しくは、グアム政府観光局(日) http://www.visitguam.jp/event/2010/07.html をご覧下さい。
■21歳未満の飲酒禁止等によるグアム「新アルコール法施行」されました
在ハガッニャ総領事館より、グアムにおける21歳未満の飲酒禁止等を定める新アルコール法が施行されたことを受け、日本人旅行者(特に20歳の旅行者)のトラブルを事前に回避すべく、外務省より連絡がございましたのでお知らせいたします。
【新アルコール法施行(21歳未満の飲酒禁止等)について】
1. 7月8日から、グアム公法第30-156等が施行となり、アルコール飲料の21歳未満の者への販売及び提供、21歳
未満の者のアルコール飲料の購入及び飲酒が禁止となりました。 午前2時から午前8時までのアルコール類の販売 及び提供も禁止となりました。
2. これに違反した場合には、罪を問われることとなります。
皆様におかれましては、当地における法律を遵守していただきトラブルを避けるようお願いいたします。詳しくは http://www.hagatna.us.emb-japan.go.jp/Japanese/inshu_j20100709.htm をご参照ください
3. 午前2時から午前8時までのアルコール類の販売および提供を禁止する法はグアム公法30-154となります。
また、グアム公法第30-156は偽造身分証明書を使用して購入した場合には微罪となること等も規定しております。
■ ハイアットリージェンシー東京、森ビルのヘリコプターサービスを提供します
ハイアットリージェンシー東京はこのほど、森ビルシティエアサービスと業務提携し、成田空港とホテル間をヘリコプターとハイヤーを使用した送迎サービスを開始。 森ビルシティエアサービスが成田空港近くの佐倉エアポートと赤坂のアークヒルズを結ぶ「成田エアラインコネクションサービス」を利用します。 成田空港からホテルまで送迎サービスを利用する場合、成田/佐倉間と赤坂/ホテル間はハイヤーを利用。 所要時間は成田/佐倉間が約15分、佐倉/赤坂間が約15分、赤坂/ホテル間が約30分で、搭乗手続きを含めて約1時間10分で移動可能になります。 料金は片道4万5000円、往復7万5000円。
詳しくは http://www.mcas.co.jp/ja/ をご参照ください
■ フィンエアー、マンチェスター空港の新ラウンジ利用が可能になります
フィンエアー(AY)はこのほど、マンチェスター空港の新ラウンジ「エスケープラウンジ」の供用を開始。 AYのビジネスクラス利用者とマイレージプログラム「フィンエアー・プラス」のプラチナ、ゴールド、シルバー会員であれば同ラウンジを利用できます。 エスケープラウンジは、毎日午前5時から午後9時まで営業しており、一部を除いて食事や飲み物を無料で提供。 このほか、座席エリアやゲームエリア、無料Wi-Fi接続、プレゼンテーション設備を完備した会議室を含むビジネスセンターも設けています。
■ KLMオランダ航空、成田/アムステルダム線を週10便に増便します
KLMオランダ航空(KL)は11月4日、成田/アムステルダム線をデイリーから週10便に増便して運航。 新たに増便するフライトでは、ビジネスクラス42席、エコノミークラス233席のボーイングB747-400コンビ型機を使用する予定。
【KL 成田/アムステルダム線スケジュール】
KL863便 アムステルダム 13時50分発/成田 8時55分(翌日)※木、金、土出発
KL864便 成田 12時00分発/アムステルダム 15時35分※金、土、日出発
■ アリタリア-イタリア航空、大西洋路線でエールフランスKLMグループ(AF・KLグループ)とデルタ航空(DL)共同事業に参加
アリタリア-イタリア航空(AZ)はこのほど、AF/KLとDLの大西洋路線での共同事業に参加すると発表しました。 この共同事業は、大西洋路線で参加航空会社が共同運航や収益と経費の共有などを実施するもので、北米・欧州間、アムステルダム・インド間、北米・タヒチ間を運航する全便が対象。 共同事業により、競争力のある運賃や、統一されたサービスを利用者に提供することが可能になります。
■ 海外法人援護、過去10年で最多件数でした
外務省がまとめた09年の海外法人援護統計で、援護件数が前年比2.0%増の1万6694件に増加し、過去10年間で最多となりました。 出国者の総数が3.4%減と落ち込んだ一方で、援護人数は2.5%増の1万8552人に増加。 援護件数の内訳は、強盗・窃盗・詐欺が前年比1.6%増の5312件、遺失が5.7%減の2661件、事故・犯罪加害などその他が4.6%増の8721件。 援護者のうち、死亡者は21.0%減の510人、負傷者は36.4%減の440人。 死亡者の6割にあたる292人は病死でした。 地域別の件数では、アジアが5.0%増の7305件、欧州が3.0%減の3818件、北米が4.1%増の3409件。 援護件数の多い日本大使館・総領事館はタイが1193件と最多で、政情不安に伴う暴動が影響したとみられます。 続いて、上海が1071件、フィリピンが927件の順でした、 外務省によると、犯罪被害の傾向として、欧州では、路上強奪・羽交い絞め強盗・置き引き・スリが多発し、アジアでは睡眠薬を悪用した強盗が多発しているほか、ぼったくりやいかさま賭博の被害も多く報告されています。 南米・アフリカでは、犯罪者グループによる凶器を用いた路上強盗や侵入強盗が多発しているとの報告があります。
既往症・持病もカバーする海外旅行保険 → http://www.aiu.co.jp/travel/activepass/?p=oKC16301
■ 外務省/海外安全情報
アフガニスタン:治安情勢
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C212
北米地域:ウエストナイル熱・脳炎に注意
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C213
デング熱の流行(2010年7月)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C214
タイに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T086
アラブ首長国連邦:刑罰の対象となる行為(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C209
グアテマラ:公共交通機関の利用に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C210
リビアに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T084
ベラルーシに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T085
パナマ:ボカス・デル・トーロ県における労働法改正反対の抗議活動に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C207
ウガンダ:首都カンパラにおける爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C208
メキシコに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T083
ブルキナファソ:北部地方における誘拐の脅威に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C206
マダガスカルに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T082
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
デルタ航空(DL)は羽田/デトロイト線、羽田/ロサンゼルス線の運航スケジュールを発表。 デトロイト以遠、ロサンゼルス以遠の乗継需要も見込んでのスケジュール設定となり、デトロイトからは全米106都市へ、ロサンゼルスからは全米21都市へ乗継が可能という内容です。 新路線は2011年1月末から順次運航を開始する予定で、現在政府認可申請中。航空券は7月18日からDLのウェブサイトや予約センター、旅行会社を通じて販売を開始する予定。 DLは年3億米ドル、総額10億米ドルかけて機内および地上での顧客サービスの向上をはかる投資計画をしています。 2013年半ばをめどに、太平洋と大西洋横断路線の90機のビジネスクラスに完全に水平なフラットベッドシートを導入し、全てのワイドボディ機材のエコノミークラスにオンデマンド型の個人用オーディオ・ビデオモニターを設置する予定で、これは羽田路線も対象機材です。
【DL 羽田/デトロイト線運航スケジュール(毎日運航)】
DL628便 羽田 06時55分発/デトロイト 04時50分着(1月30日~)
DL627便 デトロイト 19時30分発/羽田 23時00分着※翌日(1月29日~)
【DL 羽田/ロサンゼルス線運航スケジュール(毎日運航)】
DL636便 羽田 01時00分発/ロサンゼルス 18時40分着※前日(1月31日~)
DL635便 ロサンゼルス 12時10分発/羽田 05時00分着※翌日(1月29日~)
■ ヒースロー空港、ターミナル5を拡張計画を発表しました
ロンドン・ヒースロー空港はターミナル5(T5)を拡張し、2011年初夏に新エリア「T5C」をオープンします。 T5はブリティッシュ・エアウェイズ(BA)のフライトを集約するターミナルで、T5CがオープンするとBAのフライトの95%が直接ターミナルと接続します。 なお、T5は2008年3月にオープンしており、2010年6月末で利用者数が5000万人を超えました。 T5オープンにより、ヒースロー空港の定刻出発率は50%から80%に改善されたと言われます。
■ ロサンゼルス観光局、LA旅行が当たるサマーキャンペーンを実施します
ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港(LACVB)は9月15日まで、ロサンゼルス旅行やユニバーサルスタジオグッズなどが当たる、「レッド・カーペット・サマー・キャンペーン」を実施。 これは、7月1日に日本語ウェブサイトをリニューアルしたことを記念して展開するもの。アメリカン航空(AA)の往復航空券とホテル・アンジェリーノの宿泊、ユニバーサルスタジオハリウッドの入場券を組み合わせたロサンゼルス旅行や、ユニバーサルスタジオハリウッドのグッズが抽選で当たります。応募は、ウェブサイト上で受け付け。 詳しくは http://discoverlosangeles.com/jp/campaign/redcarpet-cp.jsp
■ 7月からマレーシア、「出入国カード」変更になりました
既に新カードの使用は開始されており、これまでの旧カードは使用不可となり、現地で書き直しし提出してます。 尚、この新カードはマレーシア行きのフライト内でも無料配布されてます。 従来EDカードに組み込まれていた税関申告書は別の用紙となり、申告が必要な方のみ記入・提出することになりました。
■海外で注意すべき感染症について、 夏休みに海外へ渡航される皆様へ
(外務省 海外安全情報より抜粋 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C211 )
夏休みの期間には,多くの方が海外へ渡航されることと思いますが,海外滞在中に感染症にかかることなく,安全で快適に旅行し無事に帰国するため、 現在、海外で注意すべき感染症及びその予防対策について以下のとおりお知らせいたします。 感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。 渡航先や渡航先での行動内容によって異なりますが、最も感染する可能性が高い感染症は、食べ物や水を介した消 化器系の感染症です。 また、動物や蚊・ダニなどが媒介する感染症は、日本では発生は少ないものの海外で流行している地域もあり注意が必要です。 その他、WHOが排除又は根絶を目指している麻疹(はしか)、ポリオは、日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていないものの、諸外国では未だに流行しています。 海外渡航を予定されている方は,渡航先での感染症の発生状況に関する情報を入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって相談しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。 また,日本の空港や港の検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱や下痢等,具合が悪い場合にはお気軽に検疫所係官にご相談ください。 感染症には潜伏期間(感染してから発症するまでの期間)が長いものもあり(数日から1週間以上),帰国後しばらく経過してから具合が悪くなることがあります。その際は早急に医療機関を受診し,渡航先,滞在期間,飲食状況、渡航先での行動、家畜や動物との接触の有無などについて必ず伝えてください。
1.蚊やダニなどが媒介する感染症 渡航先(国・地域)や渡航先での活動によって,感染する可能性のある感染症は大きく異なりますが,世界的に蚊が
媒介する感染症が多く報告されています。特に熱帯・亜熱帯地域ではマラリア,デング熱,チクングニヤ熱などに注意
が必要です。
(1)マラリア 毎年世界中で約2億5,000万人以上の患者,80万人以上の死亡者がいると報告されています。
○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布 ○感染経路:マラリア原虫を保有した蚊(ハマダラカ)に刺された際に感染します。
媒介蚊であるハマダラカは夕方から夜間に出没する傾向があります。 ○主な症状:マラリア原虫の種類により10日~30日の潜伏期ののち,悪寒,発熱,顔面紅潮,呼吸切迫,結膜充血,
嘔吐,頭痛,筋肉痛など。迅速かつ適切に対処しなければ重症化し死亡する危険があります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。
虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。夜間の屋外での飲食時や外出時に蚊に
刺されないよう注意してください。2週間以上流行地に滞在し,野外作業等に従事する場合には,抗マラリア薬の予防
内服を行うことをお勧めします。
(2)デング熱,デング出血熱 世界中で25億人が感染するリスクがあり,毎年約5,000万人の患者が発生していると考えられています。 日本では,海外で感染して帰国される方が毎年約100人報告されています。2010年に入ってからも,既に51人の
患者が確認されており,インドネシアでの感染事例が増加傾向となっていますので注意が必要です。 2010年,インドネシアのバリ島からの帰国者において,合計20人の感染が確認されています。 ○発生地域:アジア,中南米,アフリカなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布。 ○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類(ネッタイシマカ,ヒトスジシマカなど)に刺された際に感染します。
媒介蚊は日中,都市部の建物内外に出没します。 ○主な症状:突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。デング熱患者の一部は重症化して,出血傾向がみられ
るデング出血熱となることがあります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
日中蚊に刺されないように注意してください。
(3)チクングニヤ熱
アフリカ,東南アジア,南アジアの国々で流行しており,2006年にはインドで約140万人の感染者が報告されています。 日本では,2009年,海外で感染して帰国後にチクングニヤ熱と診断された事例が,インドネシアからの5人,マレー
シアからの2人,インドからの1人,タイからの1人,ミャンマーから1人の,合計10人が確認されています。
2010年もインドネシアからの輸入症例が確認されています。 ○発生地域:東南アジア(マレーシア,タイ,インドネシア,シンガポールなど),インド,パキスタン,インド洋島嶼国
(スリランカやモルディブなど),マダガスカル。2007年にはイタリアで流行。 ○感染経路:ウイルスを保有したヤブカ類に刺された際に感染します。 ○主な症状:2~12日(通常4日~8日)の潜伏期ののち,突然の発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,発疹。
関節痛は急性症状消失後も数か月続くことが多い。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
建物内外で蚊に刺されないように注意してください。
4)ウエストナイル熱・脳炎 ウエストナイルウイルスが原因の熱性感染症です。このウイルスは,鳥と蚊の間で維持されている感染症です。
北米地域で毎年数千人の感染者が報告されています。 ○発生地域:アフリカ,欧州南部,中東。近年では北米地域,中南米にも拡大しています。 ○感染経路:ウイルスを保有した蚊(主にイエカ類)に刺された際に感染します。媒介する蚊は多種類に及びます。 ○主な症状:2~14日(通常1日~6日)の潜伏期のち,発熱,激しい頭痛,関節痛,筋肉痛,背部痛,皮疹など。
感染者の一部は重症化し脳炎を起し,まれに死亡することもあります。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,
特に日没後の屋外で蚊に刺されないように注意してください。 ○米国全土での流行は,例年蚊の活動が活発になる7月頃から始まり,年末まで報告が続くのが特徴です。
2010年はミシシッピー州で脳炎患者が報告されています。
5)クリミア・コンゴ出血熱 クリミア・コンゴ出血熱ウイルスが原因の熱性出血性感染症です。このウイルスは,ヒツジなどの家畜とダニの間で
維持されています。死亡率の高い感染症で,北半球では,4月から6月に流行します。特に,最近トルコでクリミア・
コンゴ出血熱の報告が増加しています。 ○発生地域:中国西部,東南アジア,中央アジア,中東,東ヨーロッパ,アフリカ。 ○感染経路:ダニに咬まれたり,感染動物(特にヒツジなどの家畜)と接触して感染する。 ○主な症状:発熱,関節痛,発疹,紫斑(出血),意識障害など。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。また,家畜などにむやみに触れない。
6)リフトバレー熱 リフトバレー熱ウイルスが原因の感染症で,蚊に刺されることにより,人及び家畜(ヒツジ,ヤギ,ウシ,ラクダなど)が
感染します。人の場合は,蚊に刺されて感染することがほとんどですが,感染動物の血液等に触れることによっても
感染することもあります。主にサハラ砂漠以南のアフリカの国々で流行しており,2010年に入ってからは,南アフリカ
共和国での流行も確認されています。 ○発生地域:アフリカ(サハラ砂漠以南),サウジアラビア,イエメン
○感染経路:蚊に刺された際や感染動物の血液や組織などとの接触により感染します。 ○主な症状:突然の発熱,頭痛,筋肉痛及び関節痛など。 ○感染予防:長袖,長ズボンを着用し,素足でのサンダル履き等は避ける。虫除けスプレーや蚊帳等の使用により,蚊に刺されないよう注意する。
○2010年7月9日,南アフリカ国立感染症研究所は227例の感染,25例の死亡が確認された旨発表しています。
2.動物から感染する感染症 動物から感染する感染症のうち、現在、日本での発生はありませんが、海外で発生し、人に重篤な症状を起こす感染症について紹介します。また、野生動物はどのような病原体を持っているかわからないことが多く、重篤な感染症の病原体を持っている可能性もあり、海外でむやみに野生動物や飼い主がわからない動物に触れることはやめましょう。
(1) 鳥インフルエンザ(H5N1)
高病原性H5N1亜型インフルエンザウイルスを病原体とする鳥インフルエンザ(H5N1)は,東南アジアを中心に
家きん(ニワトリ,アヒルなど)で発生しています。鳥インフルエンザは,感染した家きんの解体調理,飼育小屋などの
閉鎖的な空間において飼育されている家きんとの接触,家きんの臓器,体液,糞などと濃厚に接触することによって
人が感染することがあります。人が感染した場合には,重篤な症状となることが多く,世界保健機関(WHO)によると,
2003年11月から2010年7月5日までに世界15か国で500人の発症者(うち死亡者296人)が報告されています。 ○発生地域:東南アジアを中心に,中東・ヨーロッパ・アフリカの一部地域など ○感染要因:感染した家きんや臓器,体液,糞などとの濃厚な接触 ○主な症状:1~10日(多くは2~5日)の潜伏期間ののち,発熱,呼吸器症状,下痢,多臓器不全等 ○感染予防:家きんとの接触を避け、むやみに触らない。ニワトリ、アヒルなどが売られている市場や養鶏場にむやみに
近寄らない。手洗いやうがいの実施(特に発生国では徹底する)。 ○2010年に入り,エジプト,ベトナム,インドネシア,カンボジア及び中国で人への感染が確認されています
2)狂犬病 狂犬病は,狂犬病ウイルスによる感染症です。人は感染動物(アジアでは主として犬)に咬まれることよって唾液から
ウイルスに感染し,長い潜伏期の後に発症します。発症すると有効な治療法は無く,ほぼ100%死亡します。 世界における死者数は毎年5万5千人といわれています。感染動物に咬まれても,直ちに狂犬病ワクチンを接種することにより発症を防げます。 日本では,2006年にフィリピンで犬に咬まれ帰国後に発症し,死亡した事例が2例報告されています。 狂犬病流行地で犬などの動物に咬まれたら,すぐに傷口を石けんと水でよく洗い、できるだけ早く現地の医療機関を受診し、傷口の消毒や狂犬病ワクチンの接種を受けましょう。 帰国時には検疫所に申し出て指示を受けてください。
○発生地域:世界のほとんどの地域。 特にアジア,アフリカ(発生がない地域は英国・北欧・豪州・台湾・ハワイ・グアム)。
○感染要因:動物(特に犬が多いですが,ネコ,アライグマ,キツネ,スカンク,コウモリ等からの感染も見られます。) からの咬傷など。アジアでの発生はないが,アメリカ大陸ではコウモリの狂犬病の流行がみられ,狂犬病ウイルスに感染したコウモリに咬まれて死亡する事例も報告されています。
○主な症状:通常、1~3か月の潜伏期間の後,発熱,咬まれた場所の知覚異常,恐水,恐風症状などの特徴的な症状の他に、神経症状(不安発作、嚥下困難、けいれん)が見られます。
○感染予防:犬,猫,野生動物等との接触を避ける。もしも犬等から咬傷を受けた場合は,速やかに医療機関を受診し、消毒、 暴露後予防ワクチンの接種などを受けてください。
○2008年11月以降,インドネシアのバリ島で狂犬病に感染した犬が確認され,発病した犬に噛まれた住民が狂犬病で
死亡しています。バリ島での狂犬病流行は継続しており、現在も死亡者が確認されています。
○2010年2月,米国ニューヨーク市保健衛生局の発表では,セントラルパーク内で狂犬病のアライグマが確認されています。 現在アライグマに狂犬病ワクチンを接種することで、他の動物への感染拡大による人への感染のリスクを減らそうとしています。
(3)エボラ出血熱 主にアフリカで流行している急性熱性疾患の感染症であり,現在まで,アフリカ西部のコートジボワールとアフリカの中央部で発生しています。2000年から2001年にはウガンダで,2001年から2002年にはガボンとコンゴ共和国の国境地帯での流行が報告されています。これらの地域では,毎年のように流行が発生しています。
○発生地域:アフリカ(中央部~西部)
○感染要因:ウイルスの自然宿主はコウモリです。感染したサルなどの血液,分泌物,排泄物,唾液などとの接触でも感染する可能性はあります。エボラ出血熱患者に接触して感染する場合が最も多い(院内感染など)。
○主な症状:2~21日の潜伏期ののち発熱・頭痛・下痢・筋肉痛・吐血・下血など。 インフルエンザ・チフス・赤痢等と似た症状を示します。
○感染予防:流行地への旅行を避ける。 野生動物との接触に注意する。コウモリが生息する可能性のある洞窟には立ち入らないよう注意する。
(4)マールブルグ病 マールブルグ病はエボラ出血熱とともにウイルス性出血熱を特徴とする感染症であり、近年はケニア・ジンバブエ・コンゴ民主共和国・アンゴラなどで発生しています。 オランダや米国からの旅行者がウガンダで洞窟に入り、帰国後に
マールブルグ病を発症した事例や死亡した事例が報告されています。 大きな流行になる場合もありますので御注意ください。
○発生地域:サハラ以南のアフリカ
○感染経路:ウイルスの自然宿主はコウモリです。洞窟内ではコウモリから排泄されたウイルスが原因となり,経気道感染することがあります。 また、感染したサルなどの血液・分泌物・排泄物・唾液などとの接触により感染する例もあります。マールブルグ病患者に接触して感染する場合が最も多い院内感染など)。
○主な症状:3~10日の潜伏期ののち初期には発熱・頭痛・悪寒・下痢・筋肉痛など。 その後体表に斑状発疹・嘔吐・腹痛・下痢・出血傾向。
○感染予防:流行地への旅行を避ける。野生動物との接触に注意する。コウモリが生息する可能性のある洞窟には立ち入らないよう注意する。
3.諸外国での感染に注意すべき感染症 WHOは,麻疹については「麻疹排除計画」により,ポリオについては「ポリオ根絶計画」により,感染者の減少に取り組んでおります。 日本においては、麻疹は2010年1月以降6月16日までに240人の患者が報告されております。 ポリオについては30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが、今後流行地からの輸入症例に留意する必要があります。
(1)麻疹(はしか) 世界中で年間164,000人以上の麻疹による死者がいると推計され、主に東アジア・南アジアの国々から報告されています(WHOによる2008年時点の推計)。 また2010年現在、南アフリカ共和国では2009年1月から2010年6月29日までに16,594人に上る麻疹患者が報告されています。 東部及び南部アフリカ地域では、主にマラウイ・モザンビーク・ザンビアでの流行が報告され、2010年6月中旬までに700人以上の死亡例が確認されています。
○発生地域:南北アメリカ大陸(2002年に排除宣言)及び大韓民国(2006年に排除宣言)を除く全世界で発生。 特に予防接種率の低い国に多い。
○感染経路:空気感染,飛沫感染,接触感染。
○主な症状:発熱・咳・鼻水・目の充血・目やになどが2~3日続いた後、 39℃以上の高熱と全身に発疹が出ます。 肺炎・中耳炎・脳炎が起こる場合もあります。
○感染予防:麻疹ワクチンの予防接種が有効。 日本では1歳になったらすぐに1回目の麻疹風疹混合ワクチンの接種を受け、 小学校入学前1年間の間に2回目のワクチンを受けます。 2008~2012年度の5年間は、2回目の接種を受けていない人を対象に 中学1年生と高校3年生相当年齢の人の予防接種を追加実施しています。
○感染経路:経口感染(感染者の糞便中に排泄されたウイルスが,口から体内に入ります)。
○主な症状:感染した人の90~95%は症状が出ずに経過するが,典型的な麻痺型ポリオの場合,かぜのような症状が1~10日続いて,手足に非対称性の弛緩性麻痺(だらりとした麻痺)が起こります。
○感染予防:ポリオワクチンの予防接種が有効です。食事の前に手洗いを十分に行うこと。 WHOでは患者発生のある国に渡航する場合には、ポリオの予防接種を受けていても出発前に追加の接種を勧めています。
(2)ポリオ 2009年には,世界で1,604人の患者が報告されました(WHO世界ポリオ根絶計画事務局による集計)。
日本では30年近くにわたり野生株によるポリオ症例は発生していませんが、ポリオ流行地で感染し帰国後に発症する事例(輸入症例)に留意する必要があります。
○発生地域:流行している国は、アフガニスタン・インド・ナイジェリア・パキスタンの4か国ですが、周辺国でも輸入例の発生が報告されています。2010年にはタジキスタンで大規模なポリオ流行が報告されています。
4.その他注意すべき感染症 上記のほかにも動物・水・食べ物等を通じて感染する病気が多く存在します。 特に食べ物や水を介した感染症としてA型肝炎・コレラ・赤痢・腸チフスなどは、途上国など公衆衛生の整備などが不十分な地域で感染することが
多い感染症です。このような地域では,生水,氷,サラダ,生鮮魚介類等の十分に加熱されていない物の飲食は
避けましょう。詳細は厚生労働省ホームページを参照ください。
5.海外の感染症に関する情報の入手 出発前に渡航先の感染症の流行状況等に関する情報を入手しておくことが大切です。厚生労働省検疫所及び
外務省では、ホームページで各国の感染症や安全に関する情報を提供しています。また、空港や港の検疫所において
も、リーフレット等を用意し情報提供を行っていますので、積極的にご活用下さい。
■全日空、羽田に「ニンテンドーゾーン」再導入-夏の家族旅行ターゲットに
全日空(NH)は7月17日から9月30日まで、羽田空港第2旅客ターミナルで「ANAでDS」キャンペーンを実施する。これは、任天堂のニンテンドーDSシリーズを利用したネットワークサービス「ニンテンドーゾーン」を導入するもので、DLシリーズを持っている旅客に無料でコンテンツを配信する。5月にも実施し、家族連れを中心に好評であったという。
今回はミニゲームやポケモンジェットライブラリーなどのオリジナルコンテンツを提供。特に夏の家族旅行に出かける旅客をターゲットに、搭乗までの待ち時間に利用してもらうねらいだ。例えば、「DS版ANA航空検定」は空港や飛行機に関するクイズに挑戦することができる内容となっている。
■エアライン満足度SQが2年連続1位。2位にEKが急上昇。TNが3位
リクルートの旅行カンパニーに設置されたエイビーロード・リサーチ・センターがまとめた「エアライン満足度調査2010」によると、シンガポール航空(SQ)が昨年に続き2年連続で総合満足度1位となった。航空機の機材・設備、客室乗務員の接客サービス、空港内の航空会社職員の接客サービス、機内食の計5部門で1位を獲得した。2位には機内エンターテインメント部門で1位、航空機の機材・設備で2位だったエミレーツ航空(EK)が前年の14位から急浮上した。また、3位のエア・タヒチ・ヌイ(TN)も前年の15位から大きくランクアップした。
対象40社の平均満足度ポイントは航空機の機材・設備や機内エンターテインメントといった設備投資関連で昨年より改善した。一方、乗客サービスや機内食といったソフト面では満足度にあまり変化が見られなかった。また、各部門の上位10社の満足度レベルが向上し、下位との格差が拡大傾向にあることがわかった。
さらに、予備調査から、航空利用者は飛行時間が5時間未満の短距離路線を想定した場合では価格重視派が8割以上に上る一方で、飛行時間が9時間以上の長距離路線では7割近くの人がサービスを重視すると回答。飛行時間が長くなるにつれてプレミアムエコノミークラスなどへの追加料金の許容額も上がる傾向がうかがえた。
調査は10年5月21~26日に18歳以上の09年の海外渡航経験者5986人を対象にインターネット上で実施した。調査回収数は4751人、回収率は79.4%。
■ 四国の主要観光地。2年ぶりに入込客増~“竜馬”効果が顕著
国土交通省四国運輸局がまとめた四国の主要観光地の09年度の入込状況は、前年比8.6%増の1637万1536人で、2年ぶりに増加した。調査した60地点のうち45地点で前年度を上回っており、ドラマの舞台や戦国時代に関係のある観光地での大幅増が目立った。
高知県では、NHK大河ドラマ「龍馬伝」が放送が1月から始まった効果で、坂本龍馬記念館の入館者数が前年比83.5%増と大幅に伸びた。「土佐・龍馬であい博」が開かれている桂浜公園では、駐車場の利用台数が33.4%増。このほか、龍馬歴史館は31.9%増、高知城は21.1%増と軒並み増えた。“龍馬”効果は愛媛県にも波及。坂之上の雲ミュージアムの入館者数が75.7%増となった。
愛媛県ではこのほか、戦国ブームやしまなみ海道の10周年記念の関連行事でも観光客を集めた。宇和島市立伊達博物館は、創立35周年の特別展「戦国武将伝」が人気を集め、入館者数が108.2%増。しまなみ海道沿いに立地する大三島美術館は、春・秋の特別展が好評で入館者が105.1%増となった。このほか、しまなみ海道レンタサイクルの利用者数が31.7%増、村上水軍博物館の入館者が20.4%増となるなど好調ぶりが目立った。
また、徳島県では、09年9月~10年3月まで放送されたNHKの連続テレビ小説「ウェルかめ」の効果で、うみがめ博物館の入館者数が91.2%増となった。
■ 三井アウトレットパーク滋賀竜王が開業しました
滋賀県竜王町に7月8日、三井アウトレットパーク滋賀竜王がオープン。 京阪神や中京、北陸圏の広範な商圏を想定しているほか訪日外国人観光客も誘致し、年間400万人の来場者数を見込みます。 同施設は名神高速道の竜王インターから約500メートルという好立地。 三井不動産グループが試算した車で90分圏内の人口は1千万人に達します。 これは同グループのアウトレットパークの中でも最大の商圏人口。 施設も大きく、敷地面積は約18万平方メートルで、物販と飲食を合わせて165店舗。 国内初出店となるブランドは25あり注目を集めてます。 約1700人の雇用も創出、総投資額は100億円、同グループでは年間230-260億円の売上を予想。 他のアウトレットパークと比較して「滞在型」をうたうのも特徴です。 公園や散歩道を設けたほか、飲食店では近江牛をはじめ地元産品を扱う店舗などが多数出店しています。 5千台を収容する駐車場は無料で、来場者は長時間の滞在でも駐車料金を気にしなくていいのがファミリー層に好評です。 同グループでは「観光のついでに来場」というパターンも想定、観光バスの立ち寄りも積極的に受け入れます。 添乗員やバス運転手の無料休憩室も設置、バスでの立ち寄りは要予約。 インバウンド向けでは、館内の案内標記を4カ国語で行っているほか、中国の銀聯カード決済も可能。 三井アウトレットパーク滋賀竜王の営業時間は10-20時(飲食は11-21時)。 詳しくは http://www.31op.com/shiga/
■ コンチネンタル航空、燃油サーチャージを値上げします
コンチネンタル航空(CO)は8月1日発券分から、日本発国際線の燃油サーチャージを値上げします。 これにより、太平洋
路線は現行の1万500円から1万4000円に、中南米路線は1万1500円から1万5000円。 COでは全日空(NH)と同様に改定期間を2ヶ月間に設定しています。
■ [成田スカイアクセス]7月17日開業しました
京成電鉄「成田スカイアクセス」線が、17日に開業。 最高速度160km/h、日暮里~成田空港間を36分でつなぎます。 在来線では北越急行ほくほく線と並び国内で最速。 成田スカイアクセスは全長51.4mの新ルート、京成上野駅を起点に京成本線~北総線
(北総鉄道)~北総線(千葉ニュータウン鉄道)~アクセス線(成田高速鉄道)~成田高速鉄道線を通過し、成田空港(空港第2ビル)を結びます。
上野〜京成高砂間は京成本線で共有し、京成本線より5.2km短く、車両スピードも速い「成田スカイアクセス」は、このいくつかの 路線をつないだ愛称で、日暮里の先にある京成高砂駅から成田空港駅までの愛称。 全席指定で、開業当日17日の上野駅始発(午前6時30分)「スカイライナー1号」は満席。 当日の指定席も少なく出足は好調です。
■ キャセイパシフィック航空、機内でブロードバンド接続が可能になります
キャセイパシフィック航空(CX)によると、CXと香港ドラゴン航空(KA)の機内でブロードバンド接続を可能にする計画を発表。
すでに、パナソニック・アビオニクス・コーポレーションとブロードバンド接続を提供する覚書に調印してます。 現在、最終的な契約条項については交渉している段階ですが、これにより乗客が所有する電子機器や機内の座席スクリーンを通じてブロードバンド接続できるようになります。 CXやCXのパートナーのウェブサイト、電子商取引、航空会社指定の広告、有料視聴で提供する特別イベントの生中継の閲覧も可能になります。 具体的には、eXConnectブロードバンドサービスのインターネット接続や音声、データを通信できるほか、エアロモバイルによるeXPhoneのサービスで携帯電話やスマートフォン、ブラックベリーの使用が可能。 さらに、iPodやiPhone、iPadあてのコンテンツのストリーム配信も対応します。 サービスの開始は認可取得後となり、2012年初めを予定しています。
■ エアライン満足度、シンガポール航空(SQ)が2年連続総合1位、日系は全日空(NH)が4位に入りました
リクルートの旅行カンパニーに設置されたエイビーロード・リサーチ・センターがまとめた「エアライン満足度調査2010」によりますと、シンガポール航空(SQ)が昨年に続き2年連続で総合満足度1位となりました。 航空機の機材・設備、客室乗務員の接客サービス、空港内の航空会社職員の接客サービス、機内食の計5部門で1位、総合満足度を含め5冠を獲得。 日本人からの支持の高さを示しました。 総合満足度の2位以下を見ると、2位はエミレーツ航空(EK、前年14位)3位はエア・タヒチ・ヌイ(TN、前年15位)で、4位にNHと同率でニュージーランド航空(NZ、前年10位)で、上位にランクインしたエアラインは前年よりも大きくポイントを上げています。 対象40社の平均満足度ポイントは航空機の機材・設備や機内エンターテインメントといった設備投資関連で昨年より改善してます。 一方、乗客サービスや機内食といったソフト面では満足度にあまり変化が見られませんでした。 また、各部門の上位10社の満足度レベルが向上し、下位との格差が拡大傾向にあることがわかりました。 さらに、予備調査から、航空利用者は飛行時間が5時間未満の短距離路線を想定した場合では価格重視派が8割以上に上る一方で、飛行時間が9時間以上の長距離路線では7割近くの人がサービスを重視するとの回答がありました。 飛行時間が長くなるにつれてプレミアムエコノミークラスなどへの追加料金の許容額も上がる傾向がうかがえました。
■ グアム解放記念日(7月21日)
7月21日はグアム解放記念日です。 1944年、日本の占領下にあったグアム島が、米国によって取り戻された日を記念して、7月21日は、グアム解放記念日と定められました。 今年の7月21日も、ハガニア地区マリン・コアドライブ沿いで、解放記念パレードが行なわれ、華やかな祭車が行進します。 沿道には、様々な出店やローカルがバーベキューする姿がみられ、大変賑やかです。
詳しくは、グアム政府観光局(日) http://www.visitguam.jp/event/2010/07.html をご覧下さい。
■21歳未満の飲酒禁止等によるグアム「新アルコール法施行」されました
在ハガッニャ総領事館より、グアムにおける21歳未満の飲酒禁止等を定める新アルコール法が施行されたことを受け、日本人旅行者(特に20歳の旅行者)のトラブルを事前に回避すべく、外務省より連絡がございましたのでお知らせいたします。
【新アルコール法施行(21歳未満の飲酒禁止等)について】
1. 7月8日から、グアム公法第30-156等が施行となり、アルコール飲料の21歳未満の者への販売及び提供、21歳
未満の者のアルコール飲料の購入及び飲酒が禁止となりました。 午前2時から午前8時までのアルコール類の販売 及び提供も禁止となりました。
2. これに違反した場合には、罪を問われることとなります。
皆様におかれましては、当地における法律を遵守していただきトラブルを避けるようお願いいたします。詳しくは http://www.hagatna.us.emb-japan.go.jp/Japanese/inshu_j20100709.htm をご参照ください
3. 午前2時から午前8時までのアルコール類の販売および提供を禁止する法はグアム公法30-154となります。
また、グアム公法第30-156は偽造身分証明書を使用して購入した場合には微罪となること等も規定しております。
■ ハイアットリージェンシー東京、森ビルのヘリコプターサービスを提供します
ハイアットリージェンシー東京はこのほど、森ビルシティエアサービスと業務提携し、成田空港とホテル間をヘリコプターとハイヤーを使用した送迎サービスを開始。 森ビルシティエアサービスが成田空港近くの佐倉エアポートと赤坂のアークヒルズを結ぶ「成田エアラインコネクションサービス」を利用します。 成田空港からホテルまで送迎サービスを利用する場合、成田/佐倉間と赤坂/ホテル間はハイヤーを利用。 所要時間は成田/佐倉間が約15分、佐倉/赤坂間が約15分、赤坂/ホテル間が約30分で、搭乗手続きを含めて約1時間10分で移動可能になります。 料金は片道4万5000円、往復7万5000円。
詳しくは http://www.mcas.co.jp/ja/ をご参照ください
■ フィンエアー、マンチェスター空港の新ラウンジ利用が可能になります
フィンエアー(AY)はこのほど、マンチェスター空港の新ラウンジ「エスケープラウンジ」の供用を開始。 AYのビジネスクラス利用者とマイレージプログラム「フィンエアー・プラス」のプラチナ、ゴールド、シルバー会員であれば同ラウンジを利用できます。 エスケープラウンジは、毎日午前5時から午後9時まで営業しており、一部を除いて食事や飲み物を無料で提供。 このほか、座席エリアやゲームエリア、無料Wi-Fi接続、プレゼンテーション設備を完備した会議室を含むビジネスセンターも設けています。
■ KLMオランダ航空、成田/アムステルダム線を週10便に増便します
KLMオランダ航空(KL)は11月4日、成田/アムステルダム線をデイリーから週10便に増便して運航。 新たに増便するフライトでは、ビジネスクラス42席、エコノミークラス233席のボーイングB747-400コンビ型機を使用する予定。
【KL 成田/アムステルダム線スケジュール】
KL863便 アムステルダム 13時50分発/成田 8時55分(翌日)※木、金、土出発
KL864便 成田 12時00分発/アムステルダム 15時35分※金、土、日出発
■ アリタリア-イタリア航空、大西洋路線でエールフランスKLMグループ(AF・KLグループ)とデルタ航空(DL)共同事業に参加
アリタリア-イタリア航空(AZ)はこのほど、AF/KLとDLの大西洋路線での共同事業に参加すると発表しました。 この共同事業は、大西洋路線で参加航空会社が共同運航や収益と経費の共有などを実施するもので、北米・欧州間、アムステルダム・インド間、北米・タヒチ間を運航する全便が対象。 共同事業により、競争力のある運賃や、統一されたサービスを利用者に提供することが可能になります。
■ 海外法人援護、過去10年で最多件数でした
外務省がまとめた09年の海外法人援護統計で、援護件数が前年比2.0%増の1万6694件に増加し、過去10年間で最多となりました。 出国者の総数が3.4%減と落ち込んだ一方で、援護人数は2.5%増の1万8552人に増加。 援護件数の内訳は、強盗・窃盗・詐欺が前年比1.6%増の5312件、遺失が5.7%減の2661件、事故・犯罪加害などその他が4.6%増の8721件。 援護者のうち、死亡者は21.0%減の510人、負傷者は36.4%減の440人。 死亡者の6割にあたる292人は病死でした。 地域別の件数では、アジアが5.0%増の7305件、欧州が3.0%減の3818件、北米が4.1%増の3409件。 援護件数の多い日本大使館・総領事館はタイが1193件と最多で、政情不安に伴う暴動が影響したとみられます。 続いて、上海が1071件、フィリピンが927件の順でした、 外務省によると、犯罪被害の傾向として、欧州では、路上強奪・羽交い絞め強盗・置き引き・スリが多発し、アジアでは睡眠薬を悪用した強盗が多発しているほか、ぼったくりやいかさま賭博の被害も多く報告されています。 南米・アフリカでは、犯罪者グループによる凶器を用いた路上強盗や侵入強盗が多発しているとの報告があります。
既往症・持病もカバーする海外旅行保険 → http://www.aiu.co.jp/travel/activepass/?p=oKC16301
■ 外務省/海外安全情報
アフガニスタン:治安情勢
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C212
北米地域:ウエストナイル熱・脳炎に注意
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C213
デング熱の流行(2010年7月)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C214
タイに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T086
アラブ首長国連邦:刑罰の対象となる行為(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C209
グアテマラ:公共交通機関の利用に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C210
リビアに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T084
ベラルーシに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T085
パナマ:ボカス・デル・トーロ県における労働法改正反対の抗議活動に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C207
ウガンダ:首都カンパラにおける爆弾テロ事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C208
メキシコに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T083
ブルキナファソ:北部地方における誘拐の脅威に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C206
マダガスカルに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T082
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
2010年7月14日水曜日
エモック・ニュース 2010/06/013 配信
■ 全日空 国内線機内で注ぐ「樽生ビール」の提供を始めます
全日空(ANA)とホシザキ電機は、航空機内で樽詰の生ビールを注出できるビールディスペンサーの開発に世界で初めて成功。ANAでは、この世界初の航空機用ビールディスペンサーを用いて、7月20日(火)より国内線の新サービスANA My Choiceの有料メニューのひとつとして、客室乗務員が機内で樽から注ぐ生ビールの販売を開始します。
〔世界初、機内での樽生ビール提供 サービス概要〕
開始時期 : 2010年7月20日(火)~
対象路線 : 東京(羽田)=千歳/福岡の17:00以降の出発便 および
東京(羽田)/大阪(伊丹・関西)/名古屋/福岡=沖縄 を以下の機材で就航する便
対象機種 : ボーイング747-400型機、ボーイング777-300/200型機、ボーイング767-300型機
ボーイング737-700/800型機、エアバスA320型機
価格など : ¥1,000(おつまみ付) 1便20杯限定(予定) ※東京=沖縄線 B777型機以上の大型機では1便40杯(予定)
■全日空、成田/ミュンヘン線初便ほぼ満席-乗継利便アピールし新商品造成へ
全日空(NH)とドイツ観光局、ミュンヘン国際空港は7月1日、NHの成田/ミュンヘン線開設を記念し、旅行会社関係者を招き懇親会を開催した。NHによると、成田/ミュンヘン線の初便はほぼ満席で、7月以降の予約状況も好調に推移しているという。NH執行役員営業推進本部副本部長の小川正人氏は、「レジャーが期待できる路線。そのためにユニークなコースをつくってもらいたい」と旅行会社と協力して需要創出に取り組む姿勢を示す。また、「まずは知ってもらうことが大事。ミュンヘンをアピールする色々な取り組みをしていきたい」と話しました。
■ フランス パリ / 7月14日「革命記念日」に伴う影響
7月14日(水)は、フランスの「革命記念日」(BASTILLE DAY)の祝日にあたります。 当日、パリのシャンゼリゼ大通りでは、毎年恒例の軍事パレードが開催される予定です。パレードの時間等の詳細は未定ですが、凱旋門、及びシャンゼリゼ大通り周辺では 08:00頃~14:30頃にかけて交通規制が敷かれる模様です。 またルーブル美術館の見学は個人での入場のみとなり、内部でのガイディングは不可となります。 以上、同日にご旅行をご予定の方は、ご注意ください。
■ イラン、男性の髪形も規制? 政府が「模範」をメディアを通じて発表
イスラム法(シャリア)に基づき、女性にヘジャブ(髪を覆う布)の着用を厳格に義務付けているイラン政府が、このほど短髪を基本とした男性の髪形の「模範」をメディアに発表しました。 「退廃的」な欧米文化を厳しく規制する政府が示した数種類の髪形は、いずれも短髪が基本モデルです。 もみあげを長くしたり、七三分けなどでバリエーションを加え今後、若者の間で流行している長髪が指導の対象になる可能性もあります。 大規模騒乱に発展した昨年6月の大統領選以来、イラン政府はデモの中心的存在だった女性と若者に対する規制を強化。 最近は女性の服装の「乱れ」に対する取り締まりを拡大していました。
■ タイ 非常事態宣言対象地域を縮小して3か月間延長することを発表しました
(外務省 海外安全情報 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C202 )
1. タイ政府は,反独裁民主戦線(UDD)の反政府抗議活動により、4月7日以降7月7日までの期限で、バンコク都等を対象として非常事態宣言を発令していましたが、7月6日 その対象地域をそれまでの24都県から以下の19都県に縮小して同日から3か月間有効期間を延長することを決定しました。
【非常事態宣言対象都県】
バンコク都,ノンタブリー県,サムットプラカーン県,パトゥムタニー県,アユタヤ県,チョンブリー県,チェンマイ県,チェンライ県,ランパーン県,コンケン県,ウドンタニ県,チャイヤプーム県,ナコンラチャシーマー県,ウボンラチャタニ県,マハーサラカム県,ロイエット県,ノンブアラムプー県,サコンナコン県及びムクダハン県
2. つきましては,同地域に渡航・滞在を予定されている方は,報道等から最新の治安情報を入手し,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
■ ニューヨーク、レストランウィーク開催されます
ニューヨーク市観光局によると、7月12日から25日までニューヨーク市内で「NYCレストランウィーク」を開催。 今回は市内275軒以上のレストランが参加し、ランチやディナーを均一の特別価格で提供するというものです。 ランチは24.07米ドル(約2100円)、ディナーは35米ドル(約3100円)と通常よりもリーズナブルな価格でレストランの料理を味わうことができます。 また、トラックでテイクアウトのスープを販売する「NYCレストランウィーク・トラック」も同時開催し過去最大規模になると予測。 参加するレストランは、アデュール・アラン・デュカス、ノブ、イエルバ・ブエナ、ザ・リバー・カフェなどです。
■ 米国運輸省が羽田/米国線を正式決定しました
米国運輸省(DOT)は現地時間7月6日、5月7日に仮決定していた羽田/米国線の4路線について正式に承認しました。 該当する4路線は、アメリカン航空(AA)の羽田/ニューヨーク線、デルタ航空(DL)の羽田/ロサンゼルス線、羽田/デトロイト線、ハワイアン航空(HA)の羽田/ホノルル線です。 国土交通省航空局によると、HAは日本初就航となるためこれから外国人国際航空運送事業を申請し許可を取得する必要がありました。 AA、DLを含め3社とも、事業計画の設定または変更と運賃の設定を国交省に申請する必要があります。 HAは10月31日の就航を表明、使用する機材は、ボーイングB767-300ER型機で座席数は264席。 その後、座席数294席のエアバスA330-200型機の導入も計画しています。 AAは1月22日の就航を表明しており、ボーイングB777型機を使用する予定。 同じワンワールドの日本航空(JL)も10月31日に羽田/サンフランシスコ線と羽田/ホノルル線の運航を開始する計画であることから、羽田/米国間でのワンワールドのネットワークが充実することになります。DLの就航日は未定。 しかし、今後数週間以内にスケジュールを発表する予定です。
■日系2社、羽田新路線の値付けに差-JLは2方面、NHは全路線で成田線より高額
日本航空(JL)は10月末から就航予定の羽田/ホノルル線の正規割引運賃について、成田発同方面の正規割引運賃よりも高値に設定し、販売を開始した。JL広報室によると「利便性の高い羽田の需要を考慮して戦略をたてた結果」という。羽田発の運賃額はエコノミークラスの「ダイナミックセイバー」の場合6万5000円からで、成田発より1万円高い。ビジネスクラスの「JALビジネスセイバー14」は21万5000円からで、成田発より1万5000円高値で設定しました。
また、これまで運航していた羽田定期チャーターのうち、ソウル便の運賃を成田発着より増額。ただし、新たに就航する羽田発のサンフランシスコ線、パリ線、シンガポール線、バンコク線は、成田発同エリア行きの運賃と同額で設定しました。
一方、全日空(NH)はこれまで、羽田定期チャーター便の運賃について、成田線よりも高い金額で設定している。10月末から就航する新路線についても同様の方針。アクセスと出発時間の利便性が高く、プレジャー客の高い需要が見込まれるとして、成田線との差をつけた。これまでのところ、プライシングは需要にあっているという。
羽田/ホノルル線はエコノミークラス「エコ割7」の場合で6万4400円から、ビジネスクラス「ビジ割14」は21万4400円からの設定で、割増額はJLと同じ。羽田/ロサンゼルス線の「スーパーエコ割」の場合、6万1400円からの設定で、成田発よりも1万2000円増額とした。羽田/シンガポール線、バンコク線はまだ発売していないが、これまでどおり、成田の運賃額に割増する方向で調整しています。
なお、JLは7月8日に、下期のエコノミークラスとエグゼクティブクラスの正規割引運賃を発売。NHは7月2日に北米、ハワイ、欧州行きで正規割引運賃を発売しています。
■ デルタ航空、8月発券分から燃油サーチャージを引き上げます
デルタ航空は、8月1日発券分から日本発着の燃油サーチャージを引き上げると発表。 日本~北米路線は、従来よりも3500円引き上げて1万4000円、日本~フィリピンが1000円引き上げて4000円、日本~台湾・香港・中国が1000円引き上げて3500円、日本~タイ・シンガポール路線が2000円引き上げて6500円とします。 同社は、燃油市況との連動性を高めるため、2カ月ごとに航空燃油価格を確認しており、今回は予め設定された条件額を上回ったため、燃油サーチャージを引き上げます。
詳しくは、 http://ja.delta.com/delta/enja/?24;http://www.delta.com/planning_reservations/deals_offers/low_fares/global/announcements/japan_fuel.jsp をご覧下さい。
■日本航空、5月の国際線旅客数がプラス転化-8ヶ月ぶり、利用率70%強に
日本航空(JL)の5月の国際線旅客数は、前年比1.6%増の79万5927人で前年を上回った。前年実績を超えたのは、大型連休のあった2009年9月以来、8ヶ月ぶり。路線便数計画の見直しで供給量を約20%削減し、利用率は70.8%と7割を超えました。
路線別では太平洋線、オセアニア線、中国線で旅客数が前年を上回った。特に需要が回復した中国では利用率が25.7ポイント上昇。また、旅客数は前年を超えなかったものの、韓国線は供給量を30.3%減少した結果、利用率が20ポイント改善した。欧州線、太平洋線もビジネス需要が回復し、それぞれ利用率が10ポイント以上向上。収益性も改善しているという。
■ 日本航空 2010年度下期 エコノミークラス、エグゼクティブクラス割引運賃を申請しました
日本航空(JAL)は、2010年度下期の日本発割引運賃を国土交通省に認可申請。 7月8日より販売開始予定です。 事前購入型エコノミークラス割引運賃「ダイナミックセイバー」は引き続き販売します。
■ マレーシア航空、羽田/コタキナバル線を申請しました
マレーシア航空(MH)が先ごろ、深夜早朝時間帯で羽田/コタキナバル線の就航を申請したことが判明しました。 就航日は11月15日とし、運航日は羽田発が火曜日、木曜日、土曜日の週3便。 客層はレジャー需要を中心と見込み、機材はMHがアジアおよびアセアン地域に投入する新機材のボーイングB737-800型機で運航する予定です。 座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス144席。 一方、成田は現行の成田/コタキナバル/クアラルンプール線をクアラルンプールの直行便に変更します。
羽田発はコタキナバル、成田発はクアラルンプールと棲み分けをします。
【MH 羽田/コタキナバル線(申請中)】
羽田 10時20分発/コタキナバル 06時20分着(火・木・土曜日)
コタキナバル 16時35分発/羽田 23時00分着(月・水・金曜日)
■ ウズベキスタン、「通過査証(トランジットビザ)」取得時にご注意ください
ウズベキスタン共和国大使館 領事部によりますと、ウズベキスタンの通過査証(トランジットビザ)は、ウズベキスタンに入国してから72時間以内の滞在のみに有効とされておりますが、昨今、通過査証取得要件の解釈の違いから、現地空港にて旅客が入国を拒否されるといった事例が発生しています。 二次通過査証(ダブルトランジットビザ)を取得し、日本から往路復路ともタシケント経由で第3国へ行く場合、ウズベキスタンへの滞在が往路復路とも72時間以内であっても、最終目的地(第3国)において最初のウズベキスタン入国から72時間が経過してしまうと、復路ではウズベキスタンへの入国は認められません。
尚、査証取得の条件等の詳細については、ウズベキスタン共和国大使館 領事部(03-3760-5625)までお問い合せください。
■ キャセイパシフィック航空 羽田/香港線 10月31日から毎日2便運航します
キャセイパシフィック航空(CX)は、就航を発表した羽田/香港線について、10月31日から毎日2便運航することを決定。
政府認可が条件ですが、スケジュールは両方とも昼間時間帯の運航。 毎日6便で運航する成田線を1便減便し、東京/香港間は10月31日以降、毎日7便運航となり、現在よりも毎日1便増加します。
【CX羽田/香港線(毎日運航)香港発】
CX548 香港 08時30分発/羽田 13時25分着
CX542 香港 16時05分発/羽田 21時05分着
【CX羽田/香港線(毎日運航)羽田発】
CX543 羽田 10時45分発/香港 15時00分着(11月1日~)
CX549 羽田 16時25分発/香港 20時40分着
【CX成田/香港線 ・香港発】
CX504 香港 09時05分発/成田 14時10分着
CX450 香港 10時05分発/成田 16時55分着(台北経由)
CX520 香港 10時20分発/成田 15時20分着
CX500 香港 15時20分発/成田 20時20分着
CX524 香港 01時05分発/成田 06時00分着
【CX成田/香港線 ・成田発】
CX509 成田 09時15分発/香港 13時25分着
CX501 成田 10時45分発/香港 15時05分着
CX451 成田 15時30分発/香港 21時30分着(台北経由)
CX521 成田 16時20分発/香港 20時35分着
CX505 成田 18時20分発/香港 22時35分着
※羽田線、成田線ともに運航スケジュールは政府認可が条件になります
■ イタリア / 7月08~09日「イタリア鉄道」ストライキ情報
イタリア鉄道(FS)では、7月08日(木) 21:00~7月09日(金) 21:00にかけ、24時間のストライキを予定しております。 ストライキが決行された場合、列車の運休や遅延が発生する可能性がありますのでご注意ください。
■ ルフトハンザ、フランクフルト空港のラウンジ改装しました
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はこのほど、フランクフルト空港出発エリアB内のビジネスラウンジを全面改修を終えました。
LHとして初の子ども専用ラウンジ「ジェットフレンズ」を新設し、面積を約1400平方メートルに拡張しました。 ジェットフレンズには、ベビーサークルやゲーム機、子ども向けインターネットパソコン、キッズムービーなどを用意してます。
■ モスクワ市発注工事で大渋滞 飛行機乗り遅れ続出してます
モスクワの主要空港の一つ、シェレメチェボ空港に向かう幹線道路が、モスクワ市発注の陸橋工事で大渋滞となり、飛行機に乗り遅れる客が続出する騒ぎとなっています。 同空港はモスクワの北約40キロにあり、観光シーズンの夏場は1日7万人が利用。 通常はモスクワ中心部から車なら1時間程度で着くが、モスクワ中心部と空港とのほぼ中間地点にある陸橋の改修工事が6月26日に始まって以来、片側3車線のうち1車線しか通行できなくなって大渋滞を引き起こし、現在は4~5時間かかります。 同空港を拠点とするロシア最大の航空会社アエロフロートは「26日は1300人が乗り遅れ、航空券払い戻しで70万ユーロ(約7700万円)の損害を被った」と表明、その後も1日40万ユーロの損失。(北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/ より抜粋)
尚、日本航空が利用している国際空港は ドモジェドヴォ空港(Домодедово)で、空港ターミナルと市内主要駅の一つであるパヴェレツキー駅との間は速達列車で直接結ばれています。
■ 全日空、羽田国際線の割引運賃を発表しました
全日空(NH)は、今下期(10月1日~11年3月31日)の正規割引運賃で、羽田発着の北米・ハワイ・欧州方面を7月2日から販売開始しました。 羽田/ロサンゼルス線のスーパービジ割28は、成田発着の同路線より5.5%高い往復28万9400円(平日)としました。正規割引運賃の適用日は、10月31日~12月17日と1月3日~3月31日。羽田/ロサンゼルス線のスーパーエコ割は、成田発着の同路線より2割ほど高い6万1400円から。 NHはこのほか、羽田発着の中国線や東南アジア線でも正規割引運賃をそれぞれ設定する予定です。
詳しくは、全日空ホームページ(2010年度下期 北米・ハワイ・欧州行き「エコ割」および「ビジ割」運賃を申請)をご覧下さい。
■ 成田空港 「ボディースキャナー」実証実験を開始しました
国土交通省は5日、航空機のテロ防止策のため、搭乗客の衣服を透視し、金属探知機で検知できない液体や化学物質などの 不審物を調べる「ボディースキャナー」の実証実験を成田空港で開始しました。 9月までに透視方法の違う5機種を試し、乗客の反応などを聞き取り調査し、導入の可否も含め検討します。 同日、実験が始まったのは、電磁波の一種で人体に影響のない「ミリ波」を照射する米国製の機種。 乗客が指定された場所に立つと、前後の検知機がスライドする方法です。 モニター上では、体はアニメーション化され、隠した物があると機械が自動判別し表示します。 設置したのは第1ターミナルビル南ウイング保安検査場前。 搭乗客が実験に応じるかは任意ですが、金属探知機による保安検査も受けなければなりません。 5機種のうち1機種は体のラインが鮮明に出るため、プライバシーに配慮して画像の顔にぼかしを入れるほか、別室の画像分析担当者は被験者と同じ性別としましした。 5機種とも画像は検査終了後は破棄します。 09年12月の米航空機爆破テロ未遂事件で、爆薬として化学物質が下着の中に隠され、金属探知機をくぐり抜けて機内に持ち込まれたことから、欧米各国でボディースキャナーの導入が進んでいます。 (毎日新聞)より
■ デルタ航空、成田/パラオ間の運航許可を米国運輸省に申請しました
デルタ航空(DL)は7月2日、成田/パラオ間の直行便運航許可を米国運輸省に申請。 2010年12月から週4便の運航をめざしており、実現した場合は日本からパラオへ唯一の定期直行便となります。 DLは現在運航している、グアムやサイパン、ハワイなどのリゾート路線にパラオを加えることで日本からのリゾート路線を充実させ販売拡大を図る狙いがあります。
■ 香港のタバコの免税範囲の変更になりました
香港へのタバコの持ち込み免税範囲が8月1日より変更。 7月31日までは60本は免税なのに対し、8月1日からは19本になります。 香港にタバコを持ち込まれる方はご注意ください。
詳しくは、http://www.customs.gov.hk/en/passenger_clearance/duty_free/index.html をご覧下さい。
■ ロサンゼルス観光局、日本語公式ウェブサイトをリニューアルしました
ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港アジア・パシフィック事務所(LACVB)は7月1日、日本語のオフィシャルサイトをリニューアルオープン。 本局が立ち上げた英語のオフィシャルサイト内に、韓国語や中国語、スペイン語などとともに開設し、どの言語でも常に最新情報を提供できる世界共通のグローバルサイト。 ウェブサイトでは、エリア別のホテルやレストラン、ショッピング、ナイトスポット、イベント情報のほか、テーマ別の過ごし方や、ロサンゼルス観光局が推薦するツアーなどを紹介します。 LACVBの業務や、旅行業界やメディア向けに提供するサポートなどについても掲載しています。
詳しくはLACVB公式サイト http://www.discoverlosangeles.com/jp/ をご覧下さい
■ 南アフリカ 入国カード記入・提出について
南アフリカ入国の際、入国カードについて記入・提出を求められるケースが発生しています。 最近は課税対象の有無に関わらず税関申告書の提出が求められるケースも報告されております。 これらの書類の提出が求められた場合には、現地係官からの指示に従ってください。
■ JR東日本、Suica&N‘EXに「往復用」設定 (訪日外国人用) しました
東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月1日、オリジナルSuicaに成田エクスプレスの乗車券と特急券を付ける「Suica&N’EX」 http://www.jreast.co.jp/e/suica-nex/index.html で、成田エクスプレスを往復でも利用できるようにしました。
これまでは成田空港から東京・横浜方面への片道券のみ提供していました。 販売価格は普通車用で5500円(片道:3500円)。 成田空港外国人旅行センターと空港第2ビル外国人旅行センター、両センターの営業時間外は成田空港駅と第2ビル駅のみどりの窓口で販売。
訪日外国人向けに通年で設定している「JR EAST PASS」http://www.jreast.co.jp/e/eastpass/index.htmlで、 2010年10月からの「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせて期間限定の特別版を設定。 長野県内を走る信濃鉄道、長野鉄道、松本電気鉄道、上田電鉄をフリーエリア内に含めました。 料金は普通車大人5日間の場合2万円、10日間では3万2000円です。
■ 全日空 羽田空港第2旅客ターミナルに「ニンテンドーゾーン」を再導入します
全日空(ANA)は2010年7月17日(土)~9月30日(木)の間、羽田空港第2旅客ターミナルに、任天堂株式会社の携帯ゲーム機 「ニンテンドーDSシリーズ(DS・DS Lite・DSi・DSi LL)」を利用したネットワークサービス「ニンテンドーゾーン」を、5月に続き再導入し、『ANAでDS』キャンペーンを実施します。 詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。
■ 外務省/海外安全情報
ペルー:非常事態宣言の再延長
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C204
イラク:バグダッドにおけるシーア派宗教行事を狙った自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C205
ギニア:大統領選挙の実施に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C203
スリランカに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T081
インド:鉄道を標的としたテロの脅威に対する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C201
ラオスに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T080
ボリビア:バス事故の多発に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C200
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
全日空(ANA)とホシザキ電機は、航空機内で樽詰の生ビールを注出できるビールディスペンサーの開発に世界で初めて成功。ANAでは、この世界初の航空機用ビールディスペンサーを用いて、7月20日(火)より国内線の新サービスANA My Choiceの有料メニューのひとつとして、客室乗務員が機内で樽から注ぐ生ビールの販売を開始します。
〔世界初、機内での樽生ビール提供 サービス概要〕
開始時期 : 2010年7月20日(火)~
対象路線 : 東京(羽田)=千歳/福岡の17:00以降の出発便 および
東京(羽田)/大阪(伊丹・関西)/名古屋/福岡=沖縄 を以下の機材で就航する便
対象機種 : ボーイング747-400型機、ボーイング777-300/200型機、ボーイング767-300型機
ボーイング737-700/800型機、エアバスA320型機
価格など : ¥1,000(おつまみ付) 1便20杯限定(予定) ※東京=沖縄線 B777型機以上の大型機では1便40杯(予定)
■全日空、成田/ミュンヘン線初便ほぼ満席-乗継利便アピールし新商品造成へ
全日空(NH)とドイツ観光局、ミュンヘン国際空港は7月1日、NHの成田/ミュンヘン線開設を記念し、旅行会社関係者を招き懇親会を開催した。NHによると、成田/ミュンヘン線の初便はほぼ満席で、7月以降の予約状況も好調に推移しているという。NH執行役員営業推進本部副本部長の小川正人氏は、「レジャーが期待できる路線。そのためにユニークなコースをつくってもらいたい」と旅行会社と協力して需要創出に取り組む姿勢を示す。また、「まずは知ってもらうことが大事。ミュンヘンをアピールする色々な取り組みをしていきたい」と話しました。
■ フランス パリ / 7月14日「革命記念日」に伴う影響
7月14日(水)は、フランスの「革命記念日」(BASTILLE DAY)の祝日にあたります。 当日、パリのシャンゼリゼ大通りでは、毎年恒例の軍事パレードが開催される予定です。パレードの時間等の詳細は未定ですが、凱旋門、及びシャンゼリゼ大通り周辺では 08:00頃~14:30頃にかけて交通規制が敷かれる模様です。 またルーブル美術館の見学は個人での入場のみとなり、内部でのガイディングは不可となります。 以上、同日にご旅行をご予定の方は、ご注意ください。
■ イラン、男性の髪形も規制? 政府が「模範」をメディアを通じて発表
イスラム法(シャリア)に基づき、女性にヘジャブ(髪を覆う布)の着用を厳格に義務付けているイラン政府が、このほど短髪を基本とした男性の髪形の「模範」をメディアに発表しました。 「退廃的」な欧米文化を厳しく規制する政府が示した数種類の髪形は、いずれも短髪が基本モデルです。 もみあげを長くしたり、七三分けなどでバリエーションを加え今後、若者の間で流行している長髪が指導の対象になる可能性もあります。 大規模騒乱に発展した昨年6月の大統領選以来、イラン政府はデモの中心的存在だった女性と若者に対する規制を強化。 最近は女性の服装の「乱れ」に対する取り締まりを拡大していました。
■ タイ 非常事態宣言対象地域を縮小して3か月間延長することを発表しました
(外務省 海外安全情報 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C202 )
1. タイ政府は,反独裁民主戦線(UDD)の反政府抗議活動により、4月7日以降7月7日までの期限で、バンコク都等を対象として非常事態宣言を発令していましたが、7月6日 その対象地域をそれまでの24都県から以下の19都県に縮小して同日から3か月間有効期間を延長することを決定しました。
【非常事態宣言対象都県】
バンコク都,ノンタブリー県,サムットプラカーン県,パトゥムタニー県,アユタヤ県,チョンブリー県,チェンマイ県,チェンライ県,ランパーン県,コンケン県,ウドンタニ県,チャイヤプーム県,ナコンラチャシーマー県,ウボンラチャタニ県,マハーサラカム県,ロイエット県,ノンブアラムプー県,サコンナコン県及びムクダハン県
2. つきましては,同地域に渡航・滞在を予定されている方は,報道等から最新の治安情報を入手し,不測の事態に巻き込まれないよう十分注意してください。
■ ニューヨーク、レストランウィーク開催されます
ニューヨーク市観光局によると、7月12日から25日までニューヨーク市内で「NYCレストランウィーク」を開催。 今回は市内275軒以上のレストランが参加し、ランチやディナーを均一の特別価格で提供するというものです。 ランチは24.07米ドル(約2100円)、ディナーは35米ドル(約3100円)と通常よりもリーズナブルな価格でレストランの料理を味わうことができます。 また、トラックでテイクアウトのスープを販売する「NYCレストランウィーク・トラック」も同時開催し過去最大規模になると予測。 参加するレストランは、アデュール・アラン・デュカス、ノブ、イエルバ・ブエナ、ザ・リバー・カフェなどです。
■ 米国運輸省が羽田/米国線を正式決定しました
米国運輸省(DOT)は現地時間7月6日、5月7日に仮決定していた羽田/米国線の4路線について正式に承認しました。 該当する4路線は、アメリカン航空(AA)の羽田/ニューヨーク線、デルタ航空(DL)の羽田/ロサンゼルス線、羽田/デトロイト線、ハワイアン航空(HA)の羽田/ホノルル線です。 国土交通省航空局によると、HAは日本初就航となるためこれから外国人国際航空運送事業を申請し許可を取得する必要がありました。 AA、DLを含め3社とも、事業計画の設定または変更と運賃の設定を国交省に申請する必要があります。 HAは10月31日の就航を表明、使用する機材は、ボーイングB767-300ER型機で座席数は264席。 その後、座席数294席のエアバスA330-200型機の導入も計画しています。 AAは1月22日の就航を表明しており、ボーイングB777型機を使用する予定。 同じワンワールドの日本航空(JL)も10月31日に羽田/サンフランシスコ線と羽田/ホノルル線の運航を開始する計画であることから、羽田/米国間でのワンワールドのネットワークが充実することになります。DLの就航日は未定。 しかし、今後数週間以内にスケジュールを発表する予定です。
■日系2社、羽田新路線の値付けに差-JLは2方面、NHは全路線で成田線より高額
日本航空(JL)は10月末から就航予定の羽田/ホノルル線の正規割引運賃について、成田発同方面の正規割引運賃よりも高値に設定し、販売を開始した。JL広報室によると「利便性の高い羽田の需要を考慮して戦略をたてた結果」という。羽田発の運賃額はエコノミークラスの「ダイナミックセイバー」の場合6万5000円からで、成田発より1万円高い。ビジネスクラスの「JALビジネスセイバー14」は21万5000円からで、成田発より1万5000円高値で設定しました。
また、これまで運航していた羽田定期チャーターのうち、ソウル便の運賃を成田発着より増額。ただし、新たに就航する羽田発のサンフランシスコ線、パリ線、シンガポール線、バンコク線は、成田発同エリア行きの運賃と同額で設定しました。
一方、全日空(NH)はこれまで、羽田定期チャーター便の運賃について、成田線よりも高い金額で設定している。10月末から就航する新路線についても同様の方針。アクセスと出発時間の利便性が高く、プレジャー客の高い需要が見込まれるとして、成田線との差をつけた。これまでのところ、プライシングは需要にあっているという。
羽田/ホノルル線はエコノミークラス「エコ割7」の場合で6万4400円から、ビジネスクラス「ビジ割14」は21万4400円からの設定で、割増額はJLと同じ。羽田/ロサンゼルス線の「スーパーエコ割」の場合、6万1400円からの設定で、成田発よりも1万2000円増額とした。羽田/シンガポール線、バンコク線はまだ発売していないが、これまでどおり、成田の運賃額に割増する方向で調整しています。
なお、JLは7月8日に、下期のエコノミークラスとエグゼクティブクラスの正規割引運賃を発売。NHは7月2日に北米、ハワイ、欧州行きで正規割引運賃を発売しています。
■ デルタ航空、8月発券分から燃油サーチャージを引き上げます
デルタ航空は、8月1日発券分から日本発着の燃油サーチャージを引き上げると発表。 日本~北米路線は、従来よりも3500円引き上げて1万4000円、日本~フィリピンが1000円引き上げて4000円、日本~台湾・香港・中国が1000円引き上げて3500円、日本~タイ・シンガポール路線が2000円引き上げて6500円とします。 同社は、燃油市況との連動性を高めるため、2カ月ごとに航空燃油価格を確認しており、今回は予め設定された条件額を上回ったため、燃油サーチャージを引き上げます。
詳しくは、 http://ja.delta.com/delta/enja/?24;http://www.delta.com/planning_reservations/deals_offers/low_fares/global/announcements/japan_fuel.jsp をご覧下さい。
■日本航空、5月の国際線旅客数がプラス転化-8ヶ月ぶり、利用率70%強に
日本航空(JL)の5月の国際線旅客数は、前年比1.6%増の79万5927人で前年を上回った。前年実績を超えたのは、大型連休のあった2009年9月以来、8ヶ月ぶり。路線便数計画の見直しで供給量を約20%削減し、利用率は70.8%と7割を超えました。
路線別では太平洋線、オセアニア線、中国線で旅客数が前年を上回った。特に需要が回復した中国では利用率が25.7ポイント上昇。また、旅客数は前年を超えなかったものの、韓国線は供給量を30.3%減少した結果、利用率が20ポイント改善した。欧州線、太平洋線もビジネス需要が回復し、それぞれ利用率が10ポイント以上向上。収益性も改善しているという。
■ 日本航空 2010年度下期 エコノミークラス、エグゼクティブクラス割引運賃を申請しました
日本航空(JAL)は、2010年度下期の日本発割引運賃を国土交通省に認可申請。 7月8日より販売開始予定です。 事前購入型エコノミークラス割引運賃「ダイナミックセイバー」は引き続き販売します。
■ マレーシア航空、羽田/コタキナバル線を申請しました
マレーシア航空(MH)が先ごろ、深夜早朝時間帯で羽田/コタキナバル線の就航を申請したことが判明しました。 就航日は11月15日とし、運航日は羽田発が火曜日、木曜日、土曜日の週3便。 客層はレジャー需要を中心と見込み、機材はMHがアジアおよびアセアン地域に投入する新機材のボーイングB737-800型機で運航する予定です。 座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス144席。 一方、成田は現行の成田/コタキナバル/クアラルンプール線をクアラルンプールの直行便に変更します。
羽田発はコタキナバル、成田発はクアラルンプールと棲み分けをします。
【MH 羽田/コタキナバル線(申請中)】
羽田 10時20分発/コタキナバル 06時20分着(火・木・土曜日)
コタキナバル 16時35分発/羽田 23時00分着(月・水・金曜日)
■ ウズベキスタン、「通過査証(トランジットビザ)」取得時にご注意ください
ウズベキスタン共和国大使館 領事部によりますと、ウズベキスタンの通過査証(トランジットビザ)は、ウズベキスタンに入国してから72時間以内の滞在のみに有効とされておりますが、昨今、通過査証取得要件の解釈の違いから、現地空港にて旅客が入国を拒否されるといった事例が発生しています。 二次通過査証(ダブルトランジットビザ)を取得し、日本から往路復路ともタシケント経由で第3国へ行く場合、ウズベキスタンへの滞在が往路復路とも72時間以内であっても、最終目的地(第3国)において最初のウズベキスタン入国から72時間が経過してしまうと、復路ではウズベキスタンへの入国は認められません。
尚、査証取得の条件等の詳細については、ウズベキスタン共和国大使館 領事部(03-3760-5625)までお問い合せください。
■ キャセイパシフィック航空 羽田/香港線 10月31日から毎日2便運航します
キャセイパシフィック航空(CX)は、就航を発表した羽田/香港線について、10月31日から毎日2便運航することを決定。
政府認可が条件ですが、スケジュールは両方とも昼間時間帯の運航。 毎日6便で運航する成田線を1便減便し、東京/香港間は10月31日以降、毎日7便運航となり、現在よりも毎日1便増加します。
【CX羽田/香港線(毎日運航)香港発】
CX548 香港 08時30分発/羽田 13時25分着
CX542 香港 16時05分発/羽田 21時05分着
【CX羽田/香港線(毎日運航)羽田発】
CX543 羽田 10時45分発/香港 15時00分着(11月1日~)
CX549 羽田 16時25分発/香港 20時40分着
【CX成田/香港線 ・香港発】
CX504 香港 09時05分発/成田 14時10分着
CX450 香港 10時05分発/成田 16時55分着(台北経由)
CX520 香港 10時20分発/成田 15時20分着
CX500 香港 15時20分発/成田 20時20分着
CX524 香港 01時05分発/成田 06時00分着
【CX成田/香港線 ・成田発】
CX509 成田 09時15分発/香港 13時25分着
CX501 成田 10時45分発/香港 15時05分着
CX451 成田 15時30分発/香港 21時30分着(台北経由)
CX521 成田 16時20分発/香港 20時35分着
CX505 成田 18時20分発/香港 22時35分着
※羽田線、成田線ともに運航スケジュールは政府認可が条件になります
■ イタリア / 7月08~09日「イタリア鉄道」ストライキ情報
イタリア鉄道(FS)では、7月08日(木) 21:00~7月09日(金) 21:00にかけ、24時間のストライキを予定しております。 ストライキが決行された場合、列車の運休や遅延が発生する可能性がありますのでご注意ください。
■ ルフトハンザ、フランクフルト空港のラウンジ改装しました
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)はこのほど、フランクフルト空港出発エリアB内のビジネスラウンジを全面改修を終えました。
LHとして初の子ども専用ラウンジ「ジェットフレンズ」を新設し、面積を約1400平方メートルに拡張しました。 ジェットフレンズには、ベビーサークルやゲーム機、子ども向けインターネットパソコン、キッズムービーなどを用意してます。
■ モスクワ市発注工事で大渋滞 飛行機乗り遅れ続出してます
モスクワの主要空港の一つ、シェレメチェボ空港に向かう幹線道路が、モスクワ市発注の陸橋工事で大渋滞となり、飛行機に乗り遅れる客が続出する騒ぎとなっています。 同空港はモスクワの北約40キロにあり、観光シーズンの夏場は1日7万人が利用。 通常はモスクワ中心部から車なら1時間程度で着くが、モスクワ中心部と空港とのほぼ中間地点にある陸橋の改修工事が6月26日に始まって以来、片側3車線のうち1車線しか通行できなくなって大渋滞を引き起こし、現在は4~5時間かかります。 同空港を拠点とするロシア最大の航空会社アエロフロートは「26日は1300人が乗り遅れ、航空券払い戻しで70万ユーロ(約7700万円)の損害を被った」と表明、その後も1日40万ユーロの損失。(北海道新聞 http://www.hokkaido-np.co.jp/ より抜粋)
尚、日本航空が利用している国際空港は ドモジェドヴォ空港(Домодедово)で、空港ターミナルと市内主要駅の一つであるパヴェレツキー駅との間は速達列車で直接結ばれています。
■ 全日空、羽田国際線の割引運賃を発表しました
全日空(NH)は、今下期(10月1日~11年3月31日)の正規割引運賃で、羽田発着の北米・ハワイ・欧州方面を7月2日から販売開始しました。 羽田/ロサンゼルス線のスーパービジ割28は、成田発着の同路線より5.5%高い往復28万9400円(平日)としました。正規割引運賃の適用日は、10月31日~12月17日と1月3日~3月31日。羽田/ロサンゼルス線のスーパーエコ割は、成田発着の同路線より2割ほど高い6万1400円から。 NHはこのほか、羽田発着の中国線や東南アジア線でも正規割引運賃をそれぞれ設定する予定です。
詳しくは、全日空ホームページ(2010年度下期 北米・ハワイ・欧州行き「エコ割」および「ビジ割」運賃を申請)をご覧下さい。
■ 成田空港 「ボディースキャナー」実証実験を開始しました
国土交通省は5日、航空機のテロ防止策のため、搭乗客の衣服を透視し、金属探知機で検知できない液体や化学物質などの 不審物を調べる「ボディースキャナー」の実証実験を成田空港で開始しました。 9月までに透視方法の違う5機種を試し、乗客の反応などを聞き取り調査し、導入の可否も含め検討します。 同日、実験が始まったのは、電磁波の一種で人体に影響のない「ミリ波」を照射する米国製の機種。 乗客が指定された場所に立つと、前後の検知機がスライドする方法です。 モニター上では、体はアニメーション化され、隠した物があると機械が自動判別し表示します。 設置したのは第1ターミナルビル南ウイング保安検査場前。 搭乗客が実験に応じるかは任意ですが、金属探知機による保安検査も受けなければなりません。 5機種のうち1機種は体のラインが鮮明に出るため、プライバシーに配慮して画像の顔にぼかしを入れるほか、別室の画像分析担当者は被験者と同じ性別としましした。 5機種とも画像は検査終了後は破棄します。 09年12月の米航空機爆破テロ未遂事件で、爆薬として化学物質が下着の中に隠され、金属探知機をくぐり抜けて機内に持ち込まれたことから、欧米各国でボディースキャナーの導入が進んでいます。 (毎日新聞)より
■ デルタ航空、成田/パラオ間の運航許可を米国運輸省に申請しました
デルタ航空(DL)は7月2日、成田/パラオ間の直行便運航許可を米国運輸省に申請。 2010年12月から週4便の運航をめざしており、実現した場合は日本からパラオへ唯一の定期直行便となります。 DLは現在運航している、グアムやサイパン、ハワイなどのリゾート路線にパラオを加えることで日本からのリゾート路線を充実させ販売拡大を図る狙いがあります。
■ 香港のタバコの免税範囲の変更になりました
香港へのタバコの持ち込み免税範囲が8月1日より変更。 7月31日までは60本は免税なのに対し、8月1日からは19本になります。 香港にタバコを持ち込まれる方はご注意ください。
詳しくは、http://www.customs.gov.hk/en/passenger_clearance/duty_free/index.html をご覧下さい。
■ ロサンゼルス観光局、日本語公式ウェブサイトをリニューアルしました
ロサンゼルス観光局・ロサンゼルス国際空港アジア・パシフィック事務所(LACVB)は7月1日、日本語のオフィシャルサイトをリニューアルオープン。 本局が立ち上げた英語のオフィシャルサイト内に、韓国語や中国語、スペイン語などとともに開設し、どの言語でも常に最新情報を提供できる世界共通のグローバルサイト。 ウェブサイトでは、エリア別のホテルやレストラン、ショッピング、ナイトスポット、イベント情報のほか、テーマ別の過ごし方や、ロサンゼルス観光局が推薦するツアーなどを紹介します。 LACVBの業務や、旅行業界やメディア向けに提供するサポートなどについても掲載しています。
詳しくはLACVB公式サイト http://www.discoverlosangeles.com/jp/ をご覧下さい
■ 南アフリカ 入国カード記入・提出について
南アフリカ入国の際、入国カードについて記入・提出を求められるケースが発生しています。 最近は課税対象の有無に関わらず税関申告書の提出が求められるケースも報告されております。 これらの書類の提出が求められた場合には、現地係官からの指示に従ってください。
■ JR東日本、Suica&N‘EXに「往復用」設定 (訪日外国人用) しました
東日本旅客鉄道(JR東日本)は7月1日、オリジナルSuicaに成田エクスプレスの乗車券と特急券を付ける「Suica&N’EX」 http://www.jreast.co.jp/e/suica-nex/index.html で、成田エクスプレスを往復でも利用できるようにしました。
これまでは成田空港から東京・横浜方面への片道券のみ提供していました。 販売価格は普通車用で5500円(片道:3500円)。 成田空港外国人旅行センターと空港第2ビル外国人旅行センター、両センターの営業時間外は成田空港駅と第2ビル駅のみどりの窓口で販売。
訪日外国人向けに通年で設定している「JR EAST PASS」http://www.jreast.co.jp/e/eastpass/index.htmlで、 2010年10月からの「信州デスティネーションキャンペーン」に合わせて期間限定の特別版を設定。 長野県内を走る信濃鉄道、長野鉄道、松本電気鉄道、上田電鉄をフリーエリア内に含めました。 料金は普通車大人5日間の場合2万円、10日間では3万2000円です。
■ 全日空 羽田空港第2旅客ターミナルに「ニンテンドーゾーン」を再導入します
全日空(ANA)は2010年7月17日(土)~9月30日(木)の間、羽田空港第2旅客ターミナルに、任天堂株式会社の携帯ゲーム機 「ニンテンドーDSシリーズ(DS・DS Lite・DSi・DSi LL)」を利用したネットワークサービス「ニンテンドーゾーン」を、5月に続き再導入し、『ANAでDS』キャンペーンを実施します。 詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。
■ 外務省/海外安全情報
ペルー:非常事態宣言の再延長
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C204
イラク:バグダッドにおけるシーア派宗教行事を狙った自爆テロ事件の発生に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C205
ギニア:大統領選挙の実施に伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C203
スリランカに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T081
インド:鉄道を標的としたテロの脅威に対する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C201
ラオスに対する渡航情報(危険情報)の発出
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010T080
ボリビア:バス事故の多発に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C200
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
2010年7月7日水曜日
エモック・ニュース 2010/07/06 配信
■ 米国南部、中米及びカリブ地域:ハリケーンに対する注意喚起が必要です
米国南部、中米及びカリブ地域では、毎年6月から11月までがハリケーン・シーズンです。 2005年にはカトリーナ及びリタといった大型ハリケーンが米国南部に上陸し、大きな被害をもたらしました。 本年につきましては、6月30日、メキシコ湾岸で発生したものとしては本シーズン最初のものであるハリケーン・アレックスがメキシコ北部に上陸しました。、その後、勢力を弱めながらメキシコ北部を西に移動する見通しです。 つきましては、ハリケーン被害を受ける可能性がある米国南部、中米及びカリブ地域に渡航・滞在を予定されている方は、下記ウェブサイト等より最新のハリケーン情報の入手に努め、ハリケーン襲来が予想される場合には、渡航及び滞在の安全性を確認してください。 滞在されている方は、ハリケーン被害に備え懐中電灯・ラジオ等を手元に置いておくほか、飲料水・食料を備蓄するとともに、 必要な場合には安全な場所に退避する等の安全対策についてあらかじめ確認しておいてください。 万一、ハリケーンに巻き込まれた場合には、警報等に従い,安全確保に努めるとともに、御自身の安全等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本大使館(又は総領事館)に連絡してください。
ハリケーン関連情報が入手可能なウェブサイト ウェザー・チャンネル ( http://www.weather.com/ )
ナショナル・ハリケーン・センター ( http://www.nhc.noaa.gov/ )
こちらは外務省 海外安全情報 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C199 からの記事抜粋。
■ 全日空(ANA) 羽田発の国際線を9路線に拡大します
全日空(ANA)は10月31日より羽田発の国際線を9路線に拡大します。 就航路線は、ロサンゼルス、ホノルル、バンコク 、シンガポール、北京、ソウル、上海、香港、台北。 詳しくは、 http://www.ana.co.jp/int/airinfo/promotion/haneda/ をご覧下さい。
■ デルタ航空 名古屋(中部国際空港セントレア)発着便を増便
デルタ航空(DL)は7月1日から、名古屋(中部国際セントレア)/ホノルル線の直行便を12月22日からデイリー運航すると発表しました。 運航スケジュールは、名古屋(中部国際セントレア)発19:50/ホノルル着8:05とホノルル発10:40/名古屋(中部国際セントレア)着 翌日16:20。 使用機材はB767-300ER型で、ビジネスクラス35席、エコノミークラス181席の計216席。 DLは羽田の国際線で、ホノルル・シアトル各線も申請していたが選ばれませんでした。 しかし、6月には大阪(関西空港)/シアトル線の運航を開始。
首都圏以外からの輸送力も強化することで、日本市場全体での需要の掘り起こしにつなげます。
■ 日本航空 成田/グアム 就航40周年 記念キャンペーンを開始します
日本航空(JAL)は、2010年10月1日から12月31日(日本発)の期間に成田/グアムでJALに搭乗された方を対象に『JAL東京-グアム線 就航40周年 サンクスキャンペーン』を実施すると発表しました。 内容は、日本航空ホームページから事前にキャンペーン登録を完了された方から抽選で、成田-グアム エコノミークラス・ペア往復航空券、ホテル・ニッコー・グアム ペア宿泊券(3泊分)、JCBギフトカード 3,000円分、イオンの水着などをプレゼントします。 応募受付開始は9月1日からです。
詳しくは、http://www.jal.co.jp/inter/guam40/ をご覧ください。
■ カタール航空、南米でデイリー運航開始しました
カタール航空(QR)は6月24日、ドーハ/サンパウロ/ブエノスアイレス線のデイリー運航を開始しました。 QRの南米大陸への乗り入れはこれが初めてです。 今回の就航で6大陸すべてへの就航を実現し、ネットワークを全世界92都市に拡大しました。QRは2013年を目標に、世界120都市への就航を目指します。 使用機材はボーイングB777-200LR型機で、座席数はビジネスクラス42席、エコノミークラス216席。
【QR ドーハ/サンパウロ/ブエノスアイレス線運航スケジュール(毎日運航)】
QR921便 ドーハ 07時40分発/サンパウロ 15時55分着 サンパウロ 17時40分発/ブエノスアイレス 20時30分着
QE922便 ブエノスアイレス 23時05分発/サンパウロ 01時55分着※翌日
■ スターアライアンスにエーゲ航空(A3)が加盟しました
ギリシャのエーゲ航空(A3)は6月30日、スターアライアンスに加盟しました。 スターアライアンスでは、地中海東部に位置するギリシャの戦略的重要性を高く位置づけての展開です。 A3の加盟により、スターアライアンスのネットワークでギリシャを行き来する路線と国内線は、27ヶ国の69ヶ所、毎週1500便以上になるといいます。
■ 在日 タイ大使館臨時移転します
7月27日より大使館の立て替え工事のため、下記のところへ臨時事務所を設置します。
期間 : 7月27日から約2年間
移転先 : 東京都千代田区九段南2-1-17 FORECAST 九段南 東京メトロ九段下駅徒歩5分
■ 米国 7月末までにI-94Wを廃止します
米国大使館によると、7月末までに電子渡航認証システム(ESTA)登録者によるI-94W(出入国記録カード)への記入が、米国のすべての国際空港で不要になります。 I-94Wの廃止は、米国土安全保障省による電子化への切り替えの施策の一環で、段階的に進められています。 カナダの事前入国審査場で6月2日に廃止されたほか、6月上旬にはロサンゼルス、ラスベガス、サンディエゴ、ダラス、フィラデルフィア、シャーロット、ヒューストン、フェニックス、ツーソンで廃止。 6月中旬にはホノルルなどでも廃止され、同18日からはグアムで記入が免除されています。
■ UAE ドバイ / 7月08日、イスラム教の祝日「預言者昇天祭」に伴う影響
7月08日(木) 18:30から7月09日(金) 19:30まで、UAEはイスラム教の祝日「預言者昇天祭」(Lailat Al Miraj)にあたります。 これに伴い、ドバイを含むUAE全土において、ホテルのレストラン・バー、砂漠キャンプ場、クルーズ船内などを含むあらゆる公共の場所でのアルコール提供、及びベリーダンスや音楽演奏などのエンターテイメントが自粛されます。 以上、同期間にご滞在予定の方は、予めご了承ください。なお、ホテルの客室内に設置されているミニバーに関しましては特に規制がなく、通常通りアルコール飲料もご利用いただけます。
■ タイ国際航空 羽田/バンコク線を開設します
タイ国際航空(TG)は、10月31日から始まる冬期スケジュールで、羽田/バンコク線に就航すると発表しました。 関係当局による認可が前提となりますが、毎日運航を予定しています。 スケジュールは、羽田発0:20/バンコク着5:20(TG661便)、バンコク発14:50/羽田着22:30(TG660便)。 羽田発便は11月1日からの運航。 TGは現在、成田/バンコク線を週21便(プーケット経由便含む)運航しており、羽田線の開設でバンコク行きの便の選択肢を広げます。
■ 台湾、7月より「故宮博物院」のオープン時間が延長になりました
世界四大博物館の一つに数えられる台北の人気観光スポット「故宮博物院」のオープン時間が、2010年7月01日(木)より、次の通り延長となりました。 7月以降のオープン時間 * 日曜~金曜 --- 08:30~18:30 (6/30まで 09:00~17:00) * 土曜 --- 08:30~20:30 (6/30まで 09:00~20:30)
■ 日本航空、羽田/シンガポール線を就航します
日本航空(JL)は10月31日からの冬スケジュールで、羽田/シンガポール線に就航することを決めました。 使用機材はボーイングB767型機。 これにともない成田/シンガポール線のJL711/710便は運休します。 JLでは、すでにパリ、サンフランシスコ、ホノルル、バンコク、台北(松山)線への就航を発表しており、新路線は6路線で1日7便となります。 6路線の予約と販売は7月1日に開始。 また、現在チャーター便として運航中のソウル(金浦)、上海(虹橋)、北京、香港線のうち、金浦線を1便増便する計画で、羽田空港からの国際線は合計10路線となり、1日あたり13便を運航することになります。 このほか、羽田空港の新国際線旅客ターミナルビルへの移転に合わせて、新サービスも開始予定、JLグループ便と提携航空会社を利用する旅客を対象に、ターミナル間の移動のための専用連絡バスを運行します。 滑走路下のトンネルで国際線と国内線のターミナルを結び、8分間で移動できるようにします。 さらに、国内線で稼働しているダイレクト搭乗サービス「QuiC(クイック)」(http://www.jal.co.jp/quic-i/)を、羽田発の国際線にも導入。 新サービスの「プリント&ゴー」では、事前にウェブチェックインを済ませて搭乗券をプリントアウトできます。預け入れる手荷物がない場合は、チェックインカウンターに立ち寄らずに搭乗可能だ。携帯電話と2次元バーコードを用いた「タッチ&ゴー」も利用できます。 詳しくは、http://www.jal.co.jp/haneda_new/ http://press.jal.co.jp/ja/release/201006/001576.html をご覧下さい。
■ マンダリン・オリエンタル、マカオに2軒目のホテル開業しました
マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは6月29日、マカオで2軒目となる「マンダリン・オリエンタル・マカオ」を開業しました。 マカオ国際空港やマカオと中国の国境から車で10分、フェリーターミナルから5分の場所に位置し、市街地へも徒歩数分の距離。客室数は213室で、うち27室がスイート。南シナ海や南灣湖の眺めが楽しめるレストランやバー、330人が収容可能な多目的ファンクションルーム、スパ、フィットネスセンター、屋外プールなどを設けました。 開業を記念し、2010年9月30日まで、1泊宿泊すると2泊目を無料にするなどのプランを提供。 宿泊代金は1泊2188香港ドル(約2万5800円)から。 2泊目無料以外では、スパやレストランで利用できる388マカオパタカ(約4300円)相当のルームクレジットを提供します。 さらに、スパでのスチームサウナ、もしくはドライサウナの無料利用や、フェリーターミナル/ホテル間の無料送迎などのサービスも特典として付けてます。
詳しくは http://www.mandarinoriental.com/macau/をご覧下さい。
■ キャセイパシフィック航空と関西国際空港、香港フェアを開催します
キャセイパシフィック航空(CX)と関西国際空港は7月17日から8月29日まで、空港内の展望ホールで「五感で楽しむ香港・キャセイパシフィック航空フェア」を開催します。 グッズ販売や飲茶屋台などの催しにより、香港の食や文化、音楽を紹介し、香港旅行の魅力を訴えます。 イベント期間中は、4階のスカイビューカフェで「まるごと香港展」を開催し、会場内を香港の写真パネルやCXのオリジナルグッズで装飾。 同じく4階のスカイショップタウンと旅客ターミナルビル2階の「SSTサテライト」では、関空とのコラボレーショングッズとしてTシャツやステッカーなども販売します。 スカイショップタウンでグッズを購入すると、先着30名に花文字をプレゼントする。 また、スカイビューカフェでは、8月13日から16日まで香港飲茶屋台を設け、点心メニューを提供。
このほか、期間中は花文字や飴細工、中国茶の飲み比べなどの体験スペース、カンフーパフォーマンス、中国楽器によるコンサートなども予定しています。 詳しくは、http://www.kansai-airport.or.jp/play/event/event_100625/ をご覧下さい。
■ インターコンチネンタル・ホテルズ、バンコクにホテル・インディゴを開業します
インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は2012年末、東南アジア地域で初めての「ホテル・インディゴ」ブランドのホテルをバンコクにオープンします。 「ホテル・インディゴ・バンコク・ワイヤレスロード」は客室数188室で、施設にはレストランやバー、ビジネスセンター、会議施設、ジムなどをそろえる予定です。 ホテル周辺の地域には各国の大使館や高級アパート、オフィス、エンターテイメント施設が集まり、BTSプルンチット駅にも近いことからアクセスの利便性も高いといいます。
詳しくはhttp://www.ichotelsgroup.com/h/d/6c/490/ja/home?&ovadid=13052457041&sitrackingid=44784706&siclientid=1970&yahoomatchtype=std をご覧下さい。
■ ニューヨーク市観光局、夏季にブルックリン/マンハッタン間でフェリー運航しました
ニューヨーク市観光局はニューヨーク・ウォータータクシーと共同で、ブルックリン・ブリッジ・パークと新フェリーサービス「NYハーバーウェイ・フェリー・ブルックリン/マンハッタン・エクスプレス」を開始しました。 6月11日から9月6日までの金、土、日曜日限定で、マンハッタン側のサウス・ストリート・シーポート間を約30分間隔で運航。 今回のフェリーは、ウォーターフロント地区群を結ぶアクセスの向上を目的とした「NYハーバーウェイ整備計画」の今年初めのプロジェクトとして実施するもの。 金曜日はブルックリンからガバナーズ島へのアクセス方法がなく、今回のフェリーが唯一の交通手段となります。 ちなみに、ガバナーズ島では金曜日、「フリー・バイク・フライデーズ」として、1時間まで無料の自転車レンタルサービスが実施されています。 フェリーの料金は、金曜日の乗船券が片道2ドル、往復3ドル、家族乗船券が片道6ドル。 家族乗船券1枚で大人2人までと3歳以上の子ども2人までが利用可能で、3歳未満は無料となります。 土、日曜日の乗船券は片道6ドル、往復10ドル、家族乗船券が片道15ドルの設定。
■ ブラジル・リオデジャネイロ、「コルコバードの丘」へのアクセス、再開しました
2010年4月上旬に発生した豪雨の影響を受け、リオデジャネイロを代表する観光名所の一つである「コルコバードの丘」への ケーブルカーは、復旧作業のため一時運行を停止しておりましたが、来る7月01日に運転を再開する事となりました。 本年3月より実施されております「キリストの像」の改修工事も、6月末をもって終了する予定です。 既にキリスト像の足元まで骨組みが外されており、現在はほぼ元通りの状態になっております。
■ 外務省海外安全情報 アラブ首長国連邦:ドバイにおける風紀取締りの厳格化に伴う注意喚起
1. 最近、外国人によって行われた「駐車中の車内や公共の場所での抱擁・キス」、「もめ事の相手に中指を立てる」等の行為が、アラブ首長国連邦のドバイにおいて違法行為として摘発され、裁判で懲役の実刑判決を受ける事案が発生しています。
2. 「抱擁・キス」及び「中指を立てる」行為は、多くの国では挑発的なジェスチャーに過ぎないとされていますが、イスラム教が 主流を占める国では「わいせつな行為」として認識され、公共の場所において行えば、同国の刑法典で規定されている「公然わいせつ」の構成要件を満たすこととなり、「最短でも拘束6か月」の処罰の対象となります。
また、外国人が当地においてこれらの行為を行った場合、拘禁期間終了後直ちに国外退去の処分の対象となります。
2. また、このほか、婚姻証明書等で婚姻関係を証明できない男女がアパート同居、ホテルでの同部屋宿泊等を行った場合も、同国における法律に違反し、処罰の対象となります。警察等の治安機関が、これらの犯罪を対象とした取締強化期間を設けることもあります。また、これまでと同様、公然と飲酒・酩酊する行為、ラマダン中に公然と飲食する行為等も処罰の対象となります。
3. つきましては、近隣アラブ諸国の中では比較的自由な気風の強いアラブ首長国連邦ではありますが、かかる事例が実際に生じていることもあり、同国に渡航・滞在される方は、上記のような文化、刑罪の違いをよく理解し、これらの行為を行うことのないよう十分注意してください。 2010年のラマダン期間(DUBAI)は、8月10日~9月9日 とされています。
(変更される場合がありますのでご注意下さい。)
■ エア・カナダ 成田空港発便のウェブチェックイン開始しました
7月1日より、エア・カナダ(AC)では成田空港発便のウェブチェックインを開始しました。 ウェブチェックインをご利用の際にウェブ上に表示される搭乗券を印刷して空港にお持ちのお客様は、預け入れ手荷物がない場合、チェックインカウンターにお越しいただくことなく、セキュリティエリア、出国審査場へとお進みいただけるようになります。 ウェブチェックインは、http://aircanada.jp/ のトップ、予約モジュール下のWebチェックインをクリックしていただければ、ご利用いただけます(英語)。
ウェブチェックインはこちらから >> http://www.aircanada.jp/ja/home.htm?cLoc=jp
■ マスターカード ゴールド以上で国際線無料手荷物宅配サービス開始します
マスターカードは、MasterCardゴールドカード会員向けに日本帰国された会員の荷物を空港からご自宅まで無料でお届けするサービスを開始します。利用出来る空港は、対象空港:成田空港・関西国際空港・中部国際空港・羽田空港国際線ターミナル。 詳しくは、http://www.mastercard.com/jp/personal/jp/specialoffers/goldoffer/index.html をご覧下さい。
■ UAE ドバイに新空港誕生、旅客便の受け入れ開始は、2011年3月から開始予定です
ドバイで現地時間6月27日、新空港「ドバイ・ワールド・セントラル-アル・マクトゥーム空港(マクトゥーム空港、DWC)」が貨物便に向けて部分開業しました。 同空港は、現在のドバイ国際空港とともに、ドバイのハブとしての立場を強化しようとするもので、将来的には5本の滑走路と最大4棟のターミナルを備え、年間1600万人の旅客の利用を見込みます。 第1段階として、エアバスA380型機が離発着できる滑走路1本と、年間500万人の旅客を受け入れ可能なターミナルビル、年間25万トンの貨物を処理できるカーゴターミナルが完成。 旅客便の受け入れ開始は、2011年3月の夏スケジュールの開始と同時を予定しています。 ドバイ国際空港では2009年に4100万人の旅客を受け入れました、2020年には9800万人、2030年には1億5000万人への拡大を狙います。
■ アメリカン航空、ニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線に就航します
アメリカン航空(AA)は11月、米国/ブラジル間で新たに2路線週11便の運航を開始します。 11月18日にニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線のデイリー運航を開始し、同19日にはマイアミ/ブラジリア線に週4便で就航。 いずれも成田線に接続が可能。 使用機材は、リオデジャネイロ線がボーイングB767-300型機で、座席数はAAウェブサイトによるとビジネスクラス30席、エコノミークラス195席。ブラジリア線がボーイングB757型機で、座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス166席。
【AA 米国/ブラジル間新路線運航スケジュール ニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線】
AA255便 ニューヨーク(JFK) 09時25分発/リオデジャネイロ 10時40分着※翌日(毎日)
AA256便リオデジャネイロ 23時05分発/ニューヨーク(JFK) 06時15分着※翌日(毎日)
【マイアミ/ブラジリア線】
AA243便 マイアミ 23時10分発/ブラジリア 09時35分着※翌日(水、金、土、日)
AA248便 ブラジリア 11時05分発/マイアミ 15時45分着(月、木、土、日)
■ 「マツモトキヨシ」とANAがマイルの包括提携を開始しました
株式会社マツモトキヨシ)と、全日本空輸株式会社(ANA)は、ANAマイレージクラブ会員(以下AMC会員)への新たなサービスとして、2010年7月1日(木)より全国のマツモトキヨシで商品を購入される際に「ANAマイレージクラブ Edyカード」、「Edy機能付きANAカード」、または、「ケータイ de Edy マイルサービス」登録済みのおサイフケータイのEdyでお支払いいただきましたお客様を対象に、通常の2倍となる200円(税込)につき2マイルが積算される【Edyマイルプラス】サービスと、ANAカード(クレジット機能付き)の決済で100円(税込)につき1マイルが積算される【ANAカードマイルプラス】サービスを、それぞれ開始いたします。
また、2010年の秋ごろには、ANAのマイルからマツキヨポイントへの交換サービス開始を予定する。
詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。
■ スカイマーク、9月から神戸/茨城線運休します
スカイマーク(BC)は9月1日から神戸/茨城線を運休します。 これは自衛隊百里基地の航空祭でダイヤの変更を求められ、定期便の安定運航に支障が出ると判断したためです。 BCによると、同線は4月の搭乗率が78.2%、5月が75.6%と好調で黒字運航となりましたが、定期整備コストなどを含めると黒字に至っていませんでした。 まずは低価格帯の運賃設定で需要を創出し、その後増便し3便以上で運航することで完全な黒字化を目指してたと言います。 BCでは、コスト削減のため、茨城/神戸線では原則的に神戸到着後に神戸/沖縄線、沖縄/羽田線を運航することになり、茨城で遅延した場合には羽田への到着時刻が遅れる可能性も懸念してます。 こうしたことから、運航スケジュールの変更や運航の休止の可能性による乗客への影響を考えると、増便は難しいと判断し、増便を見込んだ黒字化は難しいとして運休を決定しました。 運航再開のめどはたっていませんが、茨城空港と自衛隊間での民間共用スキームが見直されるまで運休するとしています。 詳しくは、http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100624.html をご覧下さい。
■ バンヤンツリー、サムイ島に新リゾート開業します
バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツは7月1日、サムイ島にタイ国内3軒目の「バンヤンツリー・サムイ」を開業します。 サムイ空港から車で約30分の距離に位置し、78棟のヴィラを備えます。 バンヤンツリー・スパやフィットネスセンター、ヨガ・ルーム、会議室のほか、サムイ島では初というハイドロセラピー施設を設けました。 レストラン3軒、バー2軒も併設。 ヴィラはすべてプール付きで、7つのカテゴリーを用意しました。 このうち最も大きな「サンクチュアリー・プールヴィラ」は、面積が316平方メートルあります。
■ ルフトハンザ、コンゴのポワントノワールに就航します
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は11月3日から、フランクフルト/ポワントノワール(コンゴ)線に週5便で就航します。 ポワントノワールはコンゴ第一の港湾都市です。 使用機材はボーイングB737-800型機で、座席数はビジネスクラス24席とエコノミークラス84席の計108席。 同路線はガボンの首都リーブルビルを経由、リーブルビルへは現在ガーナのアクラを経由する便を運航していますが、ポワントノワールへの就航以降は直行便となります。 なお、LHは現在、アフリカ西部と中央部への路線網拡大を重視しており、すでに西部には週33便を運航しています。
■ 成田、テレビ電話案内やネット無料利用などサービス向上します
成田国際空港は7月17日の成田スカイアクセス開業にあわせて、空港内のサービスを向上します。 駅到着から搭乗までよりわかりやすくするため、第1第2旅客ターミナルビル鉄道駅の床や壁などに案内表示を新たに追加します。 出発ロビーまでの移動をスムーズにできるよう工夫。 これら鉄道駅階から出発ロビーまでノンストップで往来するエレベーターを設置します。 第1、第2旅客ターミナル内各所では、ボランティアによる案内を開始し、到着した外国人旅客に対し空港内での移動などのサービスを提供します。 大学や国際交流センター、ボランティア団体を通じて募集する予定。 第1旅客ターミナル南ウイングでは、テレビ電話を活用した案内サービスの実証実験を実施します。 ターミナル内に配置したタッチパネル式のディスプレイを通じ、利用者と案内スタッフが双方向で会話できるという便利モノです。 今後とりわけ増加が見込める中国人旅客に対し中国語で案内できるスタッフを増員し配置します。 計3台設置し日本語や英語、中国語に対応。 このほか、第1旅客ターミナルビル内に無線LAN無料エリアを展開。 無線LANに対応できれば無料でインターネットを利用できるようにします。 45ゲート付近や34ゲート奥など5ヶ所を設置予定。6月29日には第2旅客ターミナルビル本館3階に無料インターネット施設、ブロードバンドカフェをオープンする予定です。
無料インターネット施設、ブロードバンドカフェ → http://www.naa.jp/jp/press/2010/0624_297.html
■ 外務省/海外安全情報
スペイン:マドリード地下鉄のストライキに伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C196
キルギス:国内情勢に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C197
ホンジュラス:デング熱の流行
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C198
アフガニスタン:治安情勢
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C195
ケニア:憲法改正案に関する国民投票(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C192
ギリシャ:爆弾テロ事件等に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C193
南アフリカ:2010年FIFAサッカーワールドカップ・南アフリカ大会開催に伴う注意喚起(その5)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C191
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
米国南部、中米及びカリブ地域では、毎年6月から11月までがハリケーン・シーズンです。 2005年にはカトリーナ及びリタといった大型ハリケーンが米国南部に上陸し、大きな被害をもたらしました。 本年につきましては、6月30日、メキシコ湾岸で発生したものとしては本シーズン最初のものであるハリケーン・アレックスがメキシコ北部に上陸しました。、その後、勢力を弱めながらメキシコ北部を西に移動する見通しです。 つきましては、ハリケーン被害を受ける可能性がある米国南部、中米及びカリブ地域に渡航・滞在を予定されている方は、下記ウェブサイト等より最新のハリケーン情報の入手に努め、ハリケーン襲来が予想される場合には、渡航及び滞在の安全性を確認してください。 滞在されている方は、ハリケーン被害に備え懐中電灯・ラジオ等を手元に置いておくほか、飲料水・食料を備蓄するとともに、 必要な場合には安全な場所に退避する等の安全対策についてあらかじめ確認しておいてください。 万一、ハリケーンに巻き込まれた場合には、警報等に従い,安全確保に努めるとともに、御自身の安全等の状況について日本の留守家族及び最寄りの日本大使館(又は総領事館)に連絡してください。
ハリケーン関連情報が入手可能なウェブサイト ウェザー・チャンネル ( http://www.weather.com/ )
ナショナル・ハリケーン・センター ( http://www.nhc.noaa.gov/ )
こちらは外務省 海外安全情報 http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C199 からの記事抜粋。
■ 全日空(ANA) 羽田発の国際線を9路線に拡大します
全日空(ANA)は10月31日より羽田発の国際線を9路線に拡大します。 就航路線は、ロサンゼルス、ホノルル、バンコク 、シンガポール、北京、ソウル、上海、香港、台北。 詳しくは、 http://www.ana.co.jp/int/airinfo/promotion/haneda/ をご覧下さい。
■ デルタ航空 名古屋(中部国際空港セントレア)発着便を増便
デルタ航空(DL)は7月1日から、名古屋(中部国際セントレア)/ホノルル線の直行便を12月22日からデイリー運航すると発表しました。 運航スケジュールは、名古屋(中部国際セントレア)発19:50/ホノルル着8:05とホノルル発10:40/名古屋(中部国際セントレア)着 翌日16:20。 使用機材はB767-300ER型で、ビジネスクラス35席、エコノミークラス181席の計216席。 DLは羽田の国際線で、ホノルル・シアトル各線も申請していたが選ばれませんでした。 しかし、6月には大阪(関西空港)/シアトル線の運航を開始。
首都圏以外からの輸送力も強化することで、日本市場全体での需要の掘り起こしにつなげます。
■ 日本航空 成田/グアム 就航40周年 記念キャンペーンを開始します
日本航空(JAL)は、2010年10月1日から12月31日(日本発)の期間に成田/グアムでJALに搭乗された方を対象に『JAL東京-グアム線 就航40周年 サンクスキャンペーン』を実施すると発表しました。 内容は、日本航空ホームページから事前にキャンペーン登録を完了された方から抽選で、成田-グアム エコノミークラス・ペア往復航空券、ホテル・ニッコー・グアム ペア宿泊券(3泊分)、JCBギフトカード 3,000円分、イオンの水着などをプレゼントします。 応募受付開始は9月1日からです。
詳しくは、http://www.jal.co.jp/inter/guam40/ をご覧ください。
■ カタール航空、南米でデイリー運航開始しました
カタール航空(QR)は6月24日、ドーハ/サンパウロ/ブエノスアイレス線のデイリー運航を開始しました。 QRの南米大陸への乗り入れはこれが初めてです。 今回の就航で6大陸すべてへの就航を実現し、ネットワークを全世界92都市に拡大しました。QRは2013年を目標に、世界120都市への就航を目指します。 使用機材はボーイングB777-200LR型機で、座席数はビジネスクラス42席、エコノミークラス216席。
【QR ドーハ/サンパウロ/ブエノスアイレス線運航スケジュール(毎日運航)】
QR921便 ドーハ 07時40分発/サンパウロ 15時55分着 サンパウロ 17時40分発/ブエノスアイレス 20時30分着
QE922便 ブエノスアイレス 23時05分発/サンパウロ 01時55分着※翌日
■ スターアライアンスにエーゲ航空(A3)が加盟しました
ギリシャのエーゲ航空(A3)は6月30日、スターアライアンスに加盟しました。 スターアライアンスでは、地中海東部に位置するギリシャの戦略的重要性を高く位置づけての展開です。 A3の加盟により、スターアライアンスのネットワークでギリシャを行き来する路線と国内線は、27ヶ国の69ヶ所、毎週1500便以上になるといいます。
■ 在日 タイ大使館臨時移転します
7月27日より大使館の立て替え工事のため、下記のところへ臨時事務所を設置します。
期間 : 7月27日から約2年間
移転先 : 東京都千代田区九段南2-1-17 FORECAST 九段南 東京メトロ九段下駅徒歩5分
■ 米国 7月末までにI-94Wを廃止します
米国大使館によると、7月末までに電子渡航認証システム(ESTA)登録者によるI-94W(出入国記録カード)への記入が、米国のすべての国際空港で不要になります。 I-94Wの廃止は、米国土安全保障省による電子化への切り替えの施策の一環で、段階的に進められています。 カナダの事前入国審査場で6月2日に廃止されたほか、6月上旬にはロサンゼルス、ラスベガス、サンディエゴ、ダラス、フィラデルフィア、シャーロット、ヒューストン、フェニックス、ツーソンで廃止。 6月中旬にはホノルルなどでも廃止され、同18日からはグアムで記入が免除されています。
■ UAE ドバイ / 7月08日、イスラム教の祝日「預言者昇天祭」に伴う影響
7月08日(木) 18:30から7月09日(金) 19:30まで、UAEはイスラム教の祝日「預言者昇天祭」(Lailat Al Miraj)にあたります。 これに伴い、ドバイを含むUAE全土において、ホテルのレストラン・バー、砂漠キャンプ場、クルーズ船内などを含むあらゆる公共の場所でのアルコール提供、及びベリーダンスや音楽演奏などのエンターテイメントが自粛されます。 以上、同期間にご滞在予定の方は、予めご了承ください。なお、ホテルの客室内に設置されているミニバーに関しましては特に規制がなく、通常通りアルコール飲料もご利用いただけます。
■ タイ国際航空 羽田/バンコク線を開設します
タイ国際航空(TG)は、10月31日から始まる冬期スケジュールで、羽田/バンコク線に就航すると発表しました。 関係当局による認可が前提となりますが、毎日運航を予定しています。 スケジュールは、羽田発0:20/バンコク着5:20(TG661便)、バンコク発14:50/羽田着22:30(TG660便)。 羽田発便は11月1日からの運航。 TGは現在、成田/バンコク線を週21便(プーケット経由便含む)運航しており、羽田線の開設でバンコク行きの便の選択肢を広げます。
■ 台湾、7月より「故宮博物院」のオープン時間が延長になりました
世界四大博物館の一つに数えられる台北の人気観光スポット「故宮博物院」のオープン時間が、2010年7月01日(木)より、次の通り延長となりました。 7月以降のオープン時間 * 日曜~金曜 --- 08:30~18:30 (6/30まで 09:00~17:00) * 土曜 --- 08:30~20:30 (6/30まで 09:00~20:30)
■ 日本航空、羽田/シンガポール線を就航します
日本航空(JL)は10月31日からの冬スケジュールで、羽田/シンガポール線に就航することを決めました。 使用機材はボーイングB767型機。 これにともない成田/シンガポール線のJL711/710便は運休します。 JLでは、すでにパリ、サンフランシスコ、ホノルル、バンコク、台北(松山)線への就航を発表しており、新路線は6路線で1日7便となります。 6路線の予約と販売は7月1日に開始。 また、現在チャーター便として運航中のソウル(金浦)、上海(虹橋)、北京、香港線のうち、金浦線を1便増便する計画で、羽田空港からの国際線は合計10路線となり、1日あたり13便を運航することになります。 このほか、羽田空港の新国際線旅客ターミナルビルへの移転に合わせて、新サービスも開始予定、JLグループ便と提携航空会社を利用する旅客を対象に、ターミナル間の移動のための専用連絡バスを運行します。 滑走路下のトンネルで国際線と国内線のターミナルを結び、8分間で移動できるようにします。 さらに、国内線で稼働しているダイレクト搭乗サービス「QuiC(クイック)」(http://www.jal.co.jp/quic-i/)を、羽田発の国際線にも導入。 新サービスの「プリント&ゴー」では、事前にウェブチェックインを済ませて搭乗券をプリントアウトできます。預け入れる手荷物がない場合は、チェックインカウンターに立ち寄らずに搭乗可能だ。携帯電話と2次元バーコードを用いた「タッチ&ゴー」も利用できます。 詳しくは、http://www.jal.co.jp/haneda_new/ http://press.jal.co.jp/ja/release/201006/001576.html をご覧下さい。
■ マンダリン・オリエンタル、マカオに2軒目のホテル開業しました
マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは6月29日、マカオで2軒目となる「マンダリン・オリエンタル・マカオ」を開業しました。 マカオ国際空港やマカオと中国の国境から車で10分、フェリーターミナルから5分の場所に位置し、市街地へも徒歩数分の距離。客室数は213室で、うち27室がスイート。南シナ海や南灣湖の眺めが楽しめるレストランやバー、330人が収容可能な多目的ファンクションルーム、スパ、フィットネスセンター、屋外プールなどを設けました。 開業を記念し、2010年9月30日まで、1泊宿泊すると2泊目を無料にするなどのプランを提供。 宿泊代金は1泊2188香港ドル(約2万5800円)から。 2泊目無料以外では、スパやレストランで利用できる388マカオパタカ(約4300円)相当のルームクレジットを提供します。 さらに、スパでのスチームサウナ、もしくはドライサウナの無料利用や、フェリーターミナル/ホテル間の無料送迎などのサービスも特典として付けてます。
詳しくは http://www.mandarinoriental.com/macau/をご覧下さい。
■ キャセイパシフィック航空と関西国際空港、香港フェアを開催します
キャセイパシフィック航空(CX)と関西国際空港は7月17日から8月29日まで、空港内の展望ホールで「五感で楽しむ香港・キャセイパシフィック航空フェア」を開催します。 グッズ販売や飲茶屋台などの催しにより、香港の食や文化、音楽を紹介し、香港旅行の魅力を訴えます。 イベント期間中は、4階のスカイビューカフェで「まるごと香港展」を開催し、会場内を香港の写真パネルやCXのオリジナルグッズで装飾。 同じく4階のスカイショップタウンと旅客ターミナルビル2階の「SSTサテライト」では、関空とのコラボレーショングッズとしてTシャツやステッカーなども販売します。 スカイショップタウンでグッズを購入すると、先着30名に花文字をプレゼントする。 また、スカイビューカフェでは、8月13日から16日まで香港飲茶屋台を設け、点心メニューを提供。
このほか、期間中は花文字や飴細工、中国茶の飲み比べなどの体験スペース、カンフーパフォーマンス、中国楽器によるコンサートなども予定しています。 詳しくは、http://www.kansai-airport.or.jp/play/event/event_100625/ をご覧下さい。
■ インターコンチネンタル・ホテルズ、バンコクにホテル・インディゴを開業します
インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は2012年末、東南アジア地域で初めての「ホテル・インディゴ」ブランドのホテルをバンコクにオープンします。 「ホテル・インディゴ・バンコク・ワイヤレスロード」は客室数188室で、施設にはレストランやバー、ビジネスセンター、会議施設、ジムなどをそろえる予定です。 ホテル周辺の地域には各国の大使館や高級アパート、オフィス、エンターテイメント施設が集まり、BTSプルンチット駅にも近いことからアクセスの利便性も高いといいます。
詳しくはhttp://www.ichotelsgroup.com/h/d/6c/490/ja/home?&ovadid=13052457041&sitrackingid=44784706&siclientid=1970&yahoomatchtype=std をご覧下さい。
■ ニューヨーク市観光局、夏季にブルックリン/マンハッタン間でフェリー運航しました
ニューヨーク市観光局はニューヨーク・ウォータータクシーと共同で、ブルックリン・ブリッジ・パークと新フェリーサービス「NYハーバーウェイ・フェリー・ブルックリン/マンハッタン・エクスプレス」を開始しました。 6月11日から9月6日までの金、土、日曜日限定で、マンハッタン側のサウス・ストリート・シーポート間を約30分間隔で運航。 今回のフェリーは、ウォーターフロント地区群を結ぶアクセスの向上を目的とした「NYハーバーウェイ整備計画」の今年初めのプロジェクトとして実施するもの。 金曜日はブルックリンからガバナーズ島へのアクセス方法がなく、今回のフェリーが唯一の交通手段となります。 ちなみに、ガバナーズ島では金曜日、「フリー・バイク・フライデーズ」として、1時間まで無料の自転車レンタルサービスが実施されています。 フェリーの料金は、金曜日の乗船券が片道2ドル、往復3ドル、家族乗船券が片道6ドル。 家族乗船券1枚で大人2人までと3歳以上の子ども2人までが利用可能で、3歳未満は無料となります。 土、日曜日の乗船券は片道6ドル、往復10ドル、家族乗船券が片道15ドルの設定。
■ ブラジル・リオデジャネイロ、「コルコバードの丘」へのアクセス、再開しました
2010年4月上旬に発生した豪雨の影響を受け、リオデジャネイロを代表する観光名所の一つである「コルコバードの丘」への ケーブルカーは、復旧作業のため一時運行を停止しておりましたが、来る7月01日に運転を再開する事となりました。 本年3月より実施されております「キリストの像」の改修工事も、6月末をもって終了する予定です。 既にキリスト像の足元まで骨組みが外されており、現在はほぼ元通りの状態になっております。
■ 外務省海外安全情報 アラブ首長国連邦:ドバイにおける風紀取締りの厳格化に伴う注意喚起
1. 最近、外国人によって行われた「駐車中の車内や公共の場所での抱擁・キス」、「もめ事の相手に中指を立てる」等の行為が、アラブ首長国連邦のドバイにおいて違法行為として摘発され、裁判で懲役の実刑判決を受ける事案が発生しています。
2. 「抱擁・キス」及び「中指を立てる」行為は、多くの国では挑発的なジェスチャーに過ぎないとされていますが、イスラム教が 主流を占める国では「わいせつな行為」として認識され、公共の場所において行えば、同国の刑法典で規定されている「公然わいせつ」の構成要件を満たすこととなり、「最短でも拘束6か月」の処罰の対象となります。
また、外国人が当地においてこれらの行為を行った場合、拘禁期間終了後直ちに国外退去の処分の対象となります。
2. また、このほか、婚姻証明書等で婚姻関係を証明できない男女がアパート同居、ホテルでの同部屋宿泊等を行った場合も、同国における法律に違反し、処罰の対象となります。警察等の治安機関が、これらの犯罪を対象とした取締強化期間を設けることもあります。また、これまでと同様、公然と飲酒・酩酊する行為、ラマダン中に公然と飲食する行為等も処罰の対象となります。
3. つきましては、近隣アラブ諸国の中では比較的自由な気風の強いアラブ首長国連邦ではありますが、かかる事例が実際に生じていることもあり、同国に渡航・滞在される方は、上記のような文化、刑罪の違いをよく理解し、これらの行為を行うことのないよう十分注意してください。 2010年のラマダン期間(DUBAI)は、8月10日~9月9日 とされています。
(変更される場合がありますのでご注意下さい。)
■ エア・カナダ 成田空港発便のウェブチェックイン開始しました
7月1日より、エア・カナダ(AC)では成田空港発便のウェブチェックインを開始しました。 ウェブチェックインをご利用の際にウェブ上に表示される搭乗券を印刷して空港にお持ちのお客様は、預け入れ手荷物がない場合、チェックインカウンターにお越しいただくことなく、セキュリティエリア、出国審査場へとお進みいただけるようになります。 ウェブチェックインは、http://aircanada.jp/ のトップ、予約モジュール下のWebチェックインをクリックしていただければ、ご利用いただけます(英語)。
ウェブチェックインはこちらから >> http://www.aircanada.jp/ja/home.htm?cLoc=jp
■ マスターカード ゴールド以上で国際線無料手荷物宅配サービス開始します
マスターカードは、MasterCardゴールドカード会員向けに日本帰国された会員の荷物を空港からご自宅まで無料でお届けするサービスを開始します。利用出来る空港は、対象空港:成田空港・関西国際空港・中部国際空港・羽田空港国際線ターミナル。 詳しくは、http://www.mastercard.com/jp/personal/jp/specialoffers/goldoffer/index.html をご覧下さい。
■ UAE ドバイに新空港誕生、旅客便の受け入れ開始は、2011年3月から開始予定です
ドバイで現地時間6月27日、新空港「ドバイ・ワールド・セントラル-アル・マクトゥーム空港(マクトゥーム空港、DWC)」が貨物便に向けて部分開業しました。 同空港は、現在のドバイ国際空港とともに、ドバイのハブとしての立場を強化しようとするもので、将来的には5本の滑走路と最大4棟のターミナルを備え、年間1600万人の旅客の利用を見込みます。 第1段階として、エアバスA380型機が離発着できる滑走路1本と、年間500万人の旅客を受け入れ可能なターミナルビル、年間25万トンの貨物を処理できるカーゴターミナルが完成。 旅客便の受け入れ開始は、2011年3月の夏スケジュールの開始と同時を予定しています。 ドバイ国際空港では2009年に4100万人の旅客を受け入れました、2020年には9800万人、2030年には1億5000万人への拡大を狙います。
■ アメリカン航空、ニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線に就航します
アメリカン航空(AA)は11月、米国/ブラジル間で新たに2路線週11便の運航を開始します。 11月18日にニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線のデイリー運航を開始し、同19日にはマイアミ/ブラジリア線に週4便で就航。 いずれも成田線に接続が可能。 使用機材は、リオデジャネイロ線がボーイングB767-300型機で、座席数はAAウェブサイトによるとビジネスクラス30席、エコノミークラス195席。ブラジリア線がボーイングB757型機で、座席数はビジネスクラス16席、エコノミークラス166席。
【AA 米国/ブラジル間新路線運航スケジュール ニューヨーク(JFK)/リオデジャネイロ線】
AA255便 ニューヨーク(JFK) 09時25分発/リオデジャネイロ 10時40分着※翌日(毎日)
AA256便リオデジャネイロ 23時05分発/ニューヨーク(JFK) 06時15分着※翌日(毎日)
【マイアミ/ブラジリア線】
AA243便 マイアミ 23時10分発/ブラジリア 09時35分着※翌日(水、金、土、日)
AA248便 ブラジリア 11時05分発/マイアミ 15時45分着(月、木、土、日)
■ 「マツモトキヨシ」とANAがマイルの包括提携を開始しました
株式会社マツモトキヨシ)と、全日本空輸株式会社(ANA)は、ANAマイレージクラブ会員(以下AMC会員)への新たなサービスとして、2010年7月1日(木)より全国のマツモトキヨシで商品を購入される際に「ANAマイレージクラブ Edyカード」、「Edy機能付きANAカード」、または、「ケータイ de Edy マイルサービス」登録済みのおサイフケータイのEdyでお支払いいただきましたお客様を対象に、通常の2倍となる200円(税込)につき2マイルが積算される【Edyマイルプラス】サービスと、ANAカード(クレジット機能付き)の決済で100円(税込)につき1マイルが積算される【ANAカードマイルプラス】サービスを、それぞれ開始いたします。
また、2010年の秋ごろには、ANAのマイルからマツキヨポイントへの交換サービス開始を予定する。
詳しくは、http://www.ana.co.jp/pr/ をご覧下さい。
■ スカイマーク、9月から神戸/茨城線運休します
スカイマーク(BC)は9月1日から神戸/茨城線を運休します。 これは自衛隊百里基地の航空祭でダイヤの変更を求められ、定期便の安定運航に支障が出ると判断したためです。 BCによると、同線は4月の搭乗率が78.2%、5月が75.6%と好調で黒字運航となりましたが、定期整備コストなどを含めると黒字に至っていませんでした。 まずは低価格帯の運賃設定で需要を創出し、その後増便し3便以上で運航することで完全な黒字化を目指してたと言います。 BCでは、コスト削減のため、茨城/神戸線では原則的に神戸到着後に神戸/沖縄線、沖縄/羽田線を運航することになり、茨城で遅延した場合には羽田への到着時刻が遅れる可能性も懸念してます。 こうしたことから、運航スケジュールの変更や運航の休止の可能性による乗客への影響を考えると、増便は難しいと判断し、増便を見込んだ黒字化は難しいとして運休を決定しました。 運航再開のめどはたっていませんが、茨城空港と自衛隊間での民間共用スキームが見直されるまで運休するとしています。 詳しくは、http://www.skymark.co.jp/ja/company/press/press100624.html をご覧下さい。
■ バンヤンツリー、サムイ島に新リゾート開業します
バンヤンツリー・ホテルズ&リゾーツは7月1日、サムイ島にタイ国内3軒目の「バンヤンツリー・サムイ」を開業します。 サムイ空港から車で約30分の距離に位置し、78棟のヴィラを備えます。 バンヤンツリー・スパやフィットネスセンター、ヨガ・ルーム、会議室のほか、サムイ島では初というハイドロセラピー施設を設けました。 レストラン3軒、バー2軒も併設。 ヴィラはすべてプール付きで、7つのカテゴリーを用意しました。 このうち最も大きな「サンクチュアリー・プールヴィラ」は、面積が316平方メートルあります。
■ ルフトハンザ、コンゴのポワントノワールに就航します
ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は11月3日から、フランクフルト/ポワントノワール(コンゴ)線に週5便で就航します。 ポワントノワールはコンゴ第一の港湾都市です。 使用機材はボーイングB737-800型機で、座席数はビジネスクラス24席とエコノミークラス84席の計108席。 同路線はガボンの首都リーブルビルを経由、リーブルビルへは現在ガーナのアクラを経由する便を運航していますが、ポワントノワールへの就航以降は直行便となります。 なお、LHは現在、アフリカ西部と中央部への路線網拡大を重視しており、すでに西部には週33便を運航しています。
■ 成田、テレビ電話案内やネット無料利用などサービス向上します
成田国際空港は7月17日の成田スカイアクセス開業にあわせて、空港内のサービスを向上します。 駅到着から搭乗までよりわかりやすくするため、第1第2旅客ターミナルビル鉄道駅の床や壁などに案内表示を新たに追加します。 出発ロビーまでの移動をスムーズにできるよう工夫。 これら鉄道駅階から出発ロビーまでノンストップで往来するエレベーターを設置します。 第1、第2旅客ターミナル内各所では、ボランティアによる案内を開始し、到着した外国人旅客に対し空港内での移動などのサービスを提供します。 大学や国際交流センター、ボランティア団体を通じて募集する予定。 第1旅客ターミナル南ウイングでは、テレビ電話を活用した案内サービスの実証実験を実施します。 ターミナル内に配置したタッチパネル式のディスプレイを通じ、利用者と案内スタッフが双方向で会話できるという便利モノです。 今後とりわけ増加が見込める中国人旅客に対し中国語で案内できるスタッフを増員し配置します。 計3台設置し日本語や英語、中国語に対応。 このほか、第1旅客ターミナルビル内に無線LAN無料エリアを展開。 無線LANに対応できれば無料でインターネットを利用できるようにします。 45ゲート付近や34ゲート奥など5ヶ所を設置予定。6月29日には第2旅客ターミナルビル本館3階に無料インターネット施設、ブロードバンドカフェをオープンする予定です。
無料インターネット施設、ブロードバンドカフェ → http://www.naa.jp/jp/press/2010/0624_297.html
■ 外務省/海外安全情報
スペイン:マドリード地下鉄のストライキに伴う注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C196
キルギス:国内情勢に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C197
ホンジュラス:デング熱の流行
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C198
アフガニスタン:治安情勢
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C195
ケニア:憲法改正案に関する国民投票(注意喚起)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C192
ギリシャ:爆弾テロ事件等に関する注意喚起
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C193
南アフリカ:2010年FIFAサッカーワールドカップ・南アフリカ大会開催に伴う注意喚起(その5)
http://www.pubanzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2010C191
● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。
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