2011年3月31日木曜日

エモック・ニュース 2011/03/29 配信

◆観光庁-旅館やホテルで被災者の受け入れ支援を実施


観光庁は3月25日、旅館やホテルなど宿泊施設で県境を越えた被災者の受け入れ支援を実施すると発表しました。 災害救助法を活用し、関係団体や自治体の協力のもと宿泊施設を確保し、客室を借り上げ一時的な避難場所として被災者に無料で提供します。 また、旅行業者と連携してバスなどの移動手段の手配も実施。 同日の定例会見で、観光庁長官の溝畑宏氏は「安定した居住環境ができるまでの間、安定した避難の場所を確保する必要がある」とし、厚生労働省などの関係省庁と連携し、受入を支援していく姿勢を強調。

受入施設は被災者を受け入れる県や市町村が被災県からの要請を受けて借り上げ、被災者に提供します。客室借り上げ条件は客室定員による利用で、1泊3食付きで1人当たり5000円以内とした。提供期間は仮設住宅など、継続的に居住できる施設が確保できるまでの当分の間とする。被災者の宿泊費や交通費については、宿泊費を受入県が、交通費を被災県が負担し、災害救助法の適応により受入県が負担した費用は被災県に求償されます。 最終的には国が被災県に対し補助金など必要な財政措置を講じる予定。受入施設については、全国旅館組合 連合会(全旅連)が受入可能な施設のリストを作成し、観光庁に提出しています。 受入施設は全旅連組合員以外の旅館やホテルも受け付けます。 観光庁によると、3月 25日現在、秋田県、山形県、群馬県、神奈川県、富山県、愛知県の6県から、公的施設や組合員以外の施設を含む3万778人分の受入施設を確保。 今後は被災県や自治体に対し、取りまとめた受入先リストを提示。今回取りまとめたものを第1報とし、引き続き第2報で情報を提供していく考えです。 被災県は県外の旅館、ホテルなどへの避難が必要と判断した被災者の情報を集約し、観光庁に情報提供しました。 観光庁は避難者リストを全旅連に提供し、受入施設と被災者の基本的なマッチングを実施。 マッチングがととのった場合は、被災県と受入県と旅館組合との間で具体的な受入スケジュールを調整するとともに、被災県と受入

県の間の避難受入について必要な調整を実施していきます。



◆ルフトハンザ、成田発着便の運航再開、ソウル経由は継続

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)は3月25日、成田発着便の運航を再開します。 LHは、3月15日から成田発着便を関空と中部発着に振り替えて運航していました。 25日以降もソウルでの途中降機は継続する。 また、フランクフルト線は、通常はエアバスA380型機を投入しているが当面の間エアバスA340-600型機を使用する予定だ。 なお、関空、中部発着の2路線については通常通り運航を続ける。





◆インドネシア、日本からの渡航者に対する「放射線検査」開始

2011年3月22日より、バリ島の「ングラライ空港」及びジャカルタの「スカルノハッタ国際空港」において日本からの渡航者とその荷物を対象に放射線検査が開始されました。 放射性物資の付着を調べるため一人一人、頭部から足元まで検査器を当てて検査が行われています。 基準値以上の数値が確認された場合は、その後、病院へ搬送される場合もあります。 この検査が追加されたことで、インドネシアへの入国手続きは、通常より時間がかかっております。 インドネシアへのご旅行をご予定の方は、ご注意下さい。

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社、日本海外ツアーオペレーター協会





◆アメリカ、「ヨセミテ国立公園」大雪のため園内道路閉鎖

カリフォルニア州の中央部に位置する「ヨセミテ国立公園」では、大雪のため2011年3月21日(月)より公園内の全ての道路が閉鎖されております。 現地時間昨日 3月23日(水)現在、再開の日時は未定。ご旅行をご予定の方は、ご注意下さい。

情報提供:ガリバーズ・トラベル・アソシエイツ(gta)、日本海外ツアーオペレーター協会





◆イタリア・リグーリア州、「チンクエテッレカード」販売中止

イタリア北西部、リグーリア海岸沿いの世界遺産である5つの村「チンクエテッレ」(Cinque Terre)の観光に便利な「チンクエテッレカード」の販売が中止となりました。 2011年4月以降、新しいカードが発行される予定ですが、新カードが発行されるまでの間、旧カードの利用も停止されています。ご旅行をご予定の方は、ご注意下さい。

※チンクエテッレカード・・・指定区間の列車やバスが乗り放題となる乗車券。 ハイキングコースや愛の小道等の入場料も含まれています。

情報提供:ガリバーズ・トラベル・アソシエイツ(gta)、日本海外ツアーオペレーター協会



◆マカオ航空、成田線を一時運休します

マカオ航空(NX)は成田/マカオ線を、4月1日から25日まで一時的に運休すると発表しました。 東北地方太平洋沖地震の影響によるもの。 NXの成田線は火、木、日曜日発の週3便で運航。 4月26日から運航を再開します。 一方、週5便で運航する関空線は、通常通り運航。 購入済みの成田発着便の航空券については、関空発着便への事前変更に対応するほか払い戻しの場合は手数料無料で対応します。



◆エア・カナダ、通常運航へ

エア・カナダ(AC)は3月23日から、成田/カナダ路線を通常運航します。 成田/バンクーバー線は3月23日成田到着便から通常通りに運航。 成田/トロント線は3月24日成田到着便から通常運航となり、23日成田到着のAC001便は関空を経由、成田に18時00分に到着します。 これにより、23日成田出発のAC002便は通常スケジュールより約2時間遅れの19時30分発となり、トロントには18時30分に到着。ただし、関空には経由せずノンストップで運航します。 なお、3月22日の成田/カナダ路線は、引き続き関空経由で運航。 乗継便がある旅客については、成田空港のチェックインカウンターで新しい便を案内しています。



◆デルタ航空、成田、関空、中部発着フライトを通常通りに運航、羽田線は運休

デルタ航空(DL)は3月22日現在、成田、関空、中部発着のフライトについて、スケジュール通りに運航しています。 DLは旅客と従業員の安全運航を最優先においており、そのため現在、専門家からの情報収集や体制整備により、健康被害のリスクなく安全運航を実施しているとしています。そのためDLでは現在、日本とアメリカ両国の政府および規制機関からの最新情報や原子力や医療専門家からの助言の取得に努め、DLの運航管理センターに気象動向の監視や日本における風向きを注視する30名以上の気象学者チーム体制を整備。 このうえで、専門的な訓練を受けた乗務員が日本政府の定めた飛行禁止区域に従った安全な航路を選択しています。 これにより、成田、関空、中部発着のフライトは通常通りのスケジュールとなりましたが、羽田発着のデトロイト線、および ロサンゼルス線は3月23日から一時運休とします。 なお、DLでは日本での運航環境は流動的であり、今後の利用者にフライトの発着状況をDLのホームページで確認するよう、呼びかけています。 フライト最新情報を提供する「デルタメッセンジャーサービス」も実施しています。



◆ガルーダ・インドネシア航空、被災者救援活動を支援、日本路線は通常通りの運航

ガルーダ・インドネシア航空(GA)は、東北地方太平洋沖地震の被災者救援の支援活動に取り組んでいます。3月22日現在、GAは日本/インドネシア間を通常通り運航、インドネシア政府からの緊急物資の無償輸送に協力。 3月17日にはGA884便で毛布1万枚と、計5トンのミネラルウォーターを輸送しました。 また在日インドネシア大使館と協力し、帰国を希望する在日インドネシア人への航空券手配も支援しており、3月21日までに宮城県、福島県、岩手県在住の163人のインドネシア人が帰国。 GAでは今後も被災者救援の支援活動を実施していく意向です。





◆ニューヨーク市観光局、日本市場復興を支援してます

ニューヨーク市観光局は3月21日、公式サイト内に東北地方太平洋沖地震の復興支援ページを立ち上げました。 サイト内では、ニューヨーク市長基金や赤十字などの義援金サイトの案内のほか、市内各地での復興チャリティイベントを紹介し、ニューヨーク市全体で日本の復興を支援していきます。 チャリティイベントの例としては、3月27日にオノ・ヨーコさんらが出演するコンサートや、4月9日の坂本龍一さんらが出演する

コンサートなどが予定されています。 

▽ニューヨーク市観光局 日本復興支援ページ http://www.nycgo.com/?event=view.article&id=254204



◆成田空港、平常通りの運営をアピール、地震関連情報をホームページで提供してます

成田国際空港(NAA)は3月23日、東北地方太平洋沖地震発生後の現況を発表し、ターミナル施設や運航支援施設、燃料供給体制など、ほぼすべての施設が平常通り機能していることをアピール。 すでにNAA公式ウェブサイトでは地震関連情報としてターミナル施設やフライト、アクセス、航空機燃油施設などの情報のほか、福島第一原子力発電所事故の影響などについて掲載。 特に原発事故の影響については、午前10時と午後5時の1日2回の更新をしています。  これは、千葉県市原市と茨城県鉾田市、東海村の放射線量データを千葉県ホームページや茨城県環境放射線監視センターのホームページの情報をもとに案内するもの。 「NAAは同施設から約200キロ離れており、千葉県や空港北側の茨城県が公表する放射線測定結果をみると、現在まで健康に影響を与えるレベルではないということ」としています。 また航空機燃料については基準通り7日分以上を備蓄しており、通常の運航に支障となる被害はないと説明。 また空港機能を維持するための航空機運航支援車両や緊急車両などの燃料も確保しており、安全で円滑な運用が継続されているとしています。 一方、電力供給のひっ迫を受け、節電対策を実施。空港内では3月14日から、一部のエレベーターの運転休止や、館内照明の一部消灯などを実施しています。 計画停電は現在まで、空港内では実施されていませんが、今後発生した場合も航空管制施設や滑走路の照明施設、無線施設などの空港機能の最低限必要な設備については、非常用電源から供給され、運航に支障のない体制を整えています。 なお、ウェブサイトでの地震関連情報の提供は現在、日本語版と英語版の2言語対応ですが、中国版と韓国版の掲載準備も進めている。

▽成田空港ホームページ http://www.narita-airport.jp/jp/



◆マリンダイビングフェア、7月8日から10日に開催延期

マリンダイビングフェア事務局は、4月1日から3日に開催を予定していた「マリンダイビングフェア2011」の延期を決めました。 東北地方太平洋沖地震の影響を考慮。 延期日は7月8日から10日の3日間。当初予定と同じサンシャインシティのB・Cホールで開催します。 同事務局によると、来場者とともに義援金などによる復興支援を実施することで計画通り開催する案もあったものの、3日間で5万人を超える来場者が見込まれることから、来場者や出展者の安全を優先して延期を決めたと説明してます。



◆スイス、4月09~10日「ユングフラウ鉄道」一部区間の座席予約不可

2011年4月09日(土)~10日(日)の2日間、スイス、ユングフラウヨッホへの鉄道の乗り換え駅であるクライネ・シャイデックにて野外コンサート「SnopenAir」が開催されます。 これに伴い、ユングフラウ鉄道

の下記区間は、両日とも座席の予約は出来なくなります。



■ 予約不可区間 (4/09~10)

       ラウターブルネン~クライネシャイデック間

       グリンデルワルド・グルンド~クライネシャイデック間

同時期にご旅行をご予定の方は、ご注意ください。

情報提供:ガリバーズ・トラベル・アソシエイツ(gta)、日本海外ツアーオペレーター協会



◆ニュージーランド、ラグビーW杯2011、クライストチャーチでの開催断念

本年2011年9~10月、ニュージーランドにて開催される「ラグビー・ワールドカップ2011」(RWC2011)の実行委員会によりますと、先月発生したクライストチャーチ大震災の影響により、同地で開催予定であった試合は他の開催地に振り分けが行われます。 尚、現在のところ、開催予定地は未定です。以上、ご旅行をご予定の方は、ご注意下さい。

※「ラグビー・ワールドカップ 2011」公式サイト http://www.rugbyworldcup.com/

情報提供:株式会社ユー・ティ・アイ・ジャパン、日本海外ツアーオペレーター協会



◆被災者受け入れ 災害救助法の適用は限定的

災害救助法に基づく被災者の宿泊受け入れについて、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)が、自主避難者は対象に含まれないと都道府県旅館組合に対し注意を促しています。 同法に基づく被災者受け入れについては、「避難所生活をしている高齢者・障害者等の要援助被災者」を1泊3食5千円で受け入れ、費用は国と避難者の出身県が公費で負担する取り決めになっています。 全旅連では、災害救助法に基づく被災者の受け入れ対象についての情報が混乱しているとして、23日午後、改めて各都道府県事務局に対し文書で周知を図っています。 文書では、被災者の受け入れ手順についても説明。 被災地ごとに希望をとりまとめた上で観光庁が調整役となり受入側の旅館組合に受け入れを要請するとしています。震災後、被災地周辺の旅館ホテルや、隣県の旅館ホテルでは自主的な被災者受け入れが続いています。1泊1千円といったボランティア的な対応もあり、全旅連では、長期化すれば被災者だけでなく同様に被災者でもある旅館ホテルの対応も難しくなるとして、震災直後から法律に基づいた枠組みづくりを国に求めてましたが、すべての避難民を対象にする要望は受け入れられませんでした。

情報提供:トラベルニュース社



◆300超の着地型プランで地域体感 長野県飯山市

飯山市では4年後の北陸新幹線・飯山駅開業を見据えて「日本のふるさと体感の旅づくり」を推進してます。「飯山旅々。」はその一環として、立ち上げ時から市内をフィールドとする農作物の収穫体験や千曲川のカヌー体験、地元案内人とめぐるまち歩きなど311のプランを設定しました。 プランを直接申し込める専用サイトを立ち上げたほか、着地型旅行商品を一覧に掲載したパンフレットを5万部作成。 今後は小布施や妙高志賀高原など北信州エリア全体の着地型旅行も手掛けていく予定です。

情報提供:トラベルニュース社





◆ツアーランドが京都“魔界”ツアー 今後定番化へ

ツアーランドが3月12日、京都市内の"魔界"スポットをめぐるツアーを実施しました。 観光庁のニューツーリズム・モニターツアーとして行われ、約30人が一風変わった古都めぐりを楽しみました。 ツアーは江戸時代の京都で妖怪を退治する漫画「暗闇同心鍔鳴剣屍郎(つばなりけんしろう)」がベース。 タイムボカン・シリーズなどを手掛けた作者の九里一平さん、剣屍郎に扮した役者も同行。 冥界へ通じるという井戸が残る六道珍皇寺や、閻魔さんを祀る千本ゑんま堂などを巡り、参加者の1人は「雅なイメージとは違う京都観光ができ楽しかった」と話していました。

同社では今後、京の魔界巡りを定番化。 一条戻り橋などに立ち寄り、参加費2千円程度で設定する予定。

情報提供:トラベルニュース社



◆じゃらんnet、「被災地支援プラン」を開始-被災者の一時避難、住居支援

リクルートが運営する国内総合宿泊予約サイト「じゃらんnet」は3月18日から、「被災地支援プラン」の提供を開始しました。 東北地方太平洋沖地震の被災者の一時避難、住居・支援を目的にしたもので、全国の宿泊施設の協力を得て実現したものです。 同プランは4月30日までの販売で、宿泊対象期間は6月30日まで。 地震の被災者や福島原発周辺からの避難者のほか、救援活動の従事者を宿泊対象者としています。

特集ページでは、1円から3000円以下の宿泊優先プランを掲載。 また、全国の宿泊施設へ同プラン造成の協力を呼びかけています。 趣旨に賛同した施設がシステム利用料無料で参加できる仕組みとしており3月17日18時現在で、82施設、112プランが掲載されています。



◆ブリティッシュ・エアウェイズ、日本発着便を仁川経由になります

ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)は、 3月22日から3月26日発までにロンドンを出発、3月23日発以降3月27日までに日本を出発する日本路線について、全便を仁川経由とします。 給油と乗務員を交代するのが理由。 同期間までは香港で途中降機としていましたが、それを仁川経由としたもの。 BA007便とB008便は羽田発着便を成田便として運航しているため、BA007便は3月22日、23日、BA008便は3月23日、24日の運航はありません。 該当期間のスケジュールは以下の通り。



▽BA、日本路線運航スケジュール

・ロンドン発(3月22日~3月26日)

BA005便 ロンドン10時05分発/ソウル(仁川)06時00分着(翌日)/07時00分発/成田09時10分着

BA007便 ロンドン08時05分発/香港04時05分着(翌日)/05時05分発/成田07時15分着※

 (※BA007便は通常スケジュール通り、3月22日と23日は運航なし)



・日本発(3月18日~3月22日)

BA006便 成田11時10分発/ソウル(仁川)13時50分着/14時50分発/ロンドン18時05分着

BA008便 成田09時15分発/ソウル(仁川)11時55分着/12時55分発/ロンドン16時05分着※

 (※BA008便は通常スケジュール通り、3月23日、24日は運航なし)





◆アリタリア航空、成田、関空発着航空券の変更手数料無料

アリタリア-イタリア航空(AZ)は、3月11日までの発券で、3月11日から3月31日までの成田、関空発着便の予約済み航空券について、航空券の有効期限内での変更、もしくは5月31日までに旅行を完了する旅程への変更を手数料なしで実施します。 ただし、4月23日から5月10日までの運航便への変更は除外します。 航空券は同じ予約クラス内での変更は無料だが、空席がなく他の予約クラスに変更する場合は運賃の差額を徴収します。 クラスの変更で減額となる場合は、差額の返金はしません。また、3月11日から3月24日の成田、関空発着便を含む航空券については、未使用の場合は手数料無料で全額払い戻しを実施。 一部区間利用済みの航空券については、未使用区間の運賃、航空税、燃油サーチャージについて、手数料無料で払い戻しをします。 3月25日から3月31日の成田、関空発着便を含む航空券については、運航中止の場合、または新しいスケジュールから5時間以上出発が遅れた場合、手数料無料で払い戻しを実施します。





◆アエロメヒコ航空、航空券の払い戻しと変更、無料で受け付け開始

アエロメヒコ航空(AM)は3月31日まで、3月12日までにAMプレート(139)で発券済みのAM航空券について、払い戻しと旅程変更を無料で受け付けを開始します。 払い戻しは未使用、一部仕様ともに対象。旅程変更は、日付と経路の変更手数料を免除しますが、オリジナルのクラスが取れない場合、あるいは運賃に差額が発生する場合は旅客から徴収いたします。





◆飛行機内の携帯電話使用など緩和

国土交通省は4月1日から、航空機内での携帯電話など電子機器使用に関する規制を緩和します。従来は搭乗から降機まで、機内にいる間は常時使用を禁止していましたが、4月1日以降は航空機の停止中で乗降口が空いている間については使用を可能とします。

従来、航空法施行規則第164条15第4号に基づく「航空機の運航の安全に支障を及ぼす恐れのある電子機器等を定める告示」により、作動を禁止する電子機 器の種類とその時間帯を規定していました。このうち携帯電話については、電子航法研究所の調査で地上停止中の使用については航空機の運航の安全に支障がないと確認できたことから、作動禁止時間帯を短縮し、3月18日に当該告示を改正。これをうけて、日本航空(JL)と全日空(NH)は4月1日から機内での電子機器の使用条件を緩和します。ウェブサイト上で変更点を案内するほか、空港にポスターを掲示するなど、変更の周知徹底をはかります。



◆通訳案内士団体、ボランティア活動で協力、被災地へ通訳案内士を派遣

全国の通訳案内士団体15団体は3月16日、東北地方太平洋沖地震に関し、通訳案内士によるボランティア活動の協力体制を構築しました。 同「全国通訳案内士団体『東北地方太平洋沖地震』対策チーム」に参画するのは以下のとおりで、人数は3248名にのぼります。 ボランティア活動については、(1)海外から派遣された救助隊や医療従事者の通訳業務、(2)全国の空港や観光案内、 メディアセンターなどでの被災地情報提供のための通訳業務等を念頭に、国や地方の自治体の要請に基づき活動していきます。

現在、各団体の構成員のなかからボランティアを募集しています。



▽全国通訳案内士団体『東北地方太平洋沖地震』対策チーム 参加15団体

JFG(協同組合全日本通訳案内士連盟)

JGA (社団法人日本観光通訳協会)

GICCS(NPO 通訳ガイド&コミュニケーション・スキル研究会)

IJCEE(NPO 日本文化体験交流塾)

CGO(中国語通訳案内士会)

KIGA(一般社団法人関西通訳・ガイド協会)

KGO(全日本韓国語通訳案内士会)

TOTAK(栃木県通訳案内士協会)

FYGIA(富士の国やまなし通訳案内士会)

JCC(日本文化と歴史探訪会)

JAIG(日本通訳案内士研鑽会)

HIGA (ひろしま通訳・ガイド協会)

NPO九州通訳・ガイド協会

OIGA(沖縄通訳案内士会)

JGC(NPO 日本通訳案内士連合)



◆仙台空港、周辺地域の排水対策開始

東北地方太平洋沖地震の影響で閉鎖中の仙台空港について、空港利用再開にむけた排水対策が進行中です。 国土交通省河川局河川計画課によると、地震の影響で仙台空港や周辺の低平地の広範囲が浸水しており、住宅地に加え仙台空港アクセス線、下水処理施設等が浸水による被害を受けました。

国土交通省は浸水対策として、排水路などの障害物の除去による自然排水の促進のほか、同省が全国に配備している排水ポンプ車約20台を集め、名取川河口から阿武隈川河口の浸水区域において3月20日から本格的に排水活動を開始。 排水ポンプ車による活動は燃料の調達状況によりますが1週間程度をめどとし、それ以降は状況を見ながら対応していく考えです。









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      外務省提供 渡航情報 Latest News Digests

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◆ミャンマー / 東部 シャン州山間部で発生した地震の影響について

 http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19506



◆イスラエル エルサレム / 爆発事件発生後の状況について (マラソン大会、予定通り開催)

 http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19499



◆インドネシア / 日本からの渡航者に対する「放射線検査」開始

 http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19498



◆シリアに対する渡航情報(危険情報)の発出(03/23)

 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2011T060



◆東ティモールに対する渡航情報(危険情報)の発出(03/22)

 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2011T059



◆シリア:デモ・集会に関する注意喚起(03/20)

 http://www.anzen.mofa.go.jp/info/info.asp?num=2011C099





● 外務省 海外安全ホームページ http://www.pubanzen.mofa.go.jp/ でご確認ください。





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      海外渡航先速報 Latest News Digests

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◆東アジア、東南アジア / 日本からの渡航者に対する各空港での「放射線検査」

  の状況について

 http://www.otoa.com/news_detail.php?id=19484





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     厚生労働省検疫所(FORTH) 最新情報 Latest News Digests

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◆カメルーンでコレラの流行が続いています

 http://www.forth.go.jp/01_topics/fragment1.html



◆アメリカ地域でのデング熱流行について 更新情報

 http://www.forth.go.jp/01_topics/fragment1.html